玉川周辺の野鳥 3



セグロセキレイ ヒヨドリ モズ カワガラス

体長は雄が約21cmくらい、
頭から肩、背にかけてが濃い黒色で、腹部が白色で胸部は黒色。日本固有の白と黒のコントランスがハッキリとしたセキレイ類。ツツチィーチィー、ジョイジョイ」などと綺麗な鳴声でさえずる。

科目:スズメ目
科名:セキレイ科
渡り区分:留鳥

体長は約28cmくらい。
頭部は青味を帯びた灰色で、頭頂から後頭にかけて羽が毛羽立ち冠羽になっている。耳羽は赤褐色。背から腰は濃い灰褐色で、翼と長い尾は褐色。胸から下は濃い灰色で白い小斑があり、下腹は白っぽくなる。脇は橙褐色味を帯びる。飛ぶときは「ピィー、ピィー」と大きな鳴きながら波状に飛ぶ。

科目:スズメ目
科名:ヒヨドリ科
渡り区分:留鳥

体長は約20cmくらい。
雄は頭上が茶褐色で、後頸から腰は灰色で、淡い褐色の眉斑がある。胸から下は褐色。オスは過眼線が黒く、初列風切の基部に白斑がある。
雌は過眼線が茶色で、風切の白斑はあっても小さい。また、腹部に黒褐色の波模様がある。長い尾を円を描くように回す特徴がある、嘴の鋭い小型の猛禽。

科目:スズメ目
科名:モズ科
渡り区分:留鳥

体長は約22cmくらい。
全体が暗茶褐色。体はずんぐりとしており、尾は短い。また良く尾をあげた姿勢をとる。嘴は黒く、足は濃い鉛色。虹彩は褐色味がある。食性は動物食。水にもぐって水生昆虫や甲殻類、小魚を捕食する。水中では、水底を這うように歩き回って川底の餌を探す。

科目:スズメ目
科名:カワガラス科
渡り区分:留鳥

ミソサザイ ルリビタキ ジョウビタキ シロハラ

体長は約10.5cmくらい。
全身が茶褐色で、眉斑は細く、淡褐色。背から尾までは、黒褐色の横斑がある。尾は短い。嘴と足は褐色味を帯びた肉色。
岩や倒木の隙間をすばしっこく移動し、昆虫やクモ等を探して餌にする。さえずりは「ビーチィピルルル」等と大きな声で複雑に鳴く。

科目:スズメ目
科名:ミソサザイ科
渡り区分:留鳥

体長は約14cmくらい。
青色と脇の橙色のコントラストが綺麗な小型のツグミ類。雄は頭部から尾までの上面は青色で、白い眉斑がある。喉からの下は白く、脇は橙色。雌は頭部からの背はオリーブ褐色で、尾は青色。雄のように眉斑はないが、アイリングは白い。さえずりは「チッチーチチロィー」等明るい調子で鳴く。

科目:スズメ目
科名:ツグミ科
渡り区分:冬鳥

体長は約14cmくらい。
翼に白斑があり、「紋付」と呼ばれる小型のツグミ類。
雄は額から後頸までが灰白色で、顔から喉は黒い。背と翼は黒く、次列風切基部に大きな白斑がある。腰は赤橙色。尾は中央1対のみが黒く、他は赤橙色。胸からの下面は赤橙色。嘴と足は黒い。

科目:スズメ目
科名:ツグミ科
渡り区分:冬鳥

体長は約25cmくらい。
薮の中など暗いところを好むツグミ類。雄の頭部は灰褐色で、体上面はオリーブ褐色、胸から腹は淡い褐色。細いが明瞭な黄色いアイリングがある。雌は頭部の灰色味が薄く、喉は淡白色で褐色の縦斑があり、不明瞭な眉斑があるものもいる。

科目:スズメ目
科名:ツグミ科
渡り区分:冬鳥

ツグミ ヤブサメ ウグイス キビタキ

体長は約24cmくらい。
頭頂から背、肩羽、尾は黒褐色。翼は栗茶色で、風切羽は黒褐色。眉斑と喉、頬はクリーム白色で、眼先と耳羽は黒褐色。胸から脇は白地に黒褐色の鱗模様があり、腹からしたは白い。嘴は黒く、下嘴基部は黄色。足は赤黒い。畑、水田、河原、芝生などの開けた場所によく見られます。

科目:スズメ目
科名:ツグミ科
渡り区分:冬鳥

体長は約10.5cmくらい。
藪で「シシシシシ…」と虫のような声で終わりにつれ強く囀る。尾の短い小さな鳥。頭部から翼、尾までの上面は茶褐色で、尾は短い。淡色で明瞭な眉斑と、その上の細く黒い頭側線、黒褐色の過眼線がある。喉から下は汚白色で、胸、脇、腹は淡褐色味を帯びる。


科目:スズメ目
科名:ウグイス科
渡り区分:夏鳥

体長は約14〜15.5cmくらい。
地から山地の林によく見られる。鳴き声は『ホー、ホケキョ』と春につぶやくようにさえずっている。頭部から背、翼、尾が灰色味のあるある暗緑黄色。眉斑は汚白色で、淡い黒褐色の眉斑がある。顔、喉からしたは汚白色で、脇が淡褐色味を帯びる。嘴は細く褐色で、足は茶褐色。尾はやや長い。
日本三鳴鳥のひとつ。

科目:スズメ目
科名:ウグイス科
渡り区分:留鳥

体長は約13.5cmくらい。
広葉樹林で美しくさえずる、黒い体に黄色い胸が綺麗なヒタキ類。雄の上面は黒色,眉斑は黄色、のどは橙色でお腹は黄色。
さえずりは「ピッコロロ、ピョイチィーツクツク」等変化に富む美しい声で鳴く。

科目:スズメ目
科名:ヒタキ科
渡り区分:夏鳥

オオルリ サメビタキ エゾビタキ コサメビタキ

体長は約17cmくらい。
高い梢の上で綺麗な声でさえずる、ルリ色の綺麗な鳥。
雄は、頭からの上面が光沢のある青色。腹から下尾筒は白い。雌は頭部からの上面がオリーブ褐色で、尾羽は赤褐色味を帯びる。胸脇もオリーブ褐色で、腹からの下面は褐色味を帯びた白。日本三鳴鳥のひとつ。

科目:スズメ目
科名:ヒタキ科
渡り区分:夏鳥

体長は約13.5cmくらい。
顔、頭部から尾までの上面は暗灰褐色。汚白色のアイリングがあり、輪郭は明瞭。眼先は白くない。翼は黒褐色で、尾は黒みの強い暗灰褐色。樹幹部の枯れ枝に止まり、アブやハエなどの昆虫をフライングチャッチする。地鳴きは「ツイー」。

科目:スズメ目
科名:ヒタキ科
渡り区分:旅鳥

体長は約15cmくらい。
胸に黒い縦斑が目立つサメビタキ類。
頭部から尾までの上面は灰褐色。白いアイリングがあり、目先は淡い。梢や枯れ枝のの先に止まり、虫をフライングチャッチする。ミズキなどの実も食べる。地鳴きは「ツイー」や「ジッ、ジッ」。

科目:スズメ目
科名:ヒタキ科
渡り区分:旅鳥

体長は約13cmくらい。
空中で虫をフライングキャッチする、白いアイリングのある灰褐色の鳥。顔、頭部から尾までの上面は灰褐色。アイリングは白く太いが、輪郭は不明瞭。眼先は白い。翼は黒褐色で、尾は暗い灰褐色。囀りは「ツィーチリチョピリリ」など複雑に鳴く。地鳴きは「ツイツイ」。
サメビタキ類では一番小さく、胸が一番白く、翼も短い。

科目:スズメ目
科名:ヒタキ科
渡り区分:夏鳥

サンコウチョウ エナガ ヤマガラ シジュウカラ

雄44.5cm、雌17.5cmくらい。頭部、胸、脇は紫黒色で腹は白色背中は紫黒褐色、雌の背中は茶褐色、目の周囲がコバルトブルー。雄はとても長い尾羽。夏鳥として本州以南の低地や山地に渡来し、茂った林にすみ、枝移りしながら昆虫を捕える。ギッギッと鳴きチーチホイホイホイと囀る。「月、日、星」と聞きなし、三つの光の鳥としたのが名前の由来。

科目:スズメ目
科名:カササギヒタキ科
渡り区分:夏鳥

体長は約14cmくらい。
額から頭頂は白く、黒い眉斑が背まで伸びていて、背の両側に赤紫の斑がある。肩羽、翼、尾は黒く、次列・三列風切外縁と外側尾羽の外縁は白い。繁殖期以外は10羽前後の群で行動し、カラ類、メジロ、コゲラなどと混群を作り、林の中を枝から枝へ移っていく。林から出ることは少ない。

科目:スズメ目
科名:エナガ科
渡り区分:留鳥

体長はおよそ14cmくらい。
頭頂の中央から後頸にかけて淡黄色の縦線がある。背は橙褐色で、肩羽、雨覆、三列風切は暗い青灰色。初列、次列風切、尾は黒褐色で羽縁は青灰色。額から頬は黄白色で腮から胸は黒く、側胸から下面は橙褐色。平地から山地の林にすむ。頭とのどは黒く腹は黄褐色。
足を使ってかたい木の実などをはさんで叩き、割って食べる。

科目:スズメ目
科名:シジュウカラ科
渡り区分:留鳥

体長はおよそ15cmくらい。
白い腹にネクタイのように黒い模様があるカラ類。
平地から山地の林、公園にも見られます。
灰色っぽく見え、ほほが白く、のどから腹にかけて黒い筋(帯)があります。
秋から冬にかけては『ツピッジュクジュク…』と鳴きながら枝移りしています。

科目:スズメ目
科名:シジュウカラ科
渡り区分:留鳥

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