別名、虫おくりとか土用祈祷とも言われ、七月の土用の日(七月二十日頃)、寺に集まり念仏をお唱えして、大切な稲につく虫を村境の「さやの神」まで送っていきます。 稲につく虫とは、この世に恨みを残して死んだ人々の魂が稲に宿って害を加えるということで、疫病悪霊などを村境まで追いやって、お札を立て法要をする。
この行事は、子どもが行っていて、供養のあと子どもたちに桃や菓子が振舞われます。