11月亥の日 亥の子さん(ごうりんさん)



ごうりんさん

旧暦の10月の最初の亥の日にごうりんさん(いのこいし)をつく。 昔、イノシシやもぐらが田畑を荒らして困っていたことから、石で土をついて固めたことが最初だといわれている。
ごうりんさんは、田の神、男子の神としてまつられており、その年の男の子が生まれた家がお宿となって子供たちが 集まり、豊作と子孫繁栄をお願いする行事です。

亥の子石

写真は11月10日(土曜日)の高野での亥の子の様子です。 去年のお宿が、ごうりんさんを預かっているので、そこに集合します。 そして1軒づつ、ついてまわります。(約60軒) 本来は、子供の生まれた家が今年のお宿になりますが、今年は子供の生まれた家がないので、子供たちは最後は集会所に 集まりお菓子などの接待を受けます。 12月8日に2回目をついてまわり、9日には1軒づつに配りものをして回ります。 今も昔も子供たちにとってはたのしい行事です。