土用に入ると豊作祈願と住民の健康祈願も合わせ土用祈祷が行われます。
神主さんのご祈祷が始まると、地域の子供も大人も頭を下げて神妙な面持ちです。
ご祈祷が終わると世話人さんたちの心尽くしのオニギリやお漬物が振る舞われます。
皆さんがくつろいでいる間に中学生男子による虫送りも行われます。 以前は松明に火をともし、田んぼのあぜ道を害虫退治しながら歩いたそうです。 今は、松明はなくなりましたが、鐘を担ぎ鳴らしながら地域のあぜ道を 音頭をとりながら回ります。
総代さんは、このような行事をなるべく子供たちに体験させ、 大人になった時に、又その子供たちに引き継いで欲しいと語っていました。