8月14〜19日 まんど



小鴨部『まんど』開催

小鴨部地区まんど

子供組保存会の方達に見守られて点火

小鴨部地区において、子供組による『まんど』を8月14日のお盆の迎え火に併せて行っている。

小鴨部地区まんど

この日は小学校4年生以上中学2年生までの子供組9人と保護者、自治会と令和2年度から発足した子供組保存会のメンバー合計23人で行った。小鴨部の『まんど』は、高台にある通称『まんど山』から、ふもとにある民家を『まんど』のともし火で照らし、先祖の霊が各家庭に帰れるようにするためと言われている。悪天候やコロナ禍でも途切れることなく130年以上開催している。

小鴨部地区まんど

子供組9人(小学校4年生〜中学2年生)

夕方薄暗くなって中学2年生の越智大将の挨拶で始まり、鐘をたたきながら竹トーチ9本と麦わらサイト8本の明かりを灯し、最後には、各家庭で立てた七夕をはやして終了した。



高野『まんど』開催

いぼ地蔵とまんど

お盆にはそれぞれの家庭で仏様を供養するためのお祭りをするが、仏様を暗い道で無事に送り迎えするために決められた場所でわらや竹などを燃やす行事である。

鬼原方面のお地蔵さんに向かう

8月13日の夜に迎えまんどをし、8月15日の夜には送りまんどをする。地区によっては日時や方法が異なることところもある。

送り火と花火

ちなみに高野地区では8月の第3日曜日にわらを束ねて作ったサイトに火をともし、いぼ地蔵のところから鬼原方面に行くとある。お地蔵さんのところでそのサイトを燃やします。
それが終わるとこどもたちが花火をします。