12月 しめ飾り、餅つき 正月準備 



すす払い

家の内外の大掃除は、新しい年を迎えるため、12月の末に、竹笹やほうきで一年のほこりを払う。お正月のもちつき前に済ませておく。

おしめ飾り

お正月前のよい日を選んで、今年採れた新しい藁(わら)でおしめを編みます。編めたおしめに、山草とダイダイをつけて、神様・家の入り口・台所・お風呂・便所に飾ります。山草は裏白といって、心の潔白を表すと言われています。この家が代々栄えますようにと願いを込めて飾ります。河原に持って行って焼く(とんどさんの行事である正月15日まで飾る。

餅つき

餅つき
餅つき

旧暦の12月28日について正月を迎える家が多かったのですが、最近では暮れの大安日にもつくようです。
来る年の家内安全にと一年中1月から12月までの神様、よろずの神様にと12重ねの子餅や豊作祈願を願って2段重ねた大きな餅を供えます。
杵は主人が持ち、臼で捏ねるのは妻が担当して、二人が息を合わせてぺッタンペッタンと搗いていましたが、近頃では、電化製品の普及で餅つき機で搗く家庭が殆どとなった。
電気餅つき器化で搗く行程 
①前日にもち米を水につけておく、
②蒸篭で蒸す
③餅つき器に移して10分ほどで搗ける
④神様に供える神棚用、地祝い用よろずの神用と丸める。