9月1日 たのもさん



お飾り

秋の豊作を願って作ります。もち米を洗って乾かして挽いた粉を蒸して捏ねて、やわらかくなったら、赤黄緑黒白色に着色して丸めておきます。それを使って、いろいろな格好の人形を作ります。台紙の中央には、団子に竹笹シベやシュウロを立てて花を飾り、それを人形で輪を描くように囲みます。

たのもさん

まるで人形が豊作を祈って踊っているようです。近年では、人形の他に動物や果物なども作って飾っています。八朔は八月一日のことです 九月一日まで神様にお供えして、二日に神様からおろして焼いて食べていましたが、現在は食べる家はいません。