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12月2013

2013年お世話になりました

2013年、皆さまどんな1年でしたでしょうか?
玉川サイコーもいろいろな活動をしてまいりました。
沢山の方々にご協力、ご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。
来るべき2014年が皆様方にとりまして、よき年になりますようお祈り申し上げます。

玉川でも、お正月を迎える準備が各処ですすんでおりますよ。

こちらは、龍岡中村 妙見さん。

こちらは、奈良原神社。
よいお年をお迎えください。

玉川湖畔の里餅つき大会

12月28日(土曜日)玉川町龍岡の玉川湖畔の里で恒例の餅つきと即売会が行われました。

おりしも昨夜からの雪が、奈良原山からすぐ近くの山まで白く積り冷たい風が吹いています。

そんな中薪を焚いて蒸し上がったもち米が、次々と臼でつきあがります。

テントの下では市内南校のボート部の生徒さん達が機械から出てくるお餅を上手に丸めて並べています。

ダム湖でいつもボートの練習をしてお世話になっているからと、毎年お餅つきのお手伝いに参加してくれます。

寒風吹きすさんでも、彼女たちの明るい笑顔とはじける声にお客さんもつい笑顔になります。

今日1日で100臼以上のお餅がつき上がりますが、鏡餅は予約ですでに売り切れ、押し餅、餡餅も作るそばから売れていき2時の閉店までに殆どが売れました。

お餅のほかにも、しめ飾りやお正月用の野菜、龍岡米も沢山並び、多くの人がお気に入りのものを求めていました。

この寒波で水が峠はスタッドレスタイヤが必要になっています。

年末年始松山方面にお出かけの時は、充分ご注意ください。

なお、玉川湖畔の里は、28 日をもってお正月休みになります。新年は1月4日より営業しますので宜しくお願いします。

 

奈良原山下見

12月22日(日曜日)奈良原山登山をしました。

今治市の旧5町村(越智郡陸地部)の合同事業「がんばる地域活性化協議会」の計画の一つ<山に登ろう>の為の下見です。

NPO会員2人と支所の職員1人の3名で、5つの登山ルートの1つ龍岡木地から登りました。

木もれ日の橋を渡ってすぐに登山道に入ります。

急な上りが続きますがしっかり整備されていて、安心して登れます。

途中、標識や丁石もあり登山者には心強い道しるべです。

美しい杉木立の中を30分くらい歩くと、あたりは雪景色に変わります。


登山口から1時間ほどで、鈍川木地からの林道の駐車場に出ました。

ここでの積雪は20cmほどでした。

更に20分余り雪景色の中を1042mの頂上目指します。

バンザーイ!到着です。


赤い登山靴もごくろうさま。

上りは大変でしたが、心が洗われるような銀世界は感動の連続で、山登りがクセになりそうでした。

更に他のコースなども検討して、何処から上るのかを決めたいと思います。

日程が決まりましたら、お知らせいたしますので、多くの皆様のご参加をお願いいたします。

生涯学習講座 しめ縄つくり

12月20日(金曜日)鴨部小学校で今年8回目の生涯学習講座しめ縄つくりが行われました。

朝から冷たい風が吹き、龍岡では雪も積もりましたが、学級生20名、5.6年生33名が賑やかに挑戦しました。

森学級長さんが、皆のおじいさん、おばあさんだと思って何でも聞いて、楽しく作りましょう。
そしていろいろ準備してくださった方への感謝の気持ちも忘れないようにと挨拶をされました。

しめ縄つくりのベテラン吉井さんから、作り方の説明がありいよいよ開始です。

大人の学級生でもなかなか難しく、教える方も教えられる方も悪戦苦闘!

何回もやり直したり、手を取って教えてもらったりでなかなかです。

ねばり強くがんばって、時間内にみんなとても上手にできました。

お正月ものものを作るときには、笑顔で!!というのが昔からの言い伝えです。笑いもいっぱいでしたよ(^_^)/

 

できた~~!!\(^_^)/

6年生から、お礼のご挨拶もありました。


最後に出来上がったしめ縄を持って記念撮影。

今夜はお家でこのしめ縄が話題になり、楽しい会話がはずむことでしょう。

今は田舎に住んでいても、ほとんどの家庭が買い求めるしめ飾りを、地域のおじいちゃんおばあちゃん世代の人が、孫のような子供たちとふれ合いながら、頑張ってつくりあげることは、子ども達にとってもいい思い出になることでしょう。

上手下手は関係なく、伝統行事を伝えることの大切さを学ぶいい機会だと思いました。ずっと続いてほしいですね。

差別をなくするつどい

12月15日(日曜日)グリンピア玉川で、「差別をなくするつどい」が開催されました。

毎年12月4日から10日までの人権週間にあわせて行われており、今年は町内の小中学校、市内から今治東中等教育学校の計4校が参加しました。

今治市玉川支所長、人権教育協議会の安井孝会長のご挨拶の後、児童・生徒のみなさんの発表です。

最初は九和小学校です。

少年自然の家での出し物の練習がうまく出来なく、仲間外れになりそうな友達がいました。

しかしその友達を気遣う優しい生徒がいて、見事に皆でおどりを踊ることができた楽しさを創作劇で演じました。

又全校生徒の合唱「ふるさと」は会場の父兄たちに間からも歌声が聞かれました。

次は鴨部小学校です。

「みんなちがってみんないい」の劇、「命輝く」の詩の朗読、学習発表は「みんなに優しい玉川町に」でした。
玉川町福祉センターを訪ね、トイレの手すりや洗面台の高さなど、使う人に合わせた優しい設備をスライドで紹介いたしました。


全校生徒の手話コーラス「世界に一つだけの花」は感動的でした。



玉川中学校1年生は、車いすや目の不自由な方たちの疑似体験をし、実は見ている以上に車いすは動いにくく、視野が狭いと怖くてなかなか進めないなど大変なことが実感できたことが報告されました。

合唱は、全員が作詩、越智千秋さん作曲の「今をいきる」が堂々と感情をこめて唄われました。

 

最後の今治東中等教育学校は、3月11日の大地震で74人の生徒と10人の先生が犠牲になった大川小学校の事を書いた「ひまわりのおか」を朗読しました。

皆が逃げたかった筈の丘にヒマワリを植え、まだ帰ってこない子供を思うお母さんたちの気持ちが切なく著されています。

塩水をいっぱい含んだ土では咲かないと思ったヒマワリがみんなの善意の水やりで、学校の方を向いて見事に咲き、お母さんたちは「もう泣かない」と誓うのでした。

一部の発表の後は、「う~み」さんの人権コンサートです。

両親がバスケット選手だったう~みさんは、当然のようにバスケットの道に進みますが、大学生に時の練習中の事故で選手生活を断念。

長く封印していた音楽に勇気づけられ心身ともに生き返ります。

それからは自分の体験を伝えるライブパフォーマンスを全国の学校や自治体で行っているシンガーです。

あの「ポンジュ~ス・・・」とか「千と千尋の神隠し」のテーマソングもう~みさんが唄っていると聞いてビックリでした。

澄み切ったその歌声に心が揺さぶられ思わず感激の涙が出てしまいました。

最後は全員が舞台に上がり大合唱となり、惜しみつつの閉会となりました。

こうして小学生から大人まで集って、ひとつのことを考える時間の積み重ねが、 差別のない社会、いじめなどのない地域の実現に向けてとても意味のあることだと思います。
でも、なかなかこの感動を皆さんに的確にお伝えできるかについては、自信がありません。
ただひとつ言えるのは、ひとりでも多くの方が、この時間と空間をぜひぜひ 体験していただきたいということです。
玉川での行事。あなたも今一度、とらえかたを変えて、ぜひ参加してみてください。