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9月2012

マコモタケの収穫始まる

玉川ダムの周辺・龍岡地区を中心として、玉川には「マコモタケ」が多く植えられています。
この時期、畦道に咲く曼珠沙華と共に、山里の風景となっています。

その「マコモタケ」が、収穫の時期を迎えました。

「マコモタケ」は地元の農産物の直販所「玉川湖畔の里」がオープンするにあたって、何か地域に特産品をと取り入れた野菜です。

13年前には、西日本では初めて取り組みを始めたと言われていました。

現在では、龍岡地区を中心に町内に植えられています。

「マコモタケ」はイネ科で休耕田を利用するのに適しています。ちょうど玉川の気候が栽培にも適しています。

栽培を始めて10年ほど、愛媛県の地域資源にも認められています。
収穫期になると2メートルを越えるほどの高さとなり、茎の部分が肥大します。
このふくらんだ白い部分が可食部で、「マコモタケ」と呼ばれます。

玉川の「マコモタケ」は全国的にも品質がよく高く評価されています。
今治、松山を中心に、東京や大阪にも出荷されています。

市内の学校給食のメニューにも使われています。
他の町では、マコモタケを使って地域活性化に取り組んでいるところが全国的に増えてきて、玉川でも取り組みが広まることが期待されます。

遍路道ウォーキングの下見

私たちスタッフは、25日(火)、来月10月27日(土)に予定している「遍路道ウォーキング」の下見に行きました。

お天気もよくとてもさわやかな日でした。

コースは57番札所栄福寺から犬塚池のそばを抜けて58番仙遊寺に登り、59番国分寺に向かうへんろ道の途中、新谷に出てスタート地点まで戻る約7キロのコースです。

車道を歩くのは、仙遊寺の登山道と新谷からゴールまでの計3キロ程であとはすべて趣のあるへんろ道です。

スタートするといきなりへんろ道のみちしるべ。

このあかくて小さな立札がお遍路さんを札所へと案内します。

へんろ道の石碑は、文字や指の形がはっきりしているものや、風化されて見分けが難しいものまで、石川さんの詳しい説明は謎解きのように、次々と年代やいわれを明かしていきます。

先ず栄福寺にお参りし、仙遊寺へ。

途中の犬塚池には忠犬シロの民話が残っていて犬塚の碑が建てられている。

これぞへんろ道と言うような森の中を心地よい風が吹き抜けます。

森を抜けて車道を横切り再びやまみちに入ります。

もう一度車道に出ると仙遊寺の登山道です。

山門まで行くうちに、標高は少しずつ上がり色着き始めたハゼも。

遙かかなたに目をやればしまなみ海道まで見渡せます。

山門をくぐって手すりにすがりながら石段を上ると仙遊寺の境内です。
当日はこちらでお弁当の予定です。

お寺を後に国分寺までのへんろ道は又山の中です。

途中ごろべえ坂となずけられた急なくだり坂があり、ここにも名前の起こりとなった民話が残っています。

坂を下り、見事な竹藪を抜け、山を下りると新谷の吉祥禅寺の大樅の木が見えてきます。

ここまでがウォーキングコースで、後は車道を出発地点まで戻ります。

この日は結構汗をかきましたが、本番までは1か月あるので、景色は一層秋らしくなり、快適な一日になることでしょう。

申し込み方法は、10月1日号の「広報今治」折り込み「たまがわ便り」に掲載予定です。ここでもまたお知らせします。10月27日(土)に予定を入れておいてください。

玉中生に聞きました


今月の「この人に聞く」は、玉川中学生です。

長い夏休みが終わり、再び活気がよみがえった玉川中学校を、9月3日スタッフ3名とカメラマン1名で訪問いたしました。

団体・個人で全国大会出場を決めた男子ソフトテニス部と団体で四国大会に出場した女子卓球部の皆さんに、校長室に集まってもらいお話を伺いました。

玉川中学校は、町内にひとつの中学校です。

伝統ある中学校で、生徒のみなさんがのびのびとたくましく育っている様子に胸が熱くなりました。

皆さんも、生の中学生たちの声をぜひお読みください。

「この人に聞く」第5回はこちらです。

黄色いレースをきたキノコ

龍岡でめずらしいキノコを見つけました。
こんなキノコです。

みなさんご存じですか?

ドレスのような網目状の菌網を伸ばす姿の美しさから「キノコの女王」の異名を持つそう。

ウィキペディアによると、京都府レッドデータブックでは絶滅種(カテゴリーEX)として扱われているそうです。

また、環境庁レッドデータブックにおいては「絶滅危惧II類」に置かれており、愛媛県および広島県もこれに準じているくらいめずらしいキノコらしいのです。

少し調べていたら、「ウスキキヌガサタケ」が、明け方よりたったの1時間で薄くて黄色い華麗なドレスに身をまとい、約3時間かけてその一生を終える・・・ともありました。

これからの季節、山歩きなどしていて毒キノコには気をつけないといけませんが、玉川にはまだまだ私たちが知らない自然がありそうです。

鴨部小学校の運動会開催される

9月23日(日)朝まで降っていた雨が止んで、鴨部小学校では、運動会が開催されました。(九和小学校は春に開催さrました)

足元が悪いため、1時間遅れの開会式となりました

しかしそれが幸いして、スタートする頃には、グランドコンディションは、砂埃もなくテントの中の観客席は、涼しい風が行き交い絶好の運動会日和です。

 
ここ鴨部小学校では、今年の運動会のテーマは「かけぬけろ勝利という名のゴールまで」を校舎に掲げ、校長先生から激励の言葉で開会式です。

白組応援がっせんの1コマです。
 
プログラム「変身!」では、5年生が、来年入学する年長組の園児を背中に負って競技しました。ほほえましい姿でした。

地元の獅子保存会おじさん達から教わった郷土芸能のしし舞を一生懸命披露しました。

小学生に混じって、日の出保育所の子どもたちもがんばっていました。
かわいいですね!

秋空のもと、子どもたちの歓声と家族や地域の人たちの応援が校庭に響いたいい運動会でした。

詳しい情報は、また各学校のホームページにも掲載されると思います。

http://www.tamagawa-net.jp/school/school.html

町内の児童・生徒は、地域の子どもとしてすこやかに育ってほしいですね。