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11月2013

「玉川のつどい」ご案内

来る12月7日(土)に、「玉川のつどい」が開催されます。

このつどいは、毎年の恒例行事で、

ひとりでも多くの女(ひと)と男(ひと)が集い、ふれあいの場にする。

男女共同参画を推進し、共に親睦を深める。

ひとりの百歩より百人の一歩前進を!をテーマに開催されています。

日 時:平成25年12月7日(土)午前9時から正午

場  所:アグリプラザ玉川(Aコープたまがわ2階)

内  容:開会行事  9:00~

講 演 「笑いのチカラ」

講師 豊岡台病院 院長 枝廣篤昌 先生

講師の枝廣先生は、愛媛大学医学部付属病院・精神科医師をなさった後、新居浜精神衛生研究所附属豊岡台病院院長にご就任。
精神科医師として精神科デイケアを担当。
地域では精神障害者の地域リハビリテーションを中心に取り組んでいらっしゃいます。
また、愛媛大学落語研究会のOBでもいらっしゃり、落語は現役。プロアマ出演の「どんでん寄席」を開催するなど「笑い」を生かした地域づくりを実践するとともに、県下各地で講演を行い笑いの普及活動をなさっています。

ご講演の後は、サークル活動紹介 玉川民舞会のみなさんです。

※駐車場:福祉センター・育苗センター(美術館下側)〔※Aコープは駐車禁止です〕

※男性も女性もご参加ください。当日参加された方に記念品をお渡しします。もちろん参加料は無料です。

主催:今治市玉川公民館・玉川町女性団体連絡協議会(問合先:玉川地域教育課 TEL 0909-55-2701まで。

 

玉川ダムカレー 器引き渡し

11月29日(金曜日)、待望の玉川ダムカレー用の器が出来上がり、町内5ヶ所の飲食店に配布してきました。

この器は、町内にある風泥舎(桑原孝代表)さんが焼いてくださったものです。


支所の越智さんに手伝ってもらいNPO法人玉川カイコーのメンバーが、鈍川のふれあい茶屋、せせらぎ交流館へお届けしました。

まず、ふれあい茶屋さん。
定休日にも関わらずお店を開けて待ってい下さいました。

箱から出して1個ずつ手渡しです。

玉川ダムの形を模した器には、内側にはに水位を表す目盛があり、食べ終わるとダム湖に沈んだ龍岡小学校のマーク(○に文)が出てきて、とてもユニークです。

皆さん横から見たり、ひっくり返したり、興味深く眺めて「これに鹿肉たっぷりの鈍川らしいカレーを入れて食べていただくのが楽しみ」と盛り上がっていました。

ふれあい茶屋さんは、毎週火曜日がカレーの日になっていますが、15日からは冬休みに入りますので年内は3日と10日の2回しかチャンスがありませんのでお急ぎください(笑)

なお、年明けは16日(木曜日)から営業開始だそうです。

次にせせらぎ交流館へ。階段をうんとこしょ!

松田支配人さんと看板娘のお二人に手渡しです。


こちらでも「ヘェ~これが器ですか。なかなかおもしろいですね。」

と気に入っていてだけたようで、早速お客様に提供されるみたいでした。


せせらぎ交流館は、年末年始の休館日は31日、1日となっています。
基本的に第2.4月曜日が休館日ですが23日の月曜は祭日のため24日と振替で営業とのことです。

「玉川ダムカレー」は地域おこしのメニューとして誕生いたしましたが、NPO法人がかねてより販売している「グリーンカレー」は、イベント時のバザーとして提供するもので、常時食べられるわけではありません。
カレーの器を5店舗に提供が出来ましたからこれからは、いつでもここに行けばダムのお皿のカレーをご賞味いただけます。

市内からですと、本日現在

「八勝亭」レストランのうまみたっぷりカレー。

「川志」シシ肉入りカレー。

「サン・カフェ」牛スジ煮込みのカレー。

「ふれあい茶屋」鹿肉カレー。

「せせらぎ交流館」仙高ポークカレー。の以上5店舗で、各店のご自慢カレーを提供してくれます。

5+1(NPO玉川サイコーのグリーンカレー)の全カレーを制覇した方には何かの特典を・・・とみんなで相談しておりますので、決まり次第発表いたしますね(^_-)

それではみなさん、男はダムってダムカレーを食べに行きましょう!!←ちょっとオヤジ?(笑)

懐かしの仏ヶ峠

11月26日NPO法人玉川サイコーのメンバー3人で桜の名所と唄われた、鈍川の仏ヶ峠を訪ねました。

好天に恵まれ紅葉狩り気分で出発です。

今日のお先達の門田さんは、60年以上前木地の祓川から鈍川小学校へ通った時の通学路だったと言います。

又信仰の厚かった奈良原山への登山道でもあり、村上さんは鈍川小学校1年の春の遠足は仏ヶ峠だったそうです。

それぞれの思いを胸に、神子の森から林道を走るコースを車で移動です。途中眼下には元鈍川小学校や、遠くにはしまなみ海道まで見渡せる絶景が広がります。

やがて、車も下りてけもの道へ入っていきます。

しばらく歩くと倒れている立派な石柱があり、奈良原山や鈍川村中の字を確認しました。

案内板らしきものは見当たらず、このあたりが仏ヶ峠と思われるので、表に仏が峠、裏に中通千びき峠と書いた立札を立てました。

その後、鈍川木地(祓川)へ旧道を下って行きました。道中門田さんは、鈍川小学校への通学途中大声で歌を唄ったこと、薄暗くなった道を提灯を下げて歩いたこと、木の実もいっぱい食べたこと等懐かしい話をずっと聞かせてくれました。

♪さくら千びき 仏ヶ峠♪とうたわれた地をはっきりと確認することはできませんでしたが、子供のころを思い出させてくれた山歩きでした。

狂言「附子」ぶす

11月19日(火曜)鴨部小学校で、松山狂言会から大蔵流狂言師古川道朗さんをお招きして、狂言「附子」を見せていただきました。

大蔵流は室町時代に創流され、古川さん家元であり松山で指導もされています。

この日は3人で演じてくださいました。

このお話は、あるじの留守に大事な水あめをなめてしまい、叱られないために掛け軸を破って死のうとしましたとまことしやかな理由付けをするのが面白い話で、5年生はちょうど国語で習っているそうです。

狂言独特の言い回し、立ち居振る舞いにみんな興味津々。

演じた後で、舞台に上がってしずしずと歩き方を真似したり、笑い方や泣き方も一緒にしたりと楽しい体験をさせていただきました。


なんでもですが、本物に触れるってとても大切ですね。

なかなか本物を見る機会の少ない日本の伝統芸能に触れることのできた、とても貴重な時間でした。

子どもも大人も、文化を食べるってとてもいいことです。
毎日の暮らしの中にこうした経験をどんどん取り入れられる地域であってほしいですね。
また、いい経験は多くの人でシェアしあえるといいなぁと思います。

わらアート講習会

11月18日(月曜日)今治市地域住民学習センター(旧鈍川小学校)で「わらアートの魅力と地域に与える影響」と題して講演会がありました。

一気に冬将軍到来の夜でしたが、ストーブと参加者の熱気で久しぶりで校舎に活気が溢れていました。

先ず、過疎化に拍車がかかっている現状をなんとかしたいと頑張っていらっしゃる地元神子森の越智自治会長さんが鈍川の人口推移の現状などを説明し、是非ともわらアートで活性化を図りたいと話されました。

次に、安井玉川支所長のご挨拶。「わらアートで鈍川を楽しく面白くして、多くの方をお迎えしたい」と思いが語られました。

そして、いよいよ講師の宮島慎吾先のご講演です。

先生は、わらアートの第一人者で過去にも全国に沢山の作品を作っていらっしゃいます。

わらは収穫のシンボルで、神への感謝の印をあらわすもので、有名な出雲大社の大注連飾りが象徴だと写真が映し出されました。その後も次々と先生の作品が登場します。

つい最近閉幕した瀬戸内国際芸術祭では、小豆島に高さ4mのゴリラ、3.5mのトリケラトプスを登場させ話題になりました。

詳細な図面も披露され会場からは「ホーッ」の声が。 

美大の生徒さん、地元のボランティアの人たち約20人ほどの力で1週間で出来上がったそうです。


大きなトリケラトプスの足元で見上げる子や触っている子もいて、是が先生の目指している皆が楽しめるアートだそうです。

他には米どころ新潟で毎年開催されるイベントから、人食いざめのジョーズ。

熊本の阿蘇の牧草で作った牛等が披露されました。

愛媛でも、ワラグロで有名な西予市のマンモスはご存知の方もいました。

西予市では、翌年は地元の人たちで子マンモスが作られ話題になりました。

都市農村共生・対流総合対策交付金事業として展開される、今回のわらアートは皆の夢をのせていきます。
早ければ来年の春ごろ学校近くの田んぼに鈍川らしいドデカイわらアートが完成し、周りの田んぼにはレンゲや菜の花が咲き、神子森線をハーフマラソンが復活し、お・も・て・な・しの休憩所などができ・・・・。

いろいろと想像しただけで、ワクワクドキドキする夢のある講演会でした。もっと詳しいことが知りたい、あるいは、とても関心のある方は、NPOへお問合せください。