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3月2018

[玉川の民話」(復刻版)完成

昭和44年、当時の町内の小・中学生が家族や地域の方々から聞き取った「地域に伝わる話」を「玉川の民話」として一冊の本にまとめました。

子どもらしい文章ですが、当時一生懸命聞き取ったのであろう,その目の輝きまでが見えてきます。

50年の時を経て、この度復刻版が完成しました。

完成に際しては、愛媛新聞の取材を受けました。

できあがった冊子は、町内の小・中学校及び玉川中央公民館図書室、玉川近代美術館に配布し、活用していただきます。

なお、50年前の執筆者(当時の小・中学生)で必要な方には、お届けします。「NPO玉川サイコー」までご連絡ください。

また、興味・関心を持たれ、是非読みたいという方は、「玉川サイコウープラザ]までお越しください。数に限りはありますがお渡しすることができます。

第4回「美過疎市in玉川」

春の兆しを感じながらも風が冷たかった25日、Aコープ玉川の駐車場で第4回「美過疎市in玉川」が開催されました。

骨董品、手作り小物、懐かしいオモチャ、温かい飲み物や美味しいおでんやパンなどが勢揃い。

骨董を手にとって眺める人、美味しい者に舌鼓を打つ人、思いがけず出会った人とのおしゃべりに花咲く人、・・。

玉川が少しでも賑わい人が集まる場所にできればと開催しているイベントにご参加いただいた皆様ありがとうございました。

次回は七月です。

子供シャッフル

年度末の恒例行事に[子供シャッフル]があります。

旧越智郡陸地部5町村の中学2年生が、隣町を訪問し、産業や文化に触れ知識を深めるのが目的です。今年は、19日に菊間中学校の生徒さんと先生合わせて42名が遠足で玉川町を訪問してくれました。

まず、玉川近代美術館を訪れ、楢原山から出土した貴重な国宝を見ました。そして、万葉の森散策のあと、雨のためグリンピア玉川で、クイズや紙芝居で玉川町を紹介しました。そのあと、もりとも農園に行き、見学をし、ピザ窯をつくり、みんなでピザ焼き体験をしました。

 

ゴキブリ団子の販売について

バードウォッチングをしました

 

 

 

 

 

 

玉川万葉の森での野鳥観察も定着してきました。今日は素晴らしい青空のもと近隣からたくさんのご参加をいただきありがとうございました。

玉川で育ったことが今の活動の原点です、とおっしゃるのは講師の山本貴仁先生で、西条自然学校を立ち上げた自然の達人です。

まず双眼鏡の使い方から教えていただきました。目標は肉眼で見極め、そのままの位置で双眼鏡を目に当てる、がポイント。そうしている間にもキセキレイが屋根の上からごあいさつ。歩き始めるとお馴染みのヒヨドリがヒーヨヒーヨと飛んでいく。体は灰色ですがヒヨドリはは長い尻尾の裏側がきれいです。今日一番きれいに見えたのは、ミドリが鮮やかなカワラヒワです。鋭いくちばしは固い木の実を食べるためだそうです。姿は見えなくても声だけ鶯も確認しました。黒いネクタイを結んだようなシジュウカラのつがいもすぐ近くで見えました。落ちていた鳥の羽を拾ったら、キジバトの胸毛と言われたのにもびっくりしました。

小鳥たちはじっとしていないので、見つけるのは大変ですが、それだけにはっきり確認できた時には喜びも倍増です。桜の木に残っていたメジロの巣は、ナイロンのひもを使った傑作でした。

移動中に見える植物の解説や、お客様の質問にも、とにかく自然界のことなら何でもござれの山本先生には、毎回感服するばかりです。

ご夫婦、親子、友達同士、定員をはるかに超える方々にご参加いただき、ありがとうございました。そば楽は、お庭にやってくる鳥や空飛ぶ鳥を見つめては「あっ!あれは・・・鳥」とにぎやかなことでしょう。