玉川近代美術館情報
ただいま美術館では国宝「伊予国奈良原山経塚出土品」の春の一般公開が始まっています。
高さ約80cmの銅宝塔は、九輪の相輪を持ち平安時代の優れた工芸品です。
その他、両面に花や人物が描かれた檜扇(ひおうぎ)や銅鏡、中国産と思われる青白磁の器、銅銭など同時に出土した副蔵品すべてが昭和25年に国宝に指定されました。
出土したのは、玉川町最高峰の楢原山頂(1042m)です。
昔から山頂の奈良原神社が雨乞いにご利益があり、昭和9年の干ばつのときに雨乞いの支度をしていて発見されたものです。
発見された当時の形状を維持するため、春と秋年2回60日ほどしか一般公開されません。
4月12日(土)~5月11日(日)までの公開となっていますので、是非お出かけください。
GWも近いですし、のんびりと美術館というのもいいと思います。
又、美術館ではただいま展示作品の解説や、体験イベントなどで一緒に活動していただける「ミュージアムメイト」を募集しています。
ボランティアですが玉川が大好き、学芸員の仕事に興味がある、美術が好き等、美術館の活動に興味のある高校生以上が対象ですので、ご応募お待ちしています。
直近の作業は5月13日(火)の作品入れ替えのお手伝いです。
詳しくは玉川近代美術館までお問い合わせください。TEL・FAX 0898-55-2738
2014年4月19日| Category:玉川のニュース