MAYA MAXX 美術トーク
11月8日(土曜日)玉川近代美術館でMAYA MAXXさんの美術トークが開催されました。
「愛・LOVE・玉美」をテーマに、美術館で絵を見るとき、どんなところががいいのか、どのように見ればいいのかなどを、午前1回、午後2回計3回にわたり、ざっくばらんな語り口で楽しく学ぶことが出来ました。
開催中の企画展「しまなみが結ぶ美の架け橋ー吉田卓と二科展の画家たち」では32歳の若さで亡くなった吉田卓の、初期から二科賞を受賞するまでの作風の進化を分りやすく解説してくださいました。
現代のように情報が豊富でなかった時代、美術雑誌等を見て流行の表現法を勉強したそうです。
その過程が解説を聞くことで、とても良く理解できました。
又、美術館に来たときは、もっと時間を取ってゆっくり鑑賞し、いい絵だと思ったらその画家の事を調べてみることが人生の財産になると教えてくださいました。
そして、知識はネット等で得ても、必ず本物を見ることを勧められました。これは絵に限った事ではないと思います。
今治弁も飛び交う、楽しい美術トークは1時間でしたが、MAYA MAXXさんのお人柄が沢山の人を玉川に運んでくださいました。
最後にMAYAさん作の絵本や、今回に限り京都から持ち込んだ画集が販売され、1冊づつ丁寧に名前入りのサインをしてくださいました。
玉川には支所前のサイクリストの休憩所に、MAYA MAXXさんの書かれた猿の絵が掲げられているのはご存知ですか?支所前の信号を通過する時、安全運転をしながらご覧くださいね。