差別をなくする集い
12月11日(日)グリーンピア玉川にて、「差別をなくするつどい」が開催されました。
稲田玉川支所長の挨拶で開会。
九和小学校の皆さんは1年生から6年生までが人権に関する標語を力強く見せてくれました。
鴨部小学校2年生の人権劇「だめだめネコはこまったゾウ」は、姿形は違っていても、みんな仲良くしだよと、可愛くて演じてくれました。
玉川中学校の皆さんは、福祉について学んだことをわかりやすく発表してくれました。
今治東中等教育学校の生徒さんは「てぶくろをかいに」をシアター絵本で朗読し、本当の優しさとは何かを問いかけました。
後半は「知らなかったではダメ 笑いでコミュニケーションづくり」と題して落語家、笑福亭 学光(しょうふくてい がっこ)さんの落語です。
落語では人を傷つけたり、バカにしたりすることはありません。話すことで人を喜ばせたり、楽しませたり、回りを明るくするものです。と開口一番ハッキリとおっしゃいました。
高座につきものの座布団のクイズで子供達のハートを惹きつける話術はさすがです。
困ったことは誰にでも相談すると助けてくれること、何でも見るだけけでなく、少しだけでも体験すると楽しくなるよと、先生に協力を促して、落語の練習(^^)
阪神大震災後、学校への出前落語をするようになり、250校くらい訪問してるそうです。子供達に楽しんでもらえるようにと始めた腹話術も素晴らしく「ツルの恩返し」「桃太郎」の昔話のオチには会場大爆笑❗️
子供達と接することで、笑いの中にも回りを悲しくさせる笑いもあることに気づかせてもらいました。みんなには、楽しく愉快になる笑いを作ってくださいと締めくくられました。
腹話術に出てきた小学光君と共に大きな拍手でお別れしました。
それぞれの立場から人権を考えるいい機会でした。12月は人権週もあります。みんなで自分のこととして人権をとらえ、身近なところから住みよい地域を作っていきましょう。