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活動報告

ダムカレー研究会

7月9日(火)に、玉川ダムカレー研究会を開催しました。
カレー皿の試作品ができて、盛りつけてみました。

もう少し軽くならないかな?
測ってみると、なんと630gもあった(汗)
それにカレールーをプラスすると、1キロ近くになるという真実が・・・・。
しかしこれって、ダムの貯水率が安定していることをしめす???(やや無理?!)
たくさん重ねられないのではないか。
洗うのが大変。
運ぶのが大変。
絵はいいけど、実際描いて焼く人が大変。(地元の窯元 風泥舎さんが焼いてくださることになっています)

ランチョンマットについては・・・


町内の風景のランチョンマットは、いいアイデアだと思う。
素材は紙でいくのか?

その他にも、味を統一させるのか?お皿で統一するのか?

食材については、地産地消がいいけど、各お店で仕入れ先も違っているのでどうするか?

プロモーションについては、支所や玉川ねっとが担当するとか・・・

もう次々と意見ができままして・・・次回への課題となりました。
早く皆様に食べていただきたいのはありますが、いろいろと模索して作り上げていきたいと思っています。
あたたかく見守っていてください。

万葉植物についての講演会

6月28日(金曜日)玉川支所会議室で「万葉植物について」と題して講演会を開催しました。

「NPO法人玉川サイコー」は、総合公園内にある万葉の森の整備に力を入れることになっており、そのためには、万葉植物のことを少しは勉強しようと、本日の勉強会になった次第です。
講師は玉川で教鞭をとったことがあり、退職後は「みどりの相談窓口」でも活躍されている千歳滋先生で、20名ほどがユーモアを交えた軽妙な講義に耳を傾けました。

先ず最初に先生からのプレゼントです。

幸せを運ぶと言われている、四葉のクローバーを栞にしたものが全員に配られました。
そして「これは、なんでしょう」「はーい!クローバーです。」
答えはブッブーでした。
万葉集では田字草(でんじそう)と詠まれて、葉の形が田の字に似ているのが名前の由来で葉っぱは、全部四葉なのです。

クローバーはヨーロッパから当時ギヤマンと呼ばれていたガラス製品を輸入した時、それらが割れないように、詰め物として間に挟んだ干草の中に紛れていた種が、後に発芽して増えていったもので、万葉集に出てくる田字草とは、全くべつものだそうです。

みなさん「へ~。なるほど!」です。
しかし、近年この田字草は愛媛でも絶滅危惧品種に挙げられいて、このあたりでも野間地域から大西町に流れている品部川に少しだけあるそうです。
ふたつの違いは田字草が夜になると葉を合わせて閉じるのに対し、クローバーはそのままだそうです。

更に興味深かったのは、万葉集に歌われている「花かつみ」はこの田字草のことを指していると言います。
しかもその他にも、花しょうぶやマコモも「花かつみ」で表しているというのです。
花かつみ=マコモ又は花しょうぶ又は田字草なのです。
ですから植物園での表記は「花かつみ」の立て札のところには有力候補のマコモ、花しょうぶ、 田字草の3種を植えることができればいいそうです。

この草は押し花の標本や専門書のコピー、更に家紋の説明と大変詳しく説明した頂きました。

次にはハスの実を見せていただきました。、この実は2000年放ってて置いても発芽する強い生命力を持っていて、地下茎の蓮根は4文字のなかに「ん」が2回も出てくるので運のいい植物ですとの冗談に笑いも出てきます。。

他にも、柏の葉、クレナイ、リョウブ、いわひづら、サルナシなど次々と話がはずんでいきました。

又、今の季節目にする「ホタルブクロ」一般的にはその花の中にホタルを入れるのに丁度いいので蛍袋。
しかし、東北のほうでは提灯に似ているので火垂と書くそうです。

このようにどれが正しくてどれが正しくないと言うのは、なかなか難しいので、決め付けることはしないで人に聞くより、信頼できる本を念入りに読んで自分で調べることをお勧めしますと締めくくられました。

万葉集と聞いただけで堅苦しいイメージがありましたが、そんな既成概念が飛んでしまうような愉快な楽しい2時間でした。

 

万葉の森清掃活動

6月20日に予定していた万葉の森の清掃作業は、警報が出たため延期となり、23日に変更して実施されました。

参加人員こそ減りましたが、10人余りの皆さんが作業に参加してくれました。

各植物の立札を雑巾できれいにし、倒れているのは立て直します。

花壇の雑草を引いて新しいのを補植したり、お父さんには草刈り機で助けてもらいます。


園内の遊具の汚れがひどいのも何とかきれいになりました。


ネムノキの花が咲いています。

作業に参加いただいたみなさま、お疲れさまでした。

第1回ふるさと大学「染工房 彩遊び」

「NPO法人玉川サイコー」は、今年度から「ふるさと大学」を開催することにしました。
今日はその第1回目として、講師に玉川町にお住いの染色家 山本真知子先生をお迎えして、草木染を体験します。

これが染料となる「ヤブマオ」です。


山本先生のお家のすぐそばの小川に自生しています。
パッと見「ヒュウジ」とよく似ているのですが、葉のギザギザしている部分が、ヤブマオの方がはっきりとしています。

これは山本先生の裏庭から刈り取ってきました。
葉っぱも茎も刻んで、3番まで煮だします。
今日はピンクに染めたいので、1番目は捨てて、2.3番の煮出し汁を使います。

空気にふれると、染めムラができるので割箸で押さえたり、
ひっくり返したりと気が抜けません。


グツグツ煮出してから2時間。
キレイに出来上がって、20人の笑顔のできあがりです。

「ふるさと大学」では、今年度郷土料理教室なども予定しています。
ここでまたお知らせ・ご案内などいたしますので、お誘い合わせてご参加ください。

がんばる地域が一緒になって

がんばる地域活性化推進協議会連合体設立総会。


6月5日、旧越智郡陸地部の5つの活性化協議会長さんが一同に介し、連合体を結成しました。

我らが玉川サイコーの井出理事長が会長に選任されました。

玉川から陸地部へ、そして今治全体へ。今治全体ががんばる地域になっていくといいですね!
共に頑張りましょう。