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玉川のニュース

玉美・企画展のご案内

11月4日(土曜日)から今治市玉川近代美術館において、「しまなみが結ぶ美の架け橋」と題し企画展が開催されます。


副題が「吉田卓(たかし)と二科展の画家たち」で歴史に埋もれた知られざる画家を紹介したく、福山市生まれの吉田卓にスポットを当てています。

1897年生れの彼は、25歳で二科展初入賞、29歳「羽扇を持てる裸婦」で最高の二科賞を受賞しています。
今治市出身の野間仁根らと川端画学校で学び、将来を有望視されながら病のため僅か32歳で病死しています。
僅か10年の間に残した作品は1000点にのぼると言われますが、殆どが焼失しており国内ではふくやま美術館がその多くを所蔵しています。
今回はふくやま美術館の協力をいただき、企画展出店38点中19点が彼の作品です。
同時に展示されるのは、やはり二科賞を受賞している、野間仁根、東郷青児ほか、有島生馬、林重義らの力作です。

尚、11月4日は14:00から1時間ほどですが、ふくやま美術館、学芸課長の谷藤史彦氏の講演会も開催されますのでより深く吉田卓を知るには絶好の機会かと思います。

 

芸術の秋を是非ご堪能下さいませ。

同日から、国宝「伊予国奈良原山経塚出土品」の秋の一般公開もスタートしますので、ご一緒にいかがでしょうか?

明日は鈍川渓谷グルメマラソン・ハーフマラソン・山マルシェ

鈍川渓谷グルメマラソン並びに山マルシェが明日になりました。

メイン会場のワラアートのイノシシ。

ワラアートの第一人者、武蔵野美術大学の宮島先生監修のもと、20日から今日までのべ200名ほどのボランティアの皆さんの協力でここまで出来上がリました。

イノシシらしい愛嬌のある鼻、鋭いキバ、後ろに回ればチョコンとかわいいシッポ。

2匹のウリ坊もご覧のとおり後からついていきます。

どうか、高さ4.5長さ8mもある大きな大きなイノシシを、目で見て、手で触って鈍川の秋を堪能してください。

イノシシの周りでは山マルシェも同時開催です。

猪の豚うどん、おすし、タコ飯、山菜おこわ、よもぎ餅、饅頭、果物、野菜、パン、柑橘ジュース・デザート、イノシシコロッケ、秋の野菜たっぷりのピザ、今が旬のマコモタケのお弁当や、天ぷら類、ブルーベリー生ジュース等野食べ物の他、玉川に移住してきた若い人達の竹細工、木組みの模型、オーガニックコーヒー、ピンバッジなども販売いたします。

尚、駐車場は旧鈍川小学校のグランドを用意しています。

ただしマラソンに参加する選手はグリーンピア玉川から、送迎バスがピストン運行となります。

明日を控えて、本日、イノシシに目が入り、「ワラシシ」の出来上がりです!!

グルメマラソンは、10:00スタート、山マルシェは9:00~15:00までとなっています。明日は市内各地でイベント開催が予定されていますが、ぜひお誘いあわせて、玉川町鈍川地区へ足をお運びください。心からお待ちしています。

鴨部小学校運動会

9月21日(日曜日)地域の皆さんが楽しみにしている、鴨部小学校の秋季大運動会が開催されました。

校区の日の出幼稚園も合同の運動会で、おじいちゃん、おばあちゃんも多勢来てくださいました。

二学期が始まると、朝に夕に残暑の厳しい中一生懸命練習してきたことを次々に見せてくれました。

玉ころがし、思うように転がってくれません。

綱引き、先生の気合が凄い!
かけっこ、がんばれ~!

敬老玉入れは今年もじいちゃんばあちゃんの勝ち。

応援合戦、見事でした。

プログラム終盤の人気はなんと言っても騎馬戦で、生徒も観客も総立ちになっての応援です。

好天に恵まれた一日。

♪山の緑がよんでいる~~♪の
校歌を全員が元気いっぱいに歌って、楽しいしい運動会の幕を閉じました。

玉川中学校運動会

絶好の秋晴れの下9月14日(日曜日)第58回玉川中学校大運動会が開催されました。

今年のスローガンは「一致団結、結べ友情、秋一番の大舞台や!」で、3年生の青陽諭君、三好聡太郎君作です。

若さ溢れる爽やかなコピーで、素晴らしいですね。

短距離走、組体操、地元小学校の対抗リレー等いろいろな競技が行われました。

中でも、玉川中学校の伝統種目である「玉中行進」では、全校生徒が足並み、手の動きを揃えて堂々と行進しました。

又玉川の伝統を守り伝えていこうと3年生による「獅子舞」「龍岡漫才」「玉川太鼓」の披露もあり、運動会の中にも地元玉川の特色が色濃く出ていました。


生徒たちも限られた時間の中で自分の持てる力を発揮し、テーマである「一致団結」を形にして友情を深めた、心に残るよい運動会でした。

実習生と地域座談会

9月9日(火)19:30~龍岡中村集会所にて、実習生と地元住民による地域座談会が開催されました。

この実習生は、先月8月18日に玉川入りし、龍岡地区に来て、1ヶ月地元に住みながら、玉川町全域で地域福祉についての実習をしている4名の女子大生と、実家の大西町から通っている男子大学生1名の5名です。

女子大生4名は、倉敷の川崎医療福祉大学から来ています。男子学生は岡山の美作大学から来ています。

社協やふれ愛茶屋や、玉川地区のいろいろな場所で実習を続けているかたわら、地元のお寺の行事に参加したり、地元で農作業を手伝ったり、地域の人達とふれあう機会を積極的につくりながらがんばっています。

実習生の司会進行で座談会は進みました。

村のいいところと困ったところを見つけるワークショップでは、自然が豊かである、県庁に近い、お米が美味しい、子どもがいる、アーチ橋やかくれキリシタンのお墓?!など村の世界遺産がある(笑)などが出ました。

そしてなにより、人との絆がある。近所同士助け合ったり、人情があり、親切で協力的であるということや長生きの人が多かったり、高齢者が元気であるという意見がでました。

逆に困ったこととしては、少子化で若い人が少ない、それにともなって、子供みこしやいのこさんなど、行事がお休みしてしまっている。
お店がないので買い物が不便、病院学校、公共機関が遠い、交通の便が悪い、鳥獣害がひどい、夜暴走族のバイクの音がうるさい(国道が通りトンネルが松山へ抜けたため)、横断歩道などなく道路が危ない、インターネットの光がきていない・・・などの意見も。

普段、村に住んでいてあれこれ不便なことはよく出ますが、こうしたことがきっかけで、村のよかった探しができ、村の人たちの表情がとても明るくなりました。たくさん子供たちがいた懐かしい話も出たり、誰かお手伝いしてくれたら、子供みこしも復活できる・・・などの話も出ました。

どれくらいの人が参加してくれるか心配していましたが、子どもたちの参加もあったり、下は5歳から上は95歳まで、30名の参加者があり、こんなに幅広いたくさんの村の人があつまることはめったにないことでした。皆和気あいあいと、とてもいい雰囲気の2時間でした。

たかが1ヶ月でありますが、若い人が村に住むことで、住民にも少し変化が見られるようになりました。9月18日まで、もう少しですが、実習生たちには頑張ってほしいと思います。