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玉川のニュース

地震がありました

14日午前2時7分ごろ、瀬戸内海西部の伊予灘を震源とする強い地震があり、愛媛県西予市で震度5強、愛媛、高知、広島、山口、大分各県の広い範囲で震度5弱を観測しました。震源の深さは80キロで、マグニチュードは6.1と推定されています。

玉川でも、かなり揺れました。
皆様、大丈夫でしょうか?今のところ大きな被害は聞いておりませんが、「玉川ねっと」には、フェイスブックも用意されております。
このFBは、こういう地震の時の安否確認にもお使いいただければと考えております。

町内の方、ご高齢の親御さんが玉川に住んでいる方、有事の際は、個人的な安否の確認にもお使いくださいませ。

出初式

3月9日(日曜)玉川総合公園運動場で、平成26年今治市消防出初式が行われました。

今治市12地域の分団が団員はもとより、消防車を持ち寄っての演習、訓練が披露され集まった観客から温かい拍手が送られました。

折りしも、2日後の3月11日は未曽有の大地震からちょうど3年目の記念日となり、団員の皆さんも、観客の皆さんも災害は他人事ではないと感じて見守っていたことでしょう。

1000人近くの団員のさんの、模擬とは言えキビキビとした消火活動動や、心を一つにしての分裂行進等見ていると、何かの有事には「この人たちが助けてくれる」と頼もしく思えました。

又ハラハラドキドキのはしご操法や、華やかな音楽隊の生演奏も楽しませてくれました。


後半は各団体、個人の表彰状授与、新しい車両の引き渡しと続きました。

菅今治市長は式辞で「12の分団がが一体となって地域の力となり、あってはならない災害時は住民の皆さんを守ってほしい」と述べられました。

しかし人様に頼るだけでなく各人が防災に対してもっと危機感を持ち自主的な活動も必要だと感じる事も大切だと思います。

来賓からは、中村県知事代理が「地域防災の要である消防団の活躍を期待いたします。」と祝辞を述べられました。

山本順三、西岡新両国会議員様からも祝辞をいただき式は晴天の中滞りなく終了いたしました。

阿木 耀子文化講演会

2月20日(木曜日)グリーンピア玉川で阿木耀子さんの文化講演会がありました。

「幸せへのパスポート~今を豊かに生きるために~」と題して、子供の頃の事、ご主人宇崎竜童さんとの事、お義父様の介護の事など、作詞家らしい語り口での90分は、あっという間の時間でした。

鮮やかなローズ色のスーツの阿木さんはとても還暦には見えない、乙女のような可愛らしい女性でした。以下講演の内容です。

小さい頃は引っ込み思案で、言いたいことが言えなく、運動会が大嫌で、お友達に挨拶ができないので合わなくていいように毎日遅刻して通学してました.

明治大学入学時に「軽音楽しませんか」と誘われ、自分を変えたいと思って入ったのですが、その時声をかけてきたのが、宇崎竜童さんでした。

結婚当時、宇崎さんは作曲家志望でしたが、歌手になりたいと言われ初めて書いたのが「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」で大ヒットしました。

スーパーでも、カーラジオからも、喫茶店でもこの曲が流れていて何だか気筈かしく、不思議な気分でした。

その後、横須賀出身同志と言うことで、山口百恵さん所属のホリプロから曲作りの依頼があり、できたのが「横須賀ストーリー」でした。

♪馬鹿にしないでよ~♪ のフレーズは今も歌い継がれていますね。

その後も、郷ひろみ、中森明菜、キャンディーズなどの作詞を手掛け、次々ヒットしていきました。

このような話の合間合間にも、宇崎さんとの楽しいエピソードが出てきます。

楽しい話は、認知症のお義父様まで及び、宇崎さんと二人で介護した苦労さえ、阿木さんにかかると笑い話に変わるのです。

「幸せへのパスポート」はみなさんの心の持ち方一つでいつでも手に入ります。

オギャーと生まれてなくなるまで、人は皆愛されたく、愛に飢えている。

まず、自分が自分を好きになり褒めてあげ、抱きしめてあげることで他人にも愛を注ぐことができると思います。と締めくくり、豪華な花束を進呈して拍手の中講演会は終了いたしました。

玉川では、毎年著名な方の講演会が開催されています。地元でこうした文化講演会が開催されるのは、住民の愉しみのひとつです。これからもずっと続いてほしいですね。

生涯学習講座

窓の外に時折雪が舞う寒さの中、2月7日(金曜日)玉川公民館で第9回生涯学習講座が開かれました。

本日は「心豊かな街づくりのために」と題して紙芝居を見たり、懐かしい歌を唄ったりして40人余りの学級生が楽しみました。

森学級長の挨拶のあと、紙芝居「男女共同参画ってなあに?」を今治市人権擁護委員の会員の方が人形を使って演じてくれました。

人権まもる君や、あやちゃん、100歳のはるばあちゃんの人形が出てきて、家庭内暴力、育児休暇、男女平等などの広い意味での人権についてユーモアを交えて説明してくれました。

人権擁護委員の方たちは、各地でこのような啓発運動をしたり、人権問題で悩んでいる人の相談にのっているので、いつでも声をかけてくださいとのことでした。

そばの椅子で仲良く並んでみていた二人の人形(人権まもる君・あゆみちゃん)は、アンパンマンの作者「やなせ たかし」さん作で何処へ行っても人気者だそうです。

次は、「思い出の歌から学び、これからの生き方を考える」です。中学校で音楽教員をされ、退職後も地域の女性コーラスの指導、常盤公民館館長などご活躍で、現在は今治人権擁護委員協議会会長をされている川上哲郎さんのピアノ伴奏で始まりました。

先ず今日のようなお天気にぴったりの「早春賦」から「どこかで 春が」と続きます。どちらも大正時代の作品ですが、特に「どこかで春が」の中の、春がうまれるとか、芽の出る音がする、などの表現がいかにも日本語らしく、感性豊かな国民性が出ていると解説されました。

次の「雀の学校」の、むちを振り振り、とは先生の絶対的権威を表わし、昭和になると「めだかの学校」の、だれが生徒か先生か、とやわらかくなっていますと解説です。

このように聞くと「歌は世につれ、世は歌につれ」とはよく言ったものだと心底感心しました。


最後の「ふるさと」まで12曲を、皆さん大きな口を開けて大きな声で歌い、表題の通り、心豊かな時間を過ごしました。
生涯学習講座は、ご夫婦で仲睦まじく参加している方もいらっしゃいます。皆さんもお気軽にお誘い合わせてご参加ください。詳しいことは玉川地域教育課まで。

自主防災フォーラム&地域防災会

2月6日(木曜日)玉川支所で、災害に強い福祉のまちづくり研修会が開かれました。

先ず長野副市長が、いつ起こるか分らない災害にに対し、地域として最大限の防災に取り組むことが必死で、その為にも行政と一体になって、学び訓練することが大切と挨拶されました。

続いて松山大学人文学部社会学科講師の森岡千穂先生の「自主防災から地域を考える」の講演に入ります。

南海トラフ大地震が起きた時の様々な結果をシュミレーションした数字や表が次々映し出されます。

幸い今治市は津波の心配は少ないのですが、危険度ランクは真っ赤なAランクです。


会場の、地域の代表者約70人は驚いたことでしょう。

やっぱり他人事ではないようです。もしも土砂災害に遭いそうになったら、取るものも取りあえずとにかく逃げる。

それも下流に行かないで、ま横に逃げなさい!誰かを助けたり、声をかける時間などないそうです。怖いですね。

全国の被災地を、実際に廻って見てきた先生の仰ることは、納得のいく話ばかり。

これからは一人一人が自分自身で防災をし、他の地域も参考にしながら連携がとれて、助けたり助けられたりできるといいですねと締めくくられました。

次は三反地地区自主防災会長鳥生さん、高野地区自治会長石川さん、市防災管理課室長二場さんのパネルディスカッションと続きます。

三反地は町内で一番早く自主防災会が立ち上がってところで、当時の会長さんの熱い思いが読み上げられました。地域の特徴として、昔からの住民と公立の住宅が入り乱れているため、コミュニケーションが取りにくいことが問題のようでしたが、度々工夫をしてクリアしているようです。

高野地域は範囲が広く家屋が広く点在しているが、独居老人は一人もいない理想的な地域です。会の活動のための取り組みとして、リーダーの育成や、アマチュア無線の資格取得、各種備品の購入なども充実している様です。

参加している他地域の皆さんも大いに参考になったことでしょう。二場室長もボランティア等の公助は時間がかかるので基本は自助、しかし一人の力ではなく地域で力を合わせて助け合うことの必要性を説かれました。

こうしたことを踏まえ、本日今治市で初めての玉川地域全体の防災力を高めるため、「玉川地域自主防災会」の結成となったわけです。地域全体で取り組むことで、まさかの時に最小限の被害で済むよう、越智会長はじめ役員の皆さん、今日お集まりの皆さん一人一人が地域に持ち帰り、真剣に防災について取り組んでいきましょう。

なお、「玉川ねっと」でも、 「防災」のコーナーを設置しています。大災害時の安否確認に、フェイスブックなどをご活用ください。