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玉川のニュース

狂言「附子」ぶす

11月19日(火曜)鴨部小学校で、松山狂言会から大蔵流狂言師古川道朗さんをお招きして、狂言「附子」を見せていただきました。

大蔵流は室町時代に創流され、古川さん家元であり松山で指導もされています。

この日は3人で演じてくださいました。

このお話は、あるじの留守に大事な水あめをなめてしまい、叱られないために掛け軸を破って死のうとしましたとまことしやかな理由付けをするのが面白い話で、5年生はちょうど国語で習っているそうです。

狂言独特の言い回し、立ち居振る舞いにみんな興味津々。

演じた後で、舞台に上がってしずしずと歩き方を真似したり、笑い方や泣き方も一緒にしたりと楽しい体験をさせていただきました。


なんでもですが、本物に触れるってとても大切ですね。

なかなか本物を見る機会の少ない日本の伝統芸能に触れることのできた、とても貴重な時間でした。

子どもも大人も、文化を食べるってとてもいいことです。
毎日の暮らしの中にこうした経験をどんどん取り入れられる地域であってほしいですね。
また、いい経験は多くの人でシェアしあえるといいなぁと思います。

わらアート講習会

11月18日(月曜日)今治市地域住民学習センター(旧鈍川小学校)で「わらアートの魅力と地域に与える影響」と題して講演会がありました。

一気に冬将軍到来の夜でしたが、ストーブと参加者の熱気で久しぶりで校舎に活気が溢れていました。

先ず、過疎化に拍車がかかっている現状をなんとかしたいと頑張っていらっしゃる地元神子森の越智自治会長さんが鈍川の人口推移の現状などを説明し、是非ともわらアートで活性化を図りたいと話されました。

次に、安井玉川支所長のご挨拶。「わらアートで鈍川を楽しく面白くして、多くの方をお迎えしたい」と思いが語られました。

そして、いよいよ講師の宮島慎吾先のご講演です。

先生は、わらアートの第一人者で過去にも全国に沢山の作品を作っていらっしゃいます。

わらは収穫のシンボルで、神への感謝の印をあらわすもので、有名な出雲大社の大注連飾りが象徴だと写真が映し出されました。その後も次々と先生の作品が登場します。

つい最近閉幕した瀬戸内国際芸術祭では、小豆島に高さ4mのゴリラ、3.5mのトリケラトプスを登場させ話題になりました。

詳細な図面も披露され会場からは「ホーッ」の声が。 

美大の生徒さん、地元のボランティアの人たち約20人ほどの力で1週間で出来上がったそうです。


大きなトリケラトプスの足元で見上げる子や触っている子もいて、是が先生の目指している皆が楽しめるアートだそうです。

他には米どころ新潟で毎年開催されるイベントから、人食いざめのジョーズ。

熊本の阿蘇の牧草で作った牛等が披露されました。

愛媛でも、ワラグロで有名な西予市のマンモスはご存知の方もいました。

西予市では、翌年は地元の人たちで子マンモスが作られ話題になりました。

都市農村共生・対流総合対策交付金事業として展開される、今回のわらアートは皆の夢をのせていきます。
早ければ来年の春ごろ学校近くの田んぼに鈍川らしいドデカイわらアートが完成し、周りの田んぼにはレンゲや菜の花が咲き、神子森線をハーフマラソンが復活し、お・も・て・な・しの休憩所などができ・・・・。

いろいろと想像しただけで、ワクワクドキドキする夢のある講演会でした。もっと詳しいことが知りたい、あるいは、とても関心のある方は、NPOへお問合せください。

第6回玉川福祉センターまつり

11月16日(土)午前9時30分から14時30分まで、今治市玉川福祉センターにて、「第6回 玉川福祉センターまつり」が開催されました。


玉川中学校吹奏楽部の皆さんによる生演奏に続いて、支部運営委員さんたちのテープカット。

島崎支部長さんのもと、運営委員会で、今年のテーマは「家族~家族の絆から地域の絆へ~」でと決まりました。折しも、家族の週間が11月10日(日)~23日(土)に定められています。

文化芸能発表会、家族の絆から地域の絆発表会、イクメン・イクジィ応援コーナー、中学生達の自分のまち発表会、玉川ふるさとカルタ取り大会、読み聞かせ、輪投げ、エコ市場、笑顔の写真館、各種福祉相談コーナー、おでかけじどうかん、クイズラリー、たまっこらんど同窓会、ハンドメイドサロ等々・・・。

 

屋外でも、段ボールハウスを協力して作ったり、きっさんの手作りおもちゃで遊ぼうのコーナーなど子ども達の歓声がいっぱい。

働く車の展示や各種団体のバザー、ヤギのシェリーと遊ぶなどなど。30をこえるサロンやボランティア団体が、わいわいと盛り上げました。


小学生ボランティアさんたちや、玉川中学校のみなさんたちの若い人たちの活躍が目立ちました。


こうした普段からのふれあいが、地域とのつながりや、人と人との信頼関係を育てていきます。

まずしっかりと家族の絆をむすんで、それが世の中へ広がっていき、地域での絆も、また家族やひとりひとりに還元されるようなイメージ。

町内の各サロンさんは、いろいろなバザーをしてくれました。

玉川ボランティアネットワーク協議会さんのおうどんも早々と完売。
福祉センターは笑いが絶えない1日でした。

鴨部小学校コンサート

11月5日(火曜)鴨部所学校で「歌い継ごう日本の歌コンサート」がありました。

西予市出身松山在住のソプラノ歌手二宮典子さんと、同じく西予市出身松山在住のピアニスト笠原和美さんをお迎えしました。

二宮さんは毎年リサイタルを開き、自らの勉強のための渡米、渡欧も続けて、幅広く活躍されています。

奇しくも、森先生と小学校が同じことが判明して、思わず感動の場面が・・・。


100人に満たない全校生徒は、マイクなしで体育館いっぱいに響き渡る二宮さんの声量に圧倒されていましたが、巧みな話術でいつしか二宮ワールドに引き込まれていました。

「この道」「赤トンボ」「さくらさくら」「宵待ち草」を熱唱されながら、低学年の「真っ赤なあき」高学年の「小さい秋みいつけた」「校歌」は指導もされました。

ああしなさい、こうしなさいではない感情の表現の仕方を子供たちがすんなりと受け入れ、それはそれは楽しく上手に歌い上げ感心しました。

二宮さんは「私が通った小学校もこことおんなじ田舎だったのよ。そこでお姫様になりたいといつも思ってたのよ。

お姫様にはならなかったけど、このドレスお姫様みたいでしょ!みんなもなりたいと思った人に必ずなるんよ!

田舎のいいところで、いい思い出の貯金をいっぱいして世界にはばたいてね。」と締めくくりました。

なかなかソプラノ歌手の生の歌を聴く機会はありませんが、田舎の小さな学校での感動は、きっと子供たちの心にいつまでも残っていくことでしょう。きっかけを作って下さった村上校長先生に感謝です。

19日の火曜日には狂言師古川道郎さんをお招きして「附子」ブスが上演されます。

どなたが参加されても結構ですので、是非あなたも、狂言にチャレンジしてみませんか?

ふれ愛まつり2013

11月3日(日曜日)玉川総合公園で恒例の「ふれ愛まつり」開催されました。


あいにくの雨模様でしたが、町内外から沢山の方に来ていただきました。


500人分用意されたふれあい鍋は大人にも子供にも大人気で一番の人だかりでした。

NPO法人玉川サイコーの「ダムカレー」も先日のTV放映のおかげで、お昼時には混雑していました。(写真はスタートしたばかりの時で、人が写ってないのですが・・・混雑してきたらいつも写真を撮っている間がないんです(^_^;)すみません)

その他のバザーや野間馬の体験乗馬、ノルディックウォークの無料体験なども人気でした。
ロビーでは友近890(やっ君)がギターを片手に元気よく歌い、会場の皆さんの心を一つにして盛り上がっていました。


2階に上がると小中学生の作品や趣味の会の皆さんの作品が、土曜日から搬入されて勢ぞろいし、「あったぁ!」とお孫さんの絵を見つけて思わず笑顔になるおばあちゃんもいました。

 

 


グリンピアの大ホールでは芸能大会も開催され、九和、鴨部保育所の子供たちの歌や踊り、中学校の吹奏楽、カラオケ、日本舞踊、フラダンスなど日頃の練習の成果を沢山の観客にご披露しました。
毎年この日は市内の各地で文化祭やイベントがありますが、舞台の上も観客席も各出し物も町民の皆さんがこぞって参加し、ますます賑やかに開催されるといいですね。
関係各位の皆様お疲れ様でした。