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玉川のニュース

玉川ダムにシャトルバイク!

皆様、今日から9月です。
1日の朝、地元愛媛新聞に玉川のいいニュースが掲載されていました。

先日、玉川支所に届いたばかりのシャトルバイクについてです。
玉川ダムに、サイクリストを呼び込み、地域の観光を盛り上げようと4組のキットを玉川支所が購入しました。

なんとなんと、これ、イタリアから来たんです。

私たちも、安井支所長さんからこの話を始めに聞いた時には、思わず笑ってしまいましたが、想像したらなんて夢のある楽しいことなんだろうと思ったわけです。
今回、実現してほんとうに嬉しいです。
9月以降無料体験試乗を実施した後、来年度から有料で貸し出しする予定です。

ますます玉川から目が離せなくなりますよ~~(笑)みなさん♪

9月もはりきってまいりましょう!!

山中春雄の絵本の世界

8月27日(月)玉川近代美術館で、夏休みワークショップ企画 読み聞きかせ「山中春雄の絵本の世界」がありました。


美術館が所蔵している山中春雄の絵を鑑賞し、絵本作家としても活躍した彼の絵本を3作、シアター絵本で見てもらいました。
定員30名を超す子供たちと、支所長さんはじめ大人も楽しみました。


絵本は、「いぬとにわとり」「ぺにろいやるのおにたいじ」「てんぐのこま」で、町内で絵本や紙芝居の読み聞かせをしている「おはなしクラブ玉手箱」のメンバーが担当しました。手前から村上さん、阿部さん、井出さん、渡辺さんです。


2点の絵は静かで落ち着いていますが、絵本は色鮮やかで、子供たちは目を輝かせて見入っていました。
絵本のあとは、「わくわく美術館たんけん」です。


館内の絵のイラストやシルエットなどから本物の絵を探すゲームです。


3~6歳の子供たちには難しいかと思いましたが、みんな次々に見つけて歓声があがっていました。
また、絵の具の塗り具合を触ってみるコーナーでは、全員が触りたがって、大人気でした。


藤原学芸員さんの「せっかく玉川に美術館があるのだから、そのの美術館にひとりでも多くの子ども達に来てもらい、本物の絵を鑑賞してほしい」との思いが伝わったでしょうか。

子ども達の笑顔を見ていると、嬉しくなりました。
これからも、私たちの町の美術館を、もっともっと身近に感じられますように。

木工クラブ「銅宝塔」のお披露目

8月26日(月)町内木工館で玉川近代美術館保管の国宝「銅宝塔」のお披露目がありました。


奈良原山から出土した国宝の事を知ってる人はいますが、現物は美術館で厳重に保管されているため、誰でも気軽に見ることができればと、木彫りには自信のあるクラブ会員でレプリカを作ることになりました。
幸い、楠の掘り出し物が手に入ったので皆さんの得意な分野を生かし、図面を引く人、木どりをする人、塔を、相輪、屋根、経筒、蓮座、台座の5つのパーツに分け急ピッチで作業が進みました。
各自が別々に作ったものを、今日初めて合体させます。


そして、寸分たがわぬ出来栄えで5つのパーツは、がっちり合い原寸通りの塔が出来上がりました。


さすが、気の合う仲間が作ったとあって、お見事です。
後は、クラブ員が打ち出した銅製の飾り物を付け、仕上げにかかるそうです。


11月のふれあい祭りには完璧な形で登場です。お楽しみに!
これは、愛媛新聞にも写真入りで大きく報じられました。

 

移住者交流会

8月25日(日曜日)鈍川の奈良の木で移住者交流会が開かれました。

春に、神子森で畳表の工房を開いた徳永さん夫婦を初め、すでに移住が決まっている家族、移住したい家族など6家族、地元の人たち、NPOの仲間など子供も入れると30人近くの人が集まりました。

手作りの料理を持ち寄り、地元のシシ肉や野菜のBBQを食べながら情報交換をしました。


傍では、子供たちがサワガニを捕まえたり、笹舟を作ったりと何とも言えない里山の光景が繰り広げられました。


途中から出席下さった支所長さんへは、鈍川に移住したらこんなこと、あんなことお願いしますと早速子供達に関するお願いなども出ていました。

 

何でも手に入る今の時代、お金では買えないものを求めて玉川町で暮らしたいという若い人たち。

ゆったりと流れる時間。

手作りの食。


忘れかけている大事なものに気づかせてくれるこの人たちを応援せずにはいられません。

小さな村に、笑顔がひとつずつ増えること・・・受け入れる私たちにとってもしあわせです。

福祉のまちづくりフォーラム

8月24日(土)「福祉のまちづくりフォーラム」が玉川福祉センターで開催されました。
玉川町での開催は初めてとあって、会場は一杯の人で埋まりました。


島崎支部長の挨拶の後は早速「これからの地域での老い方、生き方、支えあい方」の基調講演に入ります。

本日の講師は聖カタリナ大学人間健康福祉学部教授の恒吉和徳先生です。


今の時代人々が抱えている不安の上位は、老いも若きも、1.老後の生活 2.健康 3.収入 4.災害と続きます。
特に1位の老後についての問題が顕著に現れているのが、玉川町の高齢化率です。
65才以上は全国平均24.8%に対し33.22%。75才以上は全国平均12.2%に対し18.84%とはるかに多い数値が出ています。
この事実をしっかりと受け止め、殆どの人が希望する住み慣れた地域で暮らし、支えあうことを皆で考えました。
先ず、高齢者については、住民同士のつながりを今まで以上に密にし、公の機関にのみ頼らないで、地域で生活支援をする。 障害のある人や、子育て真っ最中の若い人たちにも同じことが言えます。
次に、孤立化しないために、近所の人、民生児童委員や社協職員など、地域包括支援センターなどの
力を借りる。等のアドバイスを沢山頂きました。
住みやすい暮らし作りともいえる福祉は「一人の100歩より、100人の1歩がだいじ!」と締めくくりました。

次に、玉川支部の村上さんから、社会福祉協議会玉川支部の事業の説明がありました。

続いてパネリストの方を交えての事例発表、意見交換会です。
玉川築民生児童委員会より小山田憲正さん。
小鴨部ほっとサロンより阿部 房江さん。
玉川ボランティアネットワーク協議会より 森 智子さん。

コーディネーターは、恒吉先生で、それぞれ町内で活動している様子を紹介したり、課題や展望についてもざっくばらんに語りました。

まあ、皆さんフロアーの方々も時に大笑いで、和気あいあいとあっという間に時間が過ぎました。
普段から、自分の町にどのような人がいて、どのような活動をしているか、関心を持っていくことが大事。そこから全てが始まるということでした。
そして、皆が助け合ってつながりを大切にしていきたいという声が会場からも聞こえました。

参加された皆様、関係機関の皆様ご苦労さまでした。