8月4日から9月12日まで、朝倉ふるさと美術古墳館で「伊予寺路(東予地方)の昔話」展が開かれています。

8月29日玉川町内のボランティアグループ「おはなしクラブ玉手箱」が玉川の民話の紙芝居を読みに行きました。

当日は朝倉の小学生が30人ほど集まりました。
学芸員さんの挨拶のあと、朝倉の読み語り会の2人が「保田の権六」の紙芝居を読みました。
飢饉に襲われた時、翌年の収穫のために必死で種籾を守り、今のおいしい朝倉米の元を作った偉人のお話です。
次は、玉川の民話「神さんの投げた石」です。

仲の悪かった玉川の楢原山と高橋の権現山が力比べをして引き分け、仲良くなったお話です。
最後はやはり玉川に残る「はなかげ」さんです。
庄屋の家に入ったドロボーが、逃げている時に大きな岩に鼻をぶつけてなくなってしまいました。
可愛そうに思った村人が今でもお祀りをしている話です。

戦後の紙芝居屋さんが乗っていたようなレトロな自転車が用意され、拍子木と共に始まった民話に子供たちは釘づけになっていました。
又、飴細工や型抜きなども用意され、昔のお菓子を味わいました。

昔話を通じて、ふるさとの良さを発見したひと時でした。
2013年9月2日|
Category:玉川のニュース
皆様、今日から9月です。
1日の朝、地元愛媛新聞に玉川のいいニュースが掲載されていました。

先日、玉川支所に届いたばかりのシャトルバイクについてです。
玉川ダムに、サイクリストを呼び込み、地域の観光を盛り上げようと4組のキットを玉川支所が購入しました。
なんとなんと、これ、イタリアから来たんです。
私たちも、安井支所長さんからこの話を始めに聞いた時には、思わず笑ってしまいましたが、想像したらなんて夢のある楽しいことなんだろうと思ったわけです。
今回、実現してほんとうに嬉しいです。
9月以降無料体験試乗を実施した後、来年度から有料で貸し出しする予定です。
ますます玉川から目が離せなくなりますよ~~(笑)みなさん♪
9月もはりきってまいりましょう!!
2013年9月1日|
Category:玉川のニュース
8月27日(月)玉川近代美術館で、夏休みワークショップ企画 読み聞きかせ「山中春雄の絵本の世界」がありました。

美術館が所蔵している山中春雄の絵を鑑賞し、絵本作家としても活躍した彼の絵本を3作、シアター絵本で見てもらいました。
定員30名を超す子供たちと、支所長さんはじめ大人も楽しみました。

絵本は、「いぬとにわとり」「ぺにろいやるのおにたいじ」「てんぐのこま」で、町内で絵本や紙芝居の読み聞かせをしている「おはなしクラブ玉手箱」のメンバーが担当しました。手前から村上さん、阿部さん、井出さん、渡辺さんです。


2点の絵は静かで落ち着いていますが、絵本は色鮮やかで、子供たちは目を輝かせて見入っていました。
絵本のあとは、「わくわく美術館たんけん」です。

館内の絵のイラストやシルエットなどから本物の絵を探すゲームです。

3~6歳の子供たちには難しいかと思いましたが、みんな次々に見つけて歓声があがっていました。
また、絵の具の塗り具合を触ってみるコーナーでは、全員が触りたがって、大人気でした。

藤原学芸員さんの「せっかく玉川に美術館があるのだから、そのの美術館にひとりでも多くの子ども達に来てもらい、本物の絵を鑑賞してほしい」との思いが伝わったでしょうか。
子ども達の笑顔を見ていると、嬉しくなりました。
これからも、私たちの町の美術館を、もっともっと身近に感じられますように。
2013年8月27日|
Category:玉川のニュース
8月26日(月)町内木工館で玉川近代美術館保管の国宝「銅宝塔」のお披露目がありました。

奈良原山から出土した国宝の事を知ってる人はいますが、現物は美術館で厳重に保管されているため、誰でも気軽に見ることができればと、木彫りには自信のあるクラブ会員でレプリカを作ることになりました。
幸い、楠の掘り出し物が手に入ったので皆さんの得意な分野を生かし、図面を引く人、木どりをする人、塔を、相輪、屋根、経筒、蓮座、台座の5つのパーツに分け急ピッチで作業が進みました。
各自が別々に作ったものを、今日初めて合体させます。

そして、寸分たがわぬ出来栄えで5つのパーツは、がっちり合い原寸通りの塔が出来上がりました。

さすが、気の合う仲間が作ったとあって、お見事です。
後は、クラブ員が打ち出した銅製の飾り物を付け、仕上げにかかるそうです。

11月のふれあい祭りには完璧な形で登場です。お楽しみに!
これは、愛媛新聞にも写真入りで大きく報じられました。

2013年8月26日|
Category:玉川のニュース
8月25日(日曜日)鈍川の奈良の木で移住者交流会が開かれました。

春に、神子森で畳表の工房を開いた徳永さん夫婦を初め、すでに移住が決まっている家族、移住したい家族など6家族、地元の人たち、NPOの仲間など子供も入れると30人近くの人が集まりました。

手作りの料理を持ち寄り、地元のシシ肉や野菜のBBQを食べながら情報交換をしました。

傍では、子供たちがサワガニを捕まえたり、笹舟を作ったりと何とも言えない里山の光景が繰り広げられました。

途中から出席下さった支所長さんへは、鈍川に移住したらこんなこと、あんなことお願いしますと早速子供達に関するお願いなども出ていました。
何でも手に入る今の時代、お金では買えないものを求めて玉川町で暮らしたいという若い人たち。

ゆったりと流れる時間。
手作りの食。

忘れかけている大事なものに気づかせてくれるこの人たちを応援せずにはいられません。
小さな村に、笑顔がひとつずつ増えること・・・受け入れる私たちにとってもしあわせです。
2013年8月25日|
Category:玉川のニュース
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