玉川ブログ

第3回 生涯学習講座のご案内

来る7月9日(火)に第3回生涯学習講座を開催します。

自主防災についてのお話です。皆様お誘いあわせの上ご参加ください。
なお、当日の参加も歓迎します。

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日 時  平成25年7月9日(火)午前9時30分~

場 所  玉川公民館2階講義室

内 容  講演「自主防災」家庭でできる防災対策

講 師  今治市役所防災危機管理課 二場健児 室長

申込み  6月27日(木)までに地域教育課(TEL 55-2701)へお願いします。

 

第2回 すみれ子育て教室

去る6月18日(火)午前9時30分~正午まで玉川公民館 一階調理室にて、第2回 すみれ子育て教室が開催されました。

今回は、調理実習「園児からおとなまで短時間で作れるお弁当レシピ」です。

講師に、今治福祉施設協会 今治育成園 栄養士 西本 富士美先生をお迎えし、簡単にできるキャラクター弁当の作り方や短時間で作れるさまざまなおかずの作り方を教わりました。

講師からアドバイスを受けながら学級生同士お互いに協力し合い、和気あいあいとした実習となりました。
特にキャラクター作りでは歓声もあがり、笑顔の中での教室でした。


できあがったお弁当を見ると、みなそれぞれ個性的ですばらしい作品でした。


学級生からは、早速「五味五色」を取り入れたお弁当を家でも作りたいとの声が多く聞かれました。
皆さんもすみれ子育て教室に気軽に参加してみませんか?お問い合わせは、玉川地域教育課まで。

 

7月です

7月になりました。

トップページの沖野愛さんの画像が、七夕と夕涼み会の絵に変わりました。

梅雨明けが待たれる季節ですが、この時期ならではの楽しみを見つけたいですね。

第2回 生涯学習講座(シャッフルボード)

6月14日(金曜日)九和小学校体育館で6年生39名と学級生20名が、シャッフルボードの競技をしました。

学級長さんのの挨拶に続き地域教育課の担当者からルール説明がありました。

小学生チーム対学級生チームに分かれチーム名もユニークな名前が付きました(美女連・つばめの赤ちゃんなど)

ジャンケンでいざ試合開始!!

この日の体育館はまるで蒸し風呂のような暑さでしたが、流れる汗もなんのその白熱したゲームが展開されました。

孫のような子ども対おじいちゃんおばあちゃんが、遊びとはいえ真剣勝負をし、特に小学生チームの団結力は試合も応援も見事なものでした。

今回の講座の目的「世代を超えた交流」は大成功のうちに終えることができました。

万葉植物についての講演会

6月28日(金曜日)玉川支所会議室で「万葉植物について」と題して講演会を開催しました。

「NPO法人玉川サイコー」は、総合公園内にある万葉の森の整備に力を入れることになっており、そのためには、万葉植物のことを少しは勉強しようと、本日の勉強会になった次第です。
講師は玉川で教鞭をとったことがあり、退職後は「みどりの相談窓口」でも活躍されている千歳滋先生で、20名ほどがユーモアを交えた軽妙な講義に耳を傾けました。

先ず最初に先生からのプレゼントです。

幸せを運ぶと言われている、四葉のクローバーを栞にしたものが全員に配られました。
そして「これは、なんでしょう」「はーい!クローバーです。」
答えはブッブーでした。
万葉集では田字草(でんじそう)と詠まれて、葉の形が田の字に似ているのが名前の由来で葉っぱは、全部四葉なのです。

クローバーはヨーロッパから当時ギヤマンと呼ばれていたガラス製品を輸入した時、それらが割れないように、詰め物として間に挟んだ干草の中に紛れていた種が、後に発芽して増えていったもので、万葉集に出てくる田字草とは、全くべつものだそうです。

みなさん「へ~。なるほど!」です。
しかし、近年この田字草は愛媛でも絶滅危惧品種に挙げられいて、このあたりでも野間地域から大西町に流れている品部川に少しだけあるそうです。
ふたつの違いは田字草が夜になると葉を合わせて閉じるのに対し、クローバーはそのままだそうです。

更に興味深かったのは、万葉集に歌われている「花かつみ」はこの田字草のことを指していると言います。
しかもその他にも、花しょうぶやマコモも「花かつみ」で表しているというのです。
花かつみ=マコモ又は花しょうぶ又は田字草なのです。
ですから植物園での表記は「花かつみ」の立て札のところには有力候補のマコモ、花しょうぶ、 田字草の3種を植えることができればいいそうです。

この草は押し花の標本や専門書のコピー、更に家紋の説明と大変詳しく説明した頂きました。

次にはハスの実を見せていただきました。、この実は2000年放ってて置いても発芽する強い生命力を持っていて、地下茎の蓮根は4文字のなかに「ん」が2回も出てくるので運のいい植物ですとの冗談に笑いも出てきます。。

他にも、柏の葉、クレナイ、リョウブ、いわひづら、サルナシなど次々と話がはずんでいきました。

又、今の季節目にする「ホタルブクロ」一般的にはその花の中にホタルを入れるのに丁度いいので蛍袋。
しかし、東北のほうでは提灯に似ているので火垂と書くそうです。

このようにどれが正しくてどれが正しくないと言うのは、なかなか難しいので、決め付けることはしないで人に聞くより、信頼できる本を念入りに読んで自分で調べることをお勧めしますと締めくくられました。

万葉集と聞いただけで堅苦しいイメージがありましたが、そんな既成概念が飛んでしまうような愉快な楽しい2時間でした。