玉川近代美術館 ミュージアムメイト発足
1月19日(日曜日)玉川近代美術館で初の試み「ミュージアムメイト」の発足オリエンテーションが開かれました。
玉川近代美術館は玉川町鍋地出身の徳生忠常氏が「故郷に文化の土壌を残したい」と昭和61年に全資金を提供して完成したもので、徳生記念館とも呼ばれます。絵画と彫刻380点余りを所蔵し、作家の数も173名にのぼり、常時100点ほどが展示されています。
設立の思いを今一度見直し、さらに地域に根ざした美術館となるよう、どのように活かせばいいかを、今年度各分野の委員が集まり、問題点やイベベントなどについて協議を重ねた報告書「そうだ!みんな玉川近代美術館へ行こう」を作成いたしました。
その中のひとつに、「ミュージアムメイト」という名のボランティアグループを作ってはどうかということで、さっそくボランティアが立ち上がりました。
広報で広く市民の皆さんに呼びかけたところ、14名の方の応募があり、発足会となりました。
沢山ある作品台帳の整理、館内外の清掃、企画展など入場者が見込まれるときの学芸員さんの補助等、裏方のお手伝いができることに皆さんワクワク、ドコドキの様子でした。
学芸委員の藤原さんから会員証をいただき、美術館の概要などもお話いただきました。
その後、意見交換会などもあり、「田舎でもよい作品が沢山あるので、もっと地域外の人にも知ってもらいたい」、「(住んでいるのは今治市)高橋ですが、役所も玉川が近いのでとても親近感があります」新婚さんで広島から転居したばかりの若い女性は「これを機にいろんな人と関わりたいし、美術館は大好きです」とざっくばらんな話ができました。
年間スケジュール等の説明も受け、本番はどうなるのか次回が楽しみな発足会でした。
このミュージアムメイトは、今治市立玉川近代美術館について関心のある方でしたら、どなたでも入会できます。参加希望の方は玉川近代美術館(電話0898-55-2738)までお問い合わせください。
2014年1月19日| Category:玉川のニュース