がんばる地域子どもシャッフルプログラム事業
3月18日(火曜日)がんばる地域子どもシャッフル事業が玉川町で開催されました。
これは、今治市がんばる地域支援事業のひとつで旧越智郡各支所が互いに協力しながら町を元気にする事業のひとつです。
他には「がんばるマルシェ」「山に登ろう」「誕生花プロジェクト」等があります。
この日は、菊間中学校2年生の元気な45名が、玉川町の自然や文化に触れ玉川の良さを見つけると共に、菊間のよさを再認識しました。生徒の皆さんのガイド役を務めたのはNPO法人玉川サイコーのメンバーです。
先ず玉川近代美術館で歓迎の挨拶のの後、学芸委員の藤原さんから走らない、壁にもたれない、メモは鉛筆で等絵を見る時の注意事項の説明がありました。その後1時間ほどお勧めの絵の説明を聞き、つづいて国宝の「奈良原山経塚出土品」を特別に見せてもらいました。
中でも完成度も古さも日本一と言っても過言でない銅宝塔の説明を、奈良原神社の宮司、竹之内さんから聞くと皆さん目を皿のようにして見入っていました。
大いに文化に触れていただいた時間でした。
次は場所を変えて玉川総合公園内の「万葉の森」に移動です。ここでは{玉川ねっと」の紙芝居のコーナーで紹介されている「犬塚池」を読みました。
札所の2つのお寺のお使い犬、シロの話を熱心に聞いてくれました。
読み終えるころから空模様が怪しくなり、後ろ髪惹かれる思いで支所へ移動しました。この万葉の森には万葉集に出てくる植物の殆どの品種130種ほどが植えられていています。
この度園内の整備と共に立派なガイドブックが出来上がり、それを元に一緒に園内を巡りたかったのですが本当に残念でした。
しかし、支所ではガイドブックを基に歌や植物の説明があり、それらを踏まえてクイズにも挑戦しました。
もらったばかりのガイドブックと首っ引きで、班ごとに正解率と順位を競い大いに盛り上がりました。
上位には景品があり手渡すたびに歓声が上がっていました。楽しいお弁当タイムの合間では、安井支所長が玉川全体の見所やお勧め箇所をスライドで楽しく紹介してくれました。
鈍川のふれ愛茶屋のまんてん焼きもお土産にもらって交流の時間は終了となりました。
この様子は当日のテレビ愛媛でも放映されました。
「日常では知ることのなかった玉川のいいところを、分かりやすく説明してもらってとてもよかったです。」とインタビューに答えてくれた生徒さんに感謝でした。
2014年3月18日| Category:活動報告