9月7日(火曜日)万葉の森の入り口にある万葉池と周りの手入れを行いました。
ひと夏を過ぎると池には大量の藻が発生し、万葉植物のプランターも他の水草で覆われています。
周りも雑草が伸び放題!手分けして、草引き、池の水の抜き替えをし2時間ほどですっかりきれいになりました。
彼岸花はニョキニョキと芽が出ているのでカレンダー通り咲きそうです。
また、池の上では真っ白な花みょうがが咲いて、いい香りが漂っています。
終わったころに、西条市から俳句の愛好会の皆さんが吟行に来て下さったのに偶然お会いしました。
早速、グリーンピア玉川で「万葉の森」のガイドブックをもらって「これからお弁当をいただいて、ゆっくり散策させていただきます。」とのこと。
この日は町の職員の方が斜面の草刈りにも精を出していて、きれいになった町のお宝を町外の方に訪ねていただけることの幸せを感じながら万葉の森を後にしました。
2014年9月10日|
Category:万葉の森再生事業,活動報告
9月9日(火)19:30~龍岡中村集会所にて、実習生と地元住民による地域座談会が開催されました。
この実習生は、先月8月18日に玉川入りし、龍岡地区に来て、1ヶ月地元に住みながら、玉川町全域で地域福祉についての実習をしている4名の女子大生と、実家の大西町から通っている男子大学生1名の5名です。
女子大生4名は、倉敷の川崎医療福祉大学から来ています。男子学生は岡山の美作大学から来ています。
社協やふれ愛茶屋や、玉川地区のいろいろな場所で実習を続けているかたわら、地元のお寺の行事に参加したり、地元で農作業を手伝ったり、地域の人達とふれあう機会を積極的につくりながらがんばっています。
実習生の司会進行で座談会は進みました。
村のいいところと困ったところを見つけるワークショップでは、自然が豊かである、県庁に近い、お米が美味しい、子どもがいる、アーチ橋やかくれキリシタンのお墓?!など村の世界遺産がある(笑)などが出ました。
そしてなにより、人との絆がある。近所同士助け合ったり、人情があり、親切で協力的であるということや長生きの人が多かったり、高齢者が元気であるという意見がでました。
逆に困ったこととしては、少子化で若い人が少ない、それにともなって、子供みこしやいのこさんなど、行事がお休みしてしまっている。
お店がないので買い物が不便、病院学校、公共機関が遠い、交通の便が悪い、鳥獣害がひどい、夜暴走族のバイクの音がうるさい(国道が通りトンネルが松山へ抜けたため)、横断歩道などなく道路が危ない、インターネットの光がきていない・・・などの意見も。
普段、村に住んでいてあれこれ不便なことはよく出ますが、こうしたことがきっかけで、村のよかった探しができ、村の人たちの表情がとても明るくなりました。たくさん子供たちがいた懐かしい話も出たり、誰かお手伝いしてくれたら、子供みこしも復活できる・・・などの話も出ました。
どれくらいの人が参加してくれるか心配していましたが、子どもたちの参加もあったり、下は5歳から上は95歳まで、30名の参加者があり、こんなに幅広いたくさんの村の人があつまることはめったにないことでした。皆和気あいあいと、とてもいい雰囲気の2時間でした。
たかが1ヶ月でありますが、若い人が村に住むことで、住民にも少し変化が見られるようになりました。9月18日まで、もう少しですが、実習生たちには頑張ってほしいと思います。
2014年9月10日|
Category:玉川のニュース