万葉の森再生事業 « 玉川ブログ

万葉の森再生事業

万葉の森散策

6月13日(金曜日)玉川万葉の森で初夏の花や、緑の木々を観察する散策会を開催しました。


NP法人の会員でもあり、万葉歌や植物に詳しい千歳磁先生が講師です。

長年教鞭をとってこられた先生は、お庭から持ってきた紫陽花でとても詳しい解説をされました。

紫陽花はもともと日本古来の植物で、シーボルトがヨーロッパに持って行って外国に広まったとか、葉っぱの甘いのは4月8日の花祭りに甘茶として使われるとか、形によって3種類に分けられるとか。

ユーモアたっぷりの説明に時間の経つのも忘れ、皆さん熱心にメモを取ったり、中にはボイスレコーダー持参の方も。

カエデはその形がカエルの手に似ているからカエルデと万葉集には詠われているのにもヘェ~~でした。

つい先日まで花が咲いていたセンダンやナツツバキは終わり、水生植物のアサザが可愛い黄色の花を咲かせています。

今月いっぱいは紫陽花が咲きそろって楽しませてくれそうです。また、こういう散策の会をしたいと思います。

このブログでもご案内させていただきますので、ぜひご参加くださいませ。

ホトトギスや鶯の声も終日聞こえる万葉の森はリフレッシュするにはサイコーの場所ですよ。

町内外からご参加くださった皆さん有難うございました。

万葉の森ガイドブックお披露目会

5月7日(水曜日)みどりの風が心地よい玉川万葉の森で、ガイドブックの完成お披露目会を開催しました。

このガイドブックはNPO法人玉川サイコーが、愛媛県「三浦保」愛基金の補助を受け、花木の剪定や補植などの整備を丸1年かけて行い、この度事業の締めくくりとして刊行したものです。

玉川万葉の森は、県内に2ヶ所しかないうちの一つで、万葉集に出てくる植物の内130種余りがここ玉川に集まっています。

しかもほとんどが町内に自生しているという大変珍しい所です。

ガイドブックにはそのすべてが写真と万葉歌で紹介されていて写真は万葉の森で撮影したものです。

井出理事長のあいさつの後、思い入れがひとしお強かった品部政夫さんがここまでに至る経緯を感慨深く話されました。

品部さんは、この万葉の森に最初からかかわっていらっしゃいました。

また、この万葉の森の事業の実行委員長でもある青野澄子副理事長が、解説をしました。

木々の名札や、万葉歌をすべて手書きし、感慨深かったと思います。

万葉の森の散策には、植物に詳しい千歳滋先生が案内役を務めて下さり、参加者の皆さん、早速にガイドブック片手に聞き入っていらっしゃいました。

お忙しい中、今治市役所玉川支所の安井支所長も、かけつけてくださいました。

最後はお楽しみのお茶会です。

森敬子さんはじめ会員のお点前で、青空のもといただくお薄と季節のお菓子に皆さんまったり。

サイコーのお天気とロケーションとガイドブックとのコラボは大成功でした。

お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。
皆様も、玉川総合公園へ、ぜひ足をお運びください。そして、万葉の森を散策ください。

今後もガイドブック片手に四季折々の森の移り変わりをお楽しみください。

尚、このガイドブックは玉川支所、支所内の地域教育課、NPO事務局で無料で配布しています。グリーンピア玉川にも置いてありますので、お手にとってご覧ください。なおない場合は、支所までお問い合わせください。

万葉の森ガイドブックお披露目会ご案内

NPO法人「玉川サイコー」では、万葉の森の整備事情に取り組んできました。

1年間の事業の集大成として、年度末に、ガイドブックができあがりました。

つきましては、そのお披露目の会を開催いたしますので、お誘いあわせの上、ふるってご参加ください。

日時 平成26年5月7日(水)午前9時30分~正午
場所 万葉の森 現地(雨の場合は今治市役所玉川支所大ホール)」
内容 万葉の森の石碑の紹介・散策や野点ほか

現在、玉川総合公園は、ツツジの花が見ごろを迎えております。
万葉の森で、いろいろな草花が皆様をお待ちしています。

万葉の森 補植

11月21日(木曜日)万葉の森での作業をしました。

今年度、私たちNPO玉川は、愛媛県「三浦保」愛基金補助事業として、万葉の森の整備などの事業に取り組んでいます。

 

今までにも、夏場の草刈り、アジサイ園の剪定、名札の架け替え、万葉池の清掃・・・・・と沢山の整備をしてきました。

今更ですが、生きているものを守っていくというのは、思いのほか大変です。でも、つきあえばつきあうほど、それだけ愛着もわいてきました。


ここは、殆どが玉川町内に自生している万葉植物を移植しているのですが、開設から何年も経ち、当初あった植物も、自然消滅したり枯れたりしたものもあり、なんとかしたいと思ってきました。

この日はえごのきを2本、黒竹を2株補植し、伸びきっている雑木などを剪定して作業を終えました。

いつもはパワフルな女子?(笑)もこの作業は男性に頼ることが殆どでした。

少しずつですが、整備されていく万葉の森を見に、是非お出かけください。

紅葉が最後の見ごろとなっています。

又、森の整備が終わるのと同時に、万葉の森ガイドブックも仕上がるように写真選びや万葉歌の選択にも力を入れていますので乞うご期待を!!

誰かがしてくれるのを待つのではなく、出来る人が出来ることから・・・・・そんな思いが小さなアクションになっています。

万葉の森 紫陽花の剪定作業

8月31日、あいにくのお天気ではありましたが、万葉の森の紫陽花の剪定作業をしました。

8時からスタート。品部政夫さんから、どのように摘んだらいいのか説明を受けました。

最初はみんな、なかなか慣れなくて、四苦八苦でしたが、そのうち、慣れて手つきもよくなってきました。

この「玉川ねっと」を見て、参加してくださった方もいらっしゃり、メンバーも嬉しくなりました。

剪定とともに、男性陣は草刈り機で草も刈ってくれ、かなりすっきりとしました。

作業は大変ですけど、2時間ほどの作業で万葉の森はさらに輝きを増したように思います。参加者の顔にも笑顔がうかんでいました。