Rest Rest Rest その後
9月7日のイベント「Rest Rest Rest」の看板の仕上げに入っている沖野愛さんは、この連休中も看板に向かっておりました。
玉川の移りゆく四季を描く看板で、冬はすでにMAYA MAXXさんが仕上げて支所前の信号機の休憩所に掲げられています。
沖野さんは楢原山に抱かれた玉川の、春から秋を担当しています。
さくら、田植え、盆フェスタの花火、落合橋辺りの彼岸花と続いていきます。
2013年9月24日| Category:全体
全体
9月7日のイベント「Rest Rest Rest」の看板の仕上げに入っている沖野愛さんは、この連休中も看板に向かっておりました。
玉川の移りゆく四季を描く看板で、冬はすでにMAYA MAXXさんが仕上げて支所前の信号機の休憩所に掲げられています。
沖野さんは楢原山に抱かれた玉川の、春から秋を担当しています。
さくら、田植え、盆フェスタの花火、落合橋辺りの彼岸花と続いていきます。
2013年9月24日| Category:全体
夏休みも残りわずかになった8月29日(木)、玉川ダムでNPO法人「今治しまなみスポーツクラブ」主催のボート教室が開かれました。
講師はなんと昨年のロンドン五輪の日本代表、松山の武田大作選手です。
龍岡体育館の開会式で始まり、練習機械の「エルゴメーター」を使って漕ぐ練習をしたり、表示されるタイムや消費カロリーにびっくりしたり。
武田選手は、とても気さくで一人づつ丁寧に使い方の指導をしていました。
普段は経験することのない運動に、みんなも汗をかきかき一生懸命練習をしました。
それが終わると、いよいよボートでダム湖に漕ぎ出します。
初めはおそるおそるですが、さすがに時間がたつとボートは気持ちよく進みます。
市内から参加した小学生約50人の楽しい教室でした。
武田選手は、秋の国体に向けての練習もこの玉川ダムでしているので、夕方以降なら見つけられるかも知れませんよ!
6月15日(土曜日)やっと梅雨らしい雨が降り野山が生き返った中、神子森に移住が決まっている人たちが田植えをしました。
すでに畳表の工房開きを済ませている徳永さんの田にはイ草が植えられていました。
今日は、地元の越智さんの田を借り受けている松山の渡辺さんのたんぼの田植えです。
昨日からクワと手で田の草取り(機械で耕すことはしません)をして準備をしています。
種籾から育てた苗を、ご両親や移住が決まっている北野さん夫婦や従弟が手伝います。
越智さんが探してきた懐かしい田植えの道具を目印にし、鎌などを使ってあけた穴に苗を1本づつ植えていきます。
普通は3~4本植えますが1本でも十分株は増えて収穫はできるそうです。
不耕起農法(ふこうき)といって、土を機械を使って掘り起こさなくても、大地の恵みを十分受けているこの地では、小川にも田んぼの土ににもミネラルは一杯含まれていて、化学肥料などもなくてもそれだけで十分だそうです。
今日は黒米、神仁穂米(かにほ米は赤米)緑米、ハッピーヒルの名で知られる福岡米、松山三井を植えます。
植えた後は少しの水の管理と、大変なのは草取りらしいですが、その雑草も枯らして肥料になるそうです。
これを年々繰り返し、混じりけのない純粋な有機の種を子孫のために残していくことが使命だと言われます。
「土地さえあれば、機械も肥料もなくても農業はでき、安全なものを食べて子育てができるのは、ここ神子森しかない」がここに集まって来る若者たちの共通の思いだと感じました。
明日は徳永さんの田んぼも田植えです。
米やイ草、お茶の栽培も決まっていて、ますます神子森から目が離せません。
広報「今治」の3月1日号に、鈍川の「ふれ愛茶屋」が掲載されました。
ふれ愛茶屋は、グループのみなさんが、空き店舗を利用し、「出会い、ふれ合い、語り合い」の心でお客さんをおもてなししています。
日用品の買い物や食事が楽しめるとあって、地元だけでなく市外から訪れる人も多くいて、店内は活気にあふれています。
この写真で、グループのみなさんが手にしているのが、イベントなどでお馴染みの、名物「まんてん焼」!!
ほかほかのおまんじゅうをほおばれば、ぎっしり詰まったあんこで、思わず満点の笑顔になりますよ。
壁にある「一人は万人のために 万人は一人のために」という言葉も、開店以来掲げています。深い言葉です。
自分たちの地域は自分たちで。地域に密着した頑張りが、みんなを支えています。
この度今治商工会議所さんの鈍川地域活性化事業で、鈍川温泉宿泊体験ツアーが開催されました。
参加希望の応募が多く、51組の中から厳選なる抽選で選ばれた市内10組市外5組の参加でした。
その様子をご紹介します。
10月25日は鈍川もとても秋の深まりを感じました。
25日は午後集合で、今治の郷土の歴史を研究なさっている大成経凡さんがガイドしてくれました。
せせらぎの音が聞こえます。
鈍川温泉の起源は、明治4年今治藩知事・久松定法(さだのり)が湯治場「楠窪冷泉浴場」を作ったことにはじまります。
大正になると温泉組合ができ、鈍川温泉となり、道後、本谷と共に「伊予の三湯」「美人の湯」と呼ばれています。
まず、近くのいいところで、鈍川発電所に行きました。
鈍川木地の流れを利用して大正9年今治電気として、発電機2台で運転開始。
昭和29年発電機1台に取り替えて出力増強し、今に至っています。
昭和52年から無人化となり旧宇摩群の土居町で管理しています。
最大出力は800KWで、だいたい玉川の所帯位に供給できるそうです。
しかし、電気は貯金が出来ないので、とにかく、つくり続けないといけないそうです。
「知らなかったー。」参加者の皆さんから驚きの声が。
今回の宿泊体験ツアーでは、こうした地元の人もあまり知らない鈍川の歴史を、大成さんが丁寧にしかも楽しく説明してくださるのが、とても人気でした。
また、発電所の中も見学させていただきました。
次は玉川近代美術館です。
絵を鑑賞と言うより、今解放されている国宝「伊予国奈良原山経塚出土品」を観ることができました。
いつもは閉まっている扉があいて、初めて本物を観るという人がほとんどでした。
仏教経典を世に残すために、地中に埋めたのが経塚で、昭和9年楢原山の山頂にあった奈良原神社の地中から見つかっています。
京都の鞍馬寺のものと並び双璧と言われてますが、実際に見ることができるのは鈍川のものです。
これは、定期的に見せてくれるそうですので、一見の価値ありです。
ここまでで1日目は終了であとは、お待ちかねの食事です。
どんなお料理がでるかとても楽しみでした。
旅の楽しみの大きなものに、食事がありますからね。
山菜料理もいいですがば、鈍川らしさ出すのは難しいと思います。
マコモタケとか原木しいたけとか、新鮮な食材で調理したものならいいですが、塩漬けしたワラビやタケノコはいらないんじゃないかな・・・などとあれこれ考えながら待っていると、とても美味しいお料理が出てきました。
川魚にこだわらず、瀬戸内のいきのいい刺身は絶品でした。
デザートまで板長さんの心意気が伝わってきた、いいお料理でした。
モニターさんたちは3つの旅館に分かれて宿泊したのですが、ちなみに1泊2食で11,000円とのことでした。
温泉のお湯は、ほんとうにすべすべ、ヌルヌルは昔と変わらなく大満足でした!!
やはりお湯の質のよさは売りにしてほしいですね。
ですが、女性にとっては特に気になるアメニティーは・・・・・。
今治の鈍川温泉ですから、タオルがゴワゴワしているのは、ちょっと・・・いただけません。
コップや、スリッパ、大浴場の石鹸シャンプーなど・・・・やはり鈍川らしさを出す中にも、清潔感のあるアメニティグッズは一考していただけるといいですね。
参加者の声にも多く出ました。
率直な意見で言えば、温泉の入り口の大きなゲートのような看板に始まり壊れかけた提灯、廃屋となっている建物も多く、もう少し景観がなんとかならないものだろうか。
お部屋やお風呂から見える山々も、もう少し手入れが行き届いていると感じがよいのでは・・・
ハイキングに、トレッキングにウォーキングにいいところがいっぱいあっても、地元の人が知らないし、整備ができていない。トイレがないも残念なところ。
県外からの方は道後は知ってても鈍川は知らないとか、とにかく広報不足。インターネットで鈍川温泉開いても行ってみたい情報がUPされていない・・・などなど。
でも厳しい意見が出たのも、皆この鈍川温泉のよさを是非ともPRしてもらいたいからこそ。
いいところをどう活かしたらいいかというアイデアもいろいろ出ましたよ。
とにかく美しい自然を活かしたい!自然が一杯なんだからこの自然とコラボした企画をしたいところ。
登山をしてお風呂、サイクリングコースの終点を温泉にする。
美術館、遊歩道、川遊び、季節を感じる参加型のイベントを行う。
湖畔の里の新米祭りも出ました。
しまなみ海道沿線の温泉とのコラボで温泉めぐりツアーもいいのでは。
差別化の意味では薬草を使った薬膳料理などもいいのでは。
皆さん、次々とアイデアを出しました。
このようなモニタリングをするなら、宿泊施設には知らせないで期間限定でお泊りをして意見交換が、本来の旅館の姿が見えるという意見もありました。
最後にコーディネーター役を務められた中小企業診断士の玉井先生は、今世の中は健康ブームだからそこにスポットを当て、温泉と何かを組み合わせることが集客率を上げるのに欠かせないでしょうねと締めくくられてました。
いろいろな熱い思いが集まって、企画された方も、参加した人たちも、鈍川温泉がなんとか活性化されてほしいという思いで開催された今回の宿泊体験ツアーです。
私たちの地域活性化事業とも、なんとか協力しあっていくことができればと、皆で話し合いました。
でも、先ずは知ること。感じることですね。
ふるさとのお宝は、私たちの足元にあります。