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活動報告

とんど祭り

1月12日(月曜日)順延になっていた鈍川のとんど祭りが行われました。
昨日の予定が強風のため本日火入れとなったものです。

昨日の火入れを楽しみにしていたお客様が今日も沢山来て下さり、予定通り13時に宮司さんのお祓いに続き、主催者の神子森自治会長さんらによって火がつけられました。

最初は煙でくすぶっていましたが、すぐに赤い炎が見え始め、皆さんが持参したしめ飾りや門松などと共に見る見るうちに高さ5mのトンドは炎に包まれました。

竹を多く使っているため、パーン、パン、ポンと弾ける音が辺りにこだまし、その都度観客がどよめきます。

とんど祭りは、日本全国にあるお正月の火祭り行事で、この火に当たったり、焼いたお餅を食べると一年間健康でいられるとの言い伝えがあり、無病息災、五穀豊穣を祈る伝承行事です。

てっぺんに立てていた笹飾りが崩れ落ちるのに10分もかかりませんでしたが、カメラで、携帯で、皆さんその様子を沢山納めていました。

祭日とあって子供さんは周りではしゃぎ、抱っこされた赤ちゃんもほっぺを赤く染めて参加してくれました。

立ち上る煙と炎に、忘れられようとしていく日本の懐かしい行事を、この子たちが引き継いでくれることを願ったものでした。

会場では、主催者の計らいで猪や鹿肉が焼肉でふるまわれ、昨日の残りのお餅も香ばしく焼けていました。

今年の秋には2代目ワラシシが登場の予定で、来年も盛大にトンド祭りが行われるでしょう。

足湯マルシェでカドヤ別荘さんダムカレーデビュー

本日の鈍川すっぴん美人の足湯のマルシェにて、鈍川温泉カドヤ別荘さんの「玉川ダムカレー」がデビューしました。

これで町内の登録店舗は、6店舗となりました。

カドヤ別荘さんのダムカレーは、イノブタカレーです。

大人も子供もおいしく食べられる甘口の味付けで好評でした。

限定20食はお昼過ぎには完売。

食べられなかった人もいたみたいですが、来月も毎月第2土曜日にマルシェ開催しておりますので、次回を楽しみにしてください。

鈍川温泉方面へお越しいただいたら、看板ができました。


これを目印にどうぞ!


ワラシシ解体

1月8日(木曜日)玉川町の観光大使として大活躍をしてくれたワラシシ親子の解体が行われました。

当初は11月のツール・ド・玉川までの予定でしたが、あれよあれよと言う間に人気者になり、予定を大幅に延長し、お正月で帰省した方々にも見てもらえました。

しかし約4か月、雨風に耐え先日は雪もかぶり、凛々しかった立ち姿も疲れが見られるようになり、惜しまれながらの本日の解体となりました。

この間、神子の森の方たちの数度の手直しが入っている事にも頭が下がります。

本日は、宮司さんの竹ノ内さんにより、感謝の神事がまことに厳かに、丁寧に執り行われました。

そのあと、いよいよ解体です。

鈍川各地域の自治会長さんはじめ、玉川支所、社会福祉協機会、玉川近代美術館、NPO法人玉川サイコーの人達に加え、町内外からもボランティアの皆さんが駆けつけて下さり、賑やかに作業が始まりました。

ハサミや鎌などを使ってどんどん藁のこもが取り外され昼までに親子ははだかんぼになりました。

親ワラシシには立派な木組みが使われクギも沢山打っています。

この田圃は4月には田植えが行われるので、金物が田んぼに落ちないようブルーシートを敷いて、注意深く作業を進めました。

本日決まったことですが、ウリ坊は神子の森と鈍川温泉の足湯でのんびりとすることになり、運ばれていきました。

さて、次は11日のトンドさんの用意です。

孟宗竹で5mのやぐらを組み先ほど外した藁のこもを結び付けていきます。

これが大変で、紐が短いとか長いとか、足場が悪いとか、骨組みの竹が外れたり、藁のこもがそろわなかったり・・・。おまけに足元は大変なぬかりようで、誰の靴も長靴もズボンの裾も泥んこです。

しかし、目の前のおおきな山をみんなが協力して踏破する事が、こんなにも気持ちのいいものかと誰もが感じながらの作業だったと思います。

出来上がったトンドさんの前で記念撮影したのは、予定を大幅に超過し、5時のミュージックサイレンが鳴り響いた時でした。

地域の財産は、地域の為に骨身をを惜しまず、力と技と知恵をかしてくださるこの人たちなのだと、つくづく感じた一日でした。

秋の万葉の森散策

11月10日(月曜日)色付きはじめた万葉の森で、秋の植物鑑賞と野点がNPO法人玉川サイコー主催で開かれ、町内外から40名近くの方にご参加いただきました。

前日の雨で森全体がしっとりと落ち着き、敷き詰められた落ち葉を踏みしめながら、ガイドブック片手に千歳滋さんの解説で森を散策しました。

紅葉(もみじ)とは色が変わるものの総称を「もみじする」と表現したのですが、今は「いろはもみじ」のことをもみじと呼んでお株をとられていますとユーモアたっぷりに解説してくださいました。


他にも果物でも木の実でも、沢山採れる年と採れない年が交互にあるのも、自然の摂理に会っていると聞かされ納得でした。
皆さん足元の落ち葉やドングリを手に取ったり、色付いた梢を見上げたり、万葉歌の歌碑を読んでみたりと思い思いに散策を楽しみました。

ひだまり広場まで戻るとお楽しみの野点で、季節のお菓子とお茶にほっこりしました。


本日は、俳句や短歌、川柳をたしなんでいらっしゃる方が多くて、一息つくと、あちらこちらから秀作が出来上がりました。
最後はそれらをご披露したり、感想などをお聞かせいただいて本日の会を終了しました。


ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
NPO法人玉川では万葉の森のガイドブックを活用してのイベントを、季節ごとに用意していこうと思っています。


今後もスケジュールが決まり次第こちらにUPいたしますので、お誘い合わせてご参加くださいませ。

 

理事会が開催されました

10月22日(水)19時から、理事会が開催されました。

上半期の活動報告や、今後のイベントや活動の方向性について話し合いがもたれました。