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活動報告

玉川ダムカレー研究会 発足!

2月18日(月)に、玉川支所にて、「第1回 玉川ダムカレー研究会」が開催されました。

町内の飲食や観光にかかわる人たち、支所の方、玉川サイコーのメンバーなどなど各分野から集まりました。

安井玉川支所長さんのダムカレーの趣旨説明がありました。この研究会が開催されるまでの経緯や、全国の調査なども話されました。

その後、玉川ダム管理事務所の武智所長さんが玉川ダムについてお話くださいました。

玉川ダムは、今治市玉川町にあり、海から約12キロメートル上流にあります。このダムのある蒼社川は、愛媛県が管理する川で、高輪山系白潰(しらつえ)山(高さ1,159m)から瀬戸内海までの間を流れており、約25㎞の長さがあります。
ダム湖は、38,1㎢キロメートルの範囲の山などに降った雨水を貯めてできていて、周囲は約9㎞、直線で2㎞近くあります。大きさ的には、愛媛県にあるダムの中では、中くらいの大きさだそうです。
また、このダム湖では、以前からのボートコースを改良して、平成29年(2017年)に64年ぶり、愛媛県初の単独開催となる第72回国民体育大会のボート競技が行われることになっています。

玉川ダムについての詳細は、「玉川ねっと」の「玉川ダム」のコンテンツをご覧いただければと思うのですが、このダムの目的は、洪水調節、農業用水の確保、水道水の確保、工業用水の確保など、重要な役割を果たしています。
武智所長さんの玉川ダムについての印象は、水がとてもきれいということと、雨が少なくても水がある、つまりは上流の森林などに保水能力がある、ということは森林の管理などもよくできているのだなということだそうです。

玉川ダムの総貯水量は、990万トンで、この量は東京ドームの約8個分、25メートルプールの約3万個分だそうです。すごいですね!

さて、こんどはカレーのはなしです。
玉川ダムカレーは、どういうコンセプトでいくか、そのことについて、第1回目ですからそれぞれ思い思いの意見を述べました。
こんなイメージも出されました。
これから、どんどん練られて、スパイスがきいて、玉川ならではのカレーができればと思います。

この記事を読んでご関心を持たれた方は、どうかご参加ください。みんなで玉川ダムカレーを作りましょう。
玉川ダムの全景です。あなたはこれからどんなカレーをイメージされますか?

愛媛新聞に紹介される

私たちの活動が、2月16日付けの愛媛新聞に掲載されました。玉川地域活性化推進協議会は、3年間の事業のために立ち上がった協議会です。
今年度末にはその期限がくるので、今後の活動を模索しておりましたが、この度NPO法人を設立し、官民協働の新しい公共をめざした町づくりに取り組んでいくことになりました。
玉川には、新しい公共に向かうにあたっての受け皿がなく、このNPOが果たすべき役割は、とても大きなものがあるのではないかと思っています。とはいっても、のんびりと、そして楽しく!!

ひとりひとりの思いは熱い。そして玉川もいろいろないいところがある。今までそれをつなげたり発信したりするいい加減の仕組みがなかったわけですが、みんながつながる場になればいいなと考えております。
課題は山積しておりますが、多くの方に関心をもっていただき、よりよい玉川をめざしていきたいと思いますので、宜しくお願いします。

バードウォッチング

1月19日(土)バードウォッチングを開催しました。
前日の積雪で場所が鈍川森林館周辺から玉川総合公園に変更になりました。

いいお天気に恵まれ、午前の部は19.名。午後の部は13名の参加がありました。
講師は山本貴仁先生で、玉川出身、日本野鳥の会愛媛の会をなさっています。
愛媛には300種の野鳥がいて、その内100~200種が玉川にいるそうです。
いかに玉川が自然に恵まれているかの証でなんだか嬉しくなりました。
鳥の観察は、午後よりはやはり午前中の方がよく観ることができたようです。
うぐいす、ノスリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ウソ、コゲラ、シロハラ、アオジ等・・・これらは実際に観た鳥です。
参加された磯野さんがコゲラの写真を撮られていましたが、なかなか簡単には撮らせてくれませんね。

ノスリは、夏はもっと北の方にいて玉川には冬にやってくる冬鳥です。
トンビの仲間で高いところを旋回しながら獲物を狙っている姿は、とても優雅に見えました。
うぐいすは、うぐいす餅から想像する緑色ではなく茶色です。

今日は、チッチ、チャッチャと鳴いていました。
ホーホケキョと鳴くのは春先にだけ雌を求めて雄が鳴くそうです。
そして雄のウグイスは子育ては一切しなく、次から次とメスを求め夏になってもホーホケキョと鳴いてる雄は、7回くらい雌を求めているそうでみんな大笑いでした。又、縄張りを知らせている時はケキョケキョと鳴くそうですよ。
ジョウビタキは遥か彼方のシベリアから飛んでくる冬鳥で、ジョウは白髪のおじいさんの意味があり、頭が銀色でまさしく白髪のおじいさん風です。
今日は運よくその雄を見ることが出来ました。
又お馴染みのモズも「私可愛いいでしょう!」と言わんばかりに木のてっぺんで長い間目をキョロキョロ、首を左右に振って愛嬌をふりまきました。
先生ご持参の立派な望遠鏡でしっかりと観察できました。
山本先生はさすが自然の達人だけあって、土、木、草、木の実、どれもぜーんぶ熟知されていて、鳥以外の事も沢山教えてくださいました。
土を掘り起こしてるのはイノシシで、土の色や崩れ方で通った時間を推測するのがアニマルトラッキングだと教えてくださいました。

まんりょうの実が小さくてかわいいのは小鳥のくちばしのサイズに合ってるそうです。
かしわの葉は枯れてもしっかりと木に付いていて、春、新芽が芽吹くのを見届けてから、落葉するそうです。
それが縁起がいいところから、端午の節句の柏餅の葉として使われるそうです。
又、木の幹から木屑がこぼれて穴が開いてるのは、かみきり虫の幼虫が中にいます。
と言う具合に、次から次となんでも教材になるのには、本当に感心しました。
空を仰いだり、はっぱをクンクンしたり、しゃがんで木の実を拾ったり、とにかく普段の生活ではしない体験をいっぱいさせてもらい、玉川の良さを再発見したひとときでした。皆次回のイベントでの再会を約束して帰路につきました。山本先生、参加くださった町内外の皆さん、ありがとうございました。

NPO法人 玉川サイコー 設立

本日2012年12月11日(火)に、「NPO法人 玉川サイコー」(理事長 井出サツミ)を設立いたしました。


私たちはこれまで、玉川地域の活性化のために各種団体活動を通してさまざまな取り組みを行ってきました。
そうした中で、平成22年度より地域活性化推進事業に取り組み、人と人との絆を深めながら、地域情報を発信するホームページの開設や特産品開発、玉川の美しい自然を探索するウォーキングをはじめとするイベント、マップづくりなどに取り組んできました。
そこでこのたび、こうした取り組みを継続し、仲間を増やし、充実すると共に、新しい取り組みにもチャレンジするため、特定非営利活動法人 玉川サイコーを設立する運びとなりました。
私たちは、地域に暮す人々に対して、まちづくりの推進と観光の振興を図るための情報の収集・発信、特産品の開発、中山間の振興と環境保全のための里山の保全、移住の促進、子どもの健全育成のための歴史の伝承事業などの活動を行うことにより、地域社会の発展に寄与することを目指します。

・・・・とまあ、これが設立趣意書に書かれている文言なのですが、せっかく3年間取り組んだ玉川の活性化を引き続いて取り組みたい。
この町に、今治市がめざす「新しい公共」に向けての受け皿としての仕組みを作りたい。
行政と民間が力を合わせてこれからのまちづくりに取り組んでいく仕組みを作るのは、今しかないという思いで少しずつ準備を重ねてきました。

今治市がめざす新しい公共についてはこちら「今治市のホームページ・集中改革プランへ」
また、地域活性化事業のこれからに対する参考意見書などは・・・こちら「意見書「新たな公共を目指した公の施設のあり方について」がわかりやすいかと思います。

今回の設立総会は、今治市役所・玉川支所からも安井孝支所長さん、今治市役所 総合政策部次長兼地域振興課長・田中俊吾さんと、行政の方にもご出席いただき、本当に感謝しています。

このNPOの意味がここにあります。
玉川支所は、これから「玉川サイコー!実現化計画」に取り組むことになっており、私たちも共に手を携えて取り組んでいくつもりです。

私たちの町が「最高!」と言うためには、失敗を繰り返しながらもチャレンジし続ける「再考」が必要なのです。
そして住んでいる町を「再興」していきたい。という思いです。
自分の住んでいるところを少しでもよくしたいというのは誰しも持っている思いです。
それぞれの立場で、できるところから始めます。できない理由を並べるとたくさんありますが、みんなでどうすればできるようになるか考えて取り組んでいきましょう。

設立総会の後、参加者全員で座談会を持ったのですが、「『玉川ねっと』を作ることを通じて玉川のことを調べていたら、知れば知るほど玉川が好きになる・・・」という声がでました。
「まちづくり」なんて大げさなことではありませんね。
ここが好きで、自分や家族や地域の人や・・・みんな人が好きだからここでずっと暮したいと思う。
この町で生まれて、この町で育って、この町で年老いていきたい・・・そんな町であってほしいですもんね。
あなたもどうかご一緒に!!応援だけでなく、参画するとなお楽しいですよ。

詳しいことは、事務局までお問い合わせください。心からお待ちしております。
メール info@tamagawa-net.jp
(なお、この設立総会の様子は、今治CATVにて、12月13日(木)18時~20時~21時~と14日(金)のお昼頃に放映される予定です。)

バードウォッチングは中止になりましたが・・・

11月17日(土)は、あいにくの雨のため予定していた「バードウォッチング」は中止となりました。

参加申し込みいただいていた皆さん、申し訳ありません。

講師をお願いしていた玉川町出身で西条市にお住まいの日本野鳥の会愛媛県支部・支部長 山本貴仁さんには、玉川活性化推進協議会のメンバーへの研修をしていただきました。

山本さんは、玉川出身で、どうして今のお仕事(石鎚ふれあいの里 代表)につかれたのか・・・子どもの頃から自然が大好きだった山本さんならではのお話をお聞きすることができました。
私たちが立ち上げようとしているNPO法人についてもアドバイスいただいたり、今制作中の「玉川ねっと」の「野鳥図鑑」へのアドバイスもいただきました。
私たちもいつか石鎚ふれあいの里へ行ってみたいと感じました。

今日はあいにくのお天気になって中止となった「バードウォッチング」ですが、今年度もう1度予定しておりますので、決まり次第アナウンスします。
楽しみに待っていてください。