玉川のニュース
新年1月3日に、グリーンピア玉川において、平成26年 玉川地域成人式が開催されました。
今年の成人式には、29名の新成人が出席。
今治市長さんにかわって、玉川支所長さん式辞です。
安井支所長さんは、玉川に生まれ育った新成人の皆さんに「シビックプライド」を持ってほしいという内容でした。
簡単に言うと、「シビックプライド」とは、その町に対して持つ誇りや愛着のような気持ちのことです。
ご挨拶の最後には「玉川サイコ~!!」と大きな声で一斉にコールしました(^_^)/
次にご来賓の市議会議員 越智豊委員さんからご祝辞をいただきました。
越智議員さんも玉川生まれの玉川育ち。一緒に頑張っていきましょうとエールをいただきました。
新成人への記念品贈呈は、新成人を代表して、鴨川寛美さんに渡されました。
その後、新成人代表の渡部祥平さんが、堂々と誓いの言葉を述べられました。
第2部は、記念講演です。講師は玉川地域でまちづくりに 取り組む 森 智子さんです。
新成人の皆さんは熱心に話を聞いていました。皆さんからメールで感想をいただきました。一部ご紹介します。
*ご 講演ありがとうございました。
地元を離れてくらしてみてはじめて地元の良さがわかりました。
そして、今回の講演を聞き、より玉川のよさを知ることができました。
地元にもどれるよう勉強がんばります。(H・Kさん)
*先生の玉川に対する熱意とよりよい町へと変えていくための努力が非常に印象に残りました。
私は今まだ大学生です。自分は何をしたいのか、社会へ貢献するためにはどうするべきなのか悩んでいました。
しかし、この講演を聞き、私も地元玉川の人たちのためになる事をすべきだと思いました。
本当に貴重な講演ありがとうございました。(Y・Tさん)
*昨日は講演会ありがとうございました!
僕も小さい頃から玉川に育ててきてもらっても過言ではないくらい玉川に愛されてきました。
だから、将来は玉川で働くのは無理でもなんらかの形で地元の活性化につながるようなことをしたいと思いました!本当に講演、ありがとうございました!(S・Wさん)
* ご講演ありがとうございました。森先生が様々な活動をしていらっしゃることは耳にすることはあったのですが、なかなか細かい活動の内容を知る機会はありませんでした。
ですので、今回玉川のために活動している森先生のことを知ることができて嬉しかったです。
成人式を終えて、責任を持った行動をし、立派な大人になりたいと思っています。
その中でやはり生まれ育った玉川のことはこれからの生活の中でも関わりを持っていくことになると思います。
地域のためになにか行動していきたいと感じました。ありがとうございました。(A・Fさん)
*貴重なお話ありがとうございました。
私は途中から玉川に引っ越してきて不安もありましたが、今では何年経っても変わらず仲のいい友達に巡り会えました。
今でも住むとこはバラバラになったけど、帰省した時とかには集まって、小学校、中学校時代の話しで花が咲きます(*^ω^*)
今は玉川に住んでいませんが、昨日のお話を聞いて玉川にいるおばあちゃん家に帰ってみようと思います 。地元が玉川で良かったです。(Y・Iさん)
皆さん、どうですか?玉川の新成人。ほんとうに素晴らしいです。
もうすでにシビックプライドを持っているように思います。
最後に、総合公園に植樹をしました。
若い人たちがふるさと玉川に根づいて、立派な花をさせかせくれることを心から祈っています。
厳粛でいて、とてもあたたかい玉川地域ならではの、いい成人式でした。
新成人のみなさん、おめでとうございました。
2014年1月6日|
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12月28日(土曜日)玉川町龍岡の玉川湖畔の里で恒例の餅つきと即売会が行われました。
おりしも昨夜からの雪が、奈良原山からすぐ近くの山まで白く積り冷たい風が吹いています。
そんな中薪を焚いて蒸し上がったもち米が、次々と臼でつきあがります。
テントの下では市内南校のボート部の生徒さん達が機械から出てくるお餅を上手に丸めて並べています。
ダム湖でいつもボートの練習をしてお世話になっているからと、毎年お餅つきのお手伝いに参加してくれます。
寒風吹きすさんでも、彼女たちの明るい笑顔とはじける声にお客さんもつい笑顔になります。
今日1日で100臼以上のお餅がつき上がりますが、鏡餅は予約ですでに売り切れ、押し餅、餡餅も作るそばから売れていき2時の閉店までに殆どが売れました。
お餅のほかにも、しめ飾りやお正月用の野菜、龍岡米も沢山並び、多くの人がお気に入りのものを求めていました。
この寒波で水が峠はスタッドレスタイヤが必要になっています。
年末年始松山方面にお出かけの時は、充分ご注意ください。
なお、玉川湖畔の里は、28 日をもってお正月休みになります。新年は1月4日より営業しますので宜しくお願いします。
2013年12月28日|
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12月20日(金曜日)鴨部小学校で今年8回目の生涯学習講座しめ縄つくりが行われました。
朝から冷たい風が吹き、龍岡では雪も積もりましたが、学級生20名、5.6年生33名が賑やかに挑戦しました。
森学級長さんが、皆のおじいさん、おばあさんだと思って何でも聞いて、楽しく作りましょう。
そしていろいろ準備してくださった方への感謝の気持ちも忘れないようにと挨拶をされました。
しめ縄つくりのベテラン吉井さんから、作り方の説明がありいよいよ開始です。
大人の学級生でもなかなか難しく、教える方も教えられる方も悪戦苦闘!
何回もやり直したり、手を取って教えてもらったりでなかなかです。
ねばり強くがんばって、時間内にみんなとても上手にできました。
お正月ものものを作るときには、笑顔で!!というのが昔からの言い伝えです。笑いもいっぱいでしたよ(^_^)/
できた~~!!\(^_^)/
6年生から、お礼のご挨拶もありました。
最後に出来上がったしめ縄を持って記念撮影。
今夜はお家でこのしめ縄が話題になり、楽しい会話がはずむことでしょう。
今は田舎に住んでいても、ほとんどの家庭が買い求めるしめ飾りを、地域のおじいちゃんおばあちゃん世代の人が、孫のような子供たちとふれ合いながら、頑張ってつくりあげることは、子ども達にとってもいい思い出になることでしょう。
上手下手は関係なく、伝統行事を伝えることの大切さを学ぶいい機会だと思いました。ずっと続いてほしいですね。
2013年12月20日|
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12月15日(日曜日)グリンピア玉川で、「差別をなくするつどい」が開催されました。
毎年12月4日から10日までの人権週間にあわせて行われており、今年は町内の小中学校、市内から今治東中等教育学校の計4校が参加しました。
今治市玉川支所長、人権教育協議会の安井孝会長のご挨拶の後、児童・生徒のみなさんの発表です。
最初は九和小学校です。
少年自然の家での出し物の練習がうまく出来なく、仲間外れになりそうな友達がいました。
しかしその友達を気遣う優しい生徒がいて、見事に皆でおどりを踊ることができた楽しさを創作劇で演じました。
又全校生徒の合唱「ふるさと」は会場の父兄たちに間からも歌声が聞かれました。
次は鴨部小学校です。
「みんなちがってみんないい」の劇、「命輝く」の詩の朗読、学習発表は「みんなに優しい玉川町に」でした。
玉川町福祉センターを訪ね、トイレの手すりや洗面台の高さなど、使う人に合わせた優しい設備をスライドで紹介いたしました。
全校生徒の手話コーラス「世界に一つだけの花」は感動的でした。
玉川中学校1年生は、車いすや目の不自由な方たちの疑似体験をし、実は見ている以上に車いすは動いにくく、視野が狭いと怖くてなかなか進めないなど大変なことが実感できたことが報告されました。
合唱は、全員が作詩、越智千秋さん作曲の「今をいきる」が堂々と感情をこめて唄われました。
最後の今治東中等教育学校は、3月11日の大地震で74人の生徒と10人の先生が犠牲になった大川小学校の事を書いた「ひまわりのおか」を朗読しました。
皆が逃げたかった筈の丘にヒマワリを植え、まだ帰ってこない子供を思うお母さんたちの気持ちが切なく著されています。
塩水をいっぱい含んだ土では咲かないと思ったヒマワリがみんなの善意の水やりで、学校の方を向いて見事に咲き、お母さんたちは「もう泣かない」と誓うのでした。
一部の発表の後は、「う~み」さんの人権コンサートです。
両親がバスケット選手だったう~みさんは、当然のようにバスケットの道に進みますが、大学生に時の練習中の事故で選手生活を断念。
長く封印していた音楽に勇気づけられ心身ともに生き返ります。
それからは自分の体験を伝えるライブパフォーマンスを全国の学校や自治体で行っているシンガーです。
あの「ポンジュ~ス・・・」とか「千と千尋の神隠し」のテーマソングもう~みさんが唄っていると聞いてビックリでした。
澄み切ったその歌声に心が揺さぶられ思わず感激の涙が出てしまいました。
最後は全員が舞台に上がり大合唱となり、惜しみつつの閉会となりました。
こうして小学生から大人まで集って、ひとつのことを考える時間の積み重ねが、 差別のない社会、いじめなどのない地域の実現に向けてとても意味のあることだと思います。
でも、なかなかこの感動を皆さんに的確にお伝えできるかについては、自信がありません。
ただひとつ言えるのは、ひとりでも多くの方が、この時間と空間をぜひぜひ 体験していただきたいということです。
玉川での行事。あなたも今一度、とらえかたを変えて、ぜひ参加してみてください。
2013年12月15日|
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12月9日(月曜日)玉川中学校で「ふるさと出前特別講義-2013」が開かれ、鴨部・九和小学校6年生、玉川中学校1年生の生徒が受講いたしました。
保護者や一般の方もどうぞ!ということでしたので、ご紹介します。
渡部校長先生は、緊張している小学生にもうすぐこの中学校の生徒になるんだから、リラックスしてよく話を聞いてくださいねとご挨拶。
講師の渡辺正夫先生は今治市出身で、今治西高校をご卒業後、東北大学へ進まれ、現在は、東北大学大学院生命科学研究科植物生殖遺伝分野の教授をされている農学博士です。
18歳まで過ごした懐かしい今治の児童に、理科の素晴らしさを味わってもらいたいと今回の講座が開かれました。
演題は「花の不思議な世界~りんごの花からリンゴができるまで~」
渡辺先生が、植物に興味を持って勉強したいと思ったきっかけになった米の話から始まり、花の名前の当てっこをしたりして、だんだん生徒たちの緊張はほぐれていきます。
そして今日の演題「リンゴの花からリンゴができるまで・・・」に入るころにはリンゴが登場。
実際に切って見せ、又ミクロの世界の話をするときは助手と称して可愛いぬいぐるみを登場させたりと、みんなの気持ちを引き付けるのがとてもお上手でした。
リンゴの花が咲き実がなって収穫されるまでの約半年の事が、丁寧に説明されました。
リンゴはバラ科なので花びらは野生のバラと同じ5枚であること、実をつけるための受粉は、電子顕微鏡でその様子が映し出され、刻々と変わって行くめしべの形にみんなクギづけでした。そして赤く色づくのは鳥たちに熟したことを知らせ、種を遠くに運んでもらう為だということ。
ミカンに多くの品種があるように、リンゴも品種改良して新しいのが次々に誕生していること。みんな、知らなかったリンゴの世界が少しは見えたような気がしたはずです。
先生は、玉川のような自然環境の中で生活して、見たり聞いたり触ったり、五感で感じたことは大人になって何かを考える時にきっと役立つ筈。
日々自然を大切にした暮らしを重ね、大きな夢を達成できるように努力してくださいと締めくくられました。
大学院の教授とか、農学博士とかの堅いイメージは全くなくユーモア溢れる1時間半はあっという間に過ぎてしまいました。
最後に生徒代表のお礼の言葉があり、各学校ごとに渡辺先生を囲んで記念撮影をして講座を終了しました。
鴨部小学校のみなさんと。
九和小学校のみなさんと。
そして玉川中学校のみなさんと。
いい記念になりましたね。
今回、地域の方々の参観はほとんどいらっしゃらなかったのですが、とても残念に感じました。せっかくの機会ですから、こういう企画があるときには、学校をのぞいてみるいい機会だと思います。みなさんも、チャンスがあれば、学校へ行ってみてください。
2013年12月10日|
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