玉川のニュース « 玉川ブログ

玉川のニュース

鴨部小学校「本と仲よくしよう集会」

4月23日から5月12日は、子どもの読書週間です。

これにちなみ、玉川町の「おはなしクラブ玉手箱」は、毎年この時期に地元の小学校・鴨部小学校の「本と仲よくしよう集会」に行っています。

今年は、エプロンシアター「おむすびころりん」、絵本「はつてんじん」、玉川の民話紙芝居「白椿と黄金」の3作を子どもたちと一緒に楽しみました。

子どもたちは大笑いしながら聞いてくれ、最後にメンバーをほっこりさせてくれるようなほほえましい感想も発表してくれました。

本が好き!おはなしの世界を楽しめる子になってほしいと思います。

医王寺 写経会

4月28日(日曜日)10:00から鴨部中村の医王寺で写経会がありました。

お寺は法事などの行事にだけ使うのでなく、地域の方達にもっと親しんでほしいと の思いで 副住職が、今回初めて試みたものです。

最近の写経はボールペンでもいいのですが、筆のほうがより脳の活性化につながると いうので、15人分は筆が用意されていました。

去年の4月にお迎えした若くて聡明な副住職と共に、本堂で般若心経を唱えて心を落 ち着かせます。

場所を変え、説明の後いよいよ写経が始まります。

皆さん一言も発することなく、一心不乱に筆をはしらせます。

聞こえるのは、鮮やかな緑の木々の間からのウグイスの鳴き声。

そして、時々誰からともなく出るため息(笑)

正座がしんどい方のために、椅子席もあります。

そのうち集中力が切れて「筆なんかもう何年も持ったことないけん、持ち方わすれてしもた」

「あんた、きれいに書きよるねぇ」「しびれがきれたがね」など等・・・
おばさんの会話になりますが、気を取り直して又集中。

こうして約1時間で皆さん出来上がりました。

薄く書かれている文字をその通りになぞっていくのですが、これがなかなか難しい。

ついつい我流が出てしまい、にても似つかぬ字になっています。

しかしながら、般若心経の中に何回も出てくる「無」の字のように、筆を持っている 間は、 雑念を払い書き写すことだけに集中する貴重な体験に、15名の参加者みんな大満足で笑顔でした。

出来上がったものはお寺で筒に入れて管理してくださって、本堂にまつっていただけるそうです。

今後も、お盆や彼岸は除いて、毎月第4日曜日の10:00から2回目3回目と続けていくそうですから どなたでも(ボールペンも用意しているので子供さんも是非)お越しくださいとのこ とです。

30人くらいは席があります。

今の季節医王寺は、芝サクラ、つつじ、イチハツ、藤と、お庭も墓苑も奥様丹精のお 花が咲き乱れ、周りの山の緑と相まって 心休まる癒しの場所でした。

藤はまだ満開にはなっていませんから連休中に是非どうぞ。

玉川ダムサイドフリーマーケット

28日(日)10時から16時迄、玉川ダム湖畔で、けーじまんさん主催のフリーマーケットが開催されました。

出店者数35店舗。
食べ物あり飲み物あり、デザートあり、ハンドメイド家具、雑貨、古着、リメイク品、ジャンク品、古道具、お花、苗もあり・・・・。
お天気にもめぐまれ、ほんとうにいろいろなものが出ていて、たくさんの人で賑わいました。

それにしても、古いものもいろいろでした。
本日、ハートをつかんで話さなかった方々です。(笑)

光林寺さんの常楽会

4月21日(日)に畑寺の光林寺さんにて、常楽会が開催されました。

常楽会は、本来お釈迦様の入滅の日、旧暦の2月15日におこなわれるそうです。

心配したお天気も、前日の雨模様がうそのように晴れ渡り、お寺を囲む山々も、遠くの楢原山も緑のグラデーションが鮮やかでした。

常楽会は、町内真言宗の7ケ寺が持ち回りで開き、今年は畑寺の光林寺で執り行われました。

ケ寺が参加ですから、入場も法会もとても賑やかに厳かに行われ、多くの参拝者は修復から帰ってきた釈迦如来坐像の前で、又ご本尊の不動明王の前で手を合わせました。

位牌堂でのご先祖の供養も併せて行いました。

 

今日は常楽会と共に光林寺きっての古い建造物、仁王門の山号「摩尼山」の額がきれいに出来上がりお披露目されました。


お参りが終わるとお楽しみのお接待です。

季節の和菓子をいただくお茶席のほか、うどん、いなりずし、おでん、おはぎ、たこ焼き、焼きそば、パン・・・・。

檀家の皆さん老若男女,約500人が舌鼓をうち、話にはなを咲かせ、最後は5俵のもち米をついた
紅白のお餅が豪快に撒かれてお開きとなりました。

 


地獄絵図は7ケ寺の共有ですが、雪舟の子孫の絵だそうです。

奈良原神社の春祭り

4月14日(日)、楢原山の山頂にある奈良原神社で、春祭り(祈念祭)がおこなわれました。
1042mの山頂は、麓の暖かさは
どこへやら、強風で神主様の烏帽子が飛ばされるほどでした。

神社の前を掃き清め、三宝にお供えを並べ、
祝詞、大祓詞、お神楽と神事が続きます。
普段は人気のないお山に、太鼓や祝詞を挙げる宮司さんの声が、神々様に届けとばかり響きます。

最後は、皆さんでお神酒をいただいて、山を下りました。
神のお山での貴重な時間でした。

私たちも「玉川マップ」を作るためにいろいろと町内をめぐったことによって、町に住む人たちが昔から奈良原さんに思いをよせていたことを知りました。

そして、それを今でも守り育てている人たちがいることに感動しています。このような地道な活動を皆様に発信していくことが、ふるさとの自然や歴史文化、ひいては暮らしについて考えるきっかけになっていただけると嬉しいなと秘かに思っています。