玉川ブログ

桜植樹

2月21日、信じられないくらいたくさんの雪が残っている、鈍川神子森で桜の植樹をいたしました。

NPO法人玉川サイコーが、今年度取り組んでいる事業に、万葉の森の整備と里山の保全があります。

今までにも、千疋峠の登山道の整備をしたり、道案内の看板を立てたりしてきました。

一目千本と唄われた、千疋峠の桜を復活させたいとの思いも強く、少しづつでも桜を増やしていきたいと思っています。

今年度はとりあえず3本を頂き、植えるつもりでしたが、計画した日がことごとく雪となりました。

仕方なく、雪が少し落ち着いた21日に千疋峠のい入口の神子森へ植えることになり何人かで出かけました。

想像以上の雪の中、スコップ、ツルハシを駆使し、何とか植えた後、鹿の被害に合わないようネットで周りを囲い「どううかきれいに咲いてくださいね」と祈る思いで鈍川を後にしました。

10年先、20年先を楽しみにしていてください。

2月8日(土)の足湯バザーについてお知らせ

明日8日(土)の鈍川の足湯バザーについてのお知らせです。

毎月、第2土曜日の鈍川温泉で開催の足湯のバザーは、雪のため中止となりました。

あしからずご了承くださいませ。このたびは、いよかんマドレーヌの販売を予定しておりましたが、とても残念です。

またの機会に皆様とお目にかかれることを楽しみにしております。

生涯学習講座

窓の外に時折雪が舞う寒さの中、2月7日(金曜日)玉川公民館で第9回生涯学習講座が開かれました。

本日は「心豊かな街づくりのために」と題して紙芝居を見たり、懐かしい歌を唄ったりして40人余りの学級生が楽しみました。

森学級長の挨拶のあと、紙芝居「男女共同参画ってなあに?」を今治市人権擁護委員の会員の方が人形を使って演じてくれました。

人権まもる君や、あやちゃん、100歳のはるばあちゃんの人形が出てきて、家庭内暴力、育児休暇、男女平等などの広い意味での人権についてユーモアを交えて説明してくれました。

人権擁護委員の方たちは、各地でこのような啓発運動をしたり、人権問題で悩んでいる人の相談にのっているので、いつでも声をかけてくださいとのことでした。

そばの椅子で仲良く並んでみていた二人の人形(人権まもる君・あゆみちゃん)は、アンパンマンの作者「やなせ たかし」さん作で何処へ行っても人気者だそうです。

次は、「思い出の歌から学び、これからの生き方を考える」です。中学校で音楽教員をされ、退職後も地域の女性コーラスの指導、常盤公民館館長などご活躍で、現在は今治人権擁護委員協議会会長をされている川上哲郎さんのピアノ伴奏で始まりました。

先ず今日のようなお天気にぴったりの「早春賦」から「どこかで 春が」と続きます。どちらも大正時代の作品ですが、特に「どこかで春が」の中の、春がうまれるとか、芽の出る音がする、などの表現がいかにも日本語らしく、感性豊かな国民性が出ていると解説されました。

次の「雀の学校」の、むちを振り振り、とは先生の絶対的権威を表わし、昭和になると「めだかの学校」の、だれが生徒か先生か、とやわらかくなっていますと解説です。

このように聞くと「歌は世につれ、世は歌につれ」とはよく言ったものだと心底感心しました。


最後の「ふるさと」まで12曲を、皆さん大きな口を開けて大きな声で歌い、表題の通り、心豊かな時間を過ごしました。
生涯学習講座は、ご夫婦で仲睦まじく参加している方もいらっしゃいます。皆さんもお気軽にお誘い合わせてご参加ください。詳しいことは玉川地域教育課まで。

自主防災フォーラム&地域防災会

2月6日(木曜日)玉川支所で、災害に強い福祉のまちづくり研修会が開かれました。

先ず長野副市長が、いつ起こるか分らない災害にに対し、地域として最大限の防災に取り組むことが必死で、その為にも行政と一体になって、学び訓練することが大切と挨拶されました。

続いて松山大学人文学部社会学科講師の森岡千穂先生の「自主防災から地域を考える」の講演に入ります。

南海トラフ大地震が起きた時の様々な結果をシュミレーションした数字や表が次々映し出されます。

幸い今治市は津波の心配は少ないのですが、危険度ランクは真っ赤なAランクです。


会場の、地域の代表者約70人は驚いたことでしょう。

やっぱり他人事ではないようです。もしも土砂災害に遭いそうになったら、取るものも取りあえずとにかく逃げる。

それも下流に行かないで、ま横に逃げなさい!誰かを助けたり、声をかける時間などないそうです。怖いですね。

全国の被災地を、実際に廻って見てきた先生の仰ることは、納得のいく話ばかり。

これからは一人一人が自分自身で防災をし、他の地域も参考にしながら連携がとれて、助けたり助けられたりできるといいですねと締めくくられました。

次は三反地地区自主防災会長鳥生さん、高野地区自治会長石川さん、市防災管理課室長二場さんのパネルディスカッションと続きます。

三反地は町内で一番早く自主防災会が立ち上がってところで、当時の会長さんの熱い思いが読み上げられました。地域の特徴として、昔からの住民と公立の住宅が入り乱れているため、コミュニケーションが取りにくいことが問題のようでしたが、度々工夫をしてクリアしているようです。

高野地域は範囲が広く家屋が広く点在しているが、独居老人は一人もいない理想的な地域です。会の活動のための取り組みとして、リーダーの育成や、アマチュア無線の資格取得、各種備品の購入なども充実している様です。

参加している他地域の皆さんも大いに参考になったことでしょう。二場室長もボランティア等の公助は時間がかかるので基本は自助、しかし一人の力ではなく地域で力を合わせて助け合うことの必要性を説かれました。

こうしたことを踏まえ、本日今治市で初めての玉川地域全体の防災力を高めるため、「玉川地域自主防災会」の結成となったわけです。地域全体で取り組むことで、まさかの時に最小限の被害で済むよう、越智会長はじめ役員の皆さん、今日お集まりの皆さん一人一人が地域に持ち帰り、真剣に防災について取り組んでいきましょう。

なお、「玉川ねっと」でも、 「防災」のコーナーを設置しています。大災害時の安否確認に、フェイスブックなどをご活用ください。

阿木耀子講演会のご案内

来る2月20日に、グリーンピア玉川にて、文化講演会が開催されます。
今年のゲストは、阿木耀子さんです。チケットは好評発売中です。お誘い合わせてご参加ください。