玉川ブログ

豫中神社(玉川町中村)の春祭り

玉川は、5月10日11日12日と町内各地で、春祭りです。
中でも鴨部中村の嶋御門神社、豫中神社は獅子舞や継獅子が出て大変賑やかでした。
写真は、豫中神社の様子です。

2日(日曜)10時から神事が始まり祝詞(のりと)の後は可愛いお稚児さんによるお神楽の奉納です。

次に獅子舞が神前で奉納され、その間にも継獅子に出る子役たちは本殿前で出番を待ちます。

軽快な太鼓の音が鎮守の森にこだまし、観客も自然に体が動きます。

やがて緊張の瞬間、継獅子です。

先ず、本殿前で3継ぎのご披露ですが、1か月の練習の成果を大いに発揮し、大きな拍手をいただきます。

太鼓の先導で獅子舞が石段を下りて下の広場へ行きます。
そして、再度継ぎ獅子。

そして女子が加わって華やかに三番叟です。

ほんとうに、練習のたまものです。


最後は三番叟のリズムで漬き上がったお餅やお菓子が投げられて、宮出しは無事終了。

年々参加する人が大人も子供も少なくなっているのが現状ですが、保存会の人たちは、「なんとしても次の世代に引き継いでもらわなければの思いでがんばっています」とおっしゃいました。

観客の中には、遠くは松山からのアマチュアカメラマンもいて、盛んにシャッターチャンスを狙っている人が多くいました。

玉川の伝統文化。ずっと続いてほしいと強く思いました。


春祭りたけなわ

玉川では、この週末、春祭りが開催されています。

微小粒子状物質(PM2.5)に係る注意喚起の実施

本日(511日)は、PM2.5濃度が暫定指針(日平均値70μg/m3)を越えると予測されます。
玉川町でも予測されております!!

不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らすことが有効です。

部屋の換気や窓の開閉を必要最小限にし、外気の屋内への侵入をできるだけ少なくしてください。

呼吸器系や循環器系の疾患のある方、小児、高齢者の方は、体調に応じ慎重に行動してください。

詳しいことは、愛媛県のHPよりチェックください。

蒼社川へ鮎の放流

5月10日(金曜日)蒼社川漁業協同組合によるアユの放流が行われました。
小雨がぱらつくあいにくのお天気でしたが、鳥取県の日野川水系魚業協同組合からトラックで運ばれた200Kg、約35000匹の稚アユは元気に水槽で泳いでいました。

鴨部中村の蒼社川土手で、正岡組合長さんの挨拶のあといよいよ放流です。


トラックの水槽から大きなポリ水槽に移した稚アユを乗せた車は、鈍川の木地川上流に放流のため分かれて先行します。

一方、残ったトラックからは長くて太いホースが草むらの中を川まで伸ばされます。合図とともに水槽から一気に水と共に稚アユが川に流れ込みます。

次は船戸橋に移動です。
橋から川までかなりの高さがあり、又ホースから?と思いきや、なんとバケツからでした。と言っても橋の上から撒くわけではありません。
稚アユの入ったバケツを紐で吊るし、橋の上からゆっくりたぐり下し、川面んにつくと、くと紐を上手に使ってバケツをひっくり返します。
皆さんが欄干から川を覗きこみ稚アユを見守ってる姿は、(ちょっぴり失礼な言い方かもしれませんが)とてもほほえましかったです。
さて、次はもう一つ上流の長谷橋です。
ここも水面まではかなりの差があるのでホースでの放流です。
ここは、川底がきれいに見えるところで、今水槽から放流されたばかりのアユ達が早速ムレを作って、上流へそして又下流へと思う存分蒼社の流れを楽しんでるように見えました。

思わず橋の上から「はよ大きぃになりよ!」と声をかけました。

放流はこの後もどんどん上流に向かいます。

つななぎ橋、赤杖橋、石ケ内橋、渡瀬橋。

一方鈍川の木地川の方は、落合橋、牛追い橋、玉川橋、せせらぎ交流館、祓川、養魚場、上木地と放流していきました。

すべてが終わるまで3時間くらいの作業でした。蒼社川には鮎がたくさん泳いでいるおちうのは、、漁業組合の皆さんの、このようなご苦労があってこそなのかと、改めて感激しました。

今は5.6cmの稚アユも解禁になる7月には大きいので20cmくらいまで育つそうです。法界寺から下流は1ケ月早く6月1日が解禁だそうです。
秋祭りが終わるころに産卵のため下流に下る落アユまでの5ケ月ほど、大いに太公望を楽しませてくれることでしょう。

町内2つの小学校の生徒たちも524日には長谷橋の上で放流する予定だそうです。

清流・蒼社川。蒼社川では、漁業組合があり、現在235名の組合員さんがいます。
組合に入っていない方で、釣りを楽しみたい方は、年間4000円、投網は6000円の一年券が必要になります。詳しいことは、こちらのページか、蒼社川漁業組合までお問い合わせください。

「玉川ねっと」では、蒼社川で見られる川魚の図鑑も作っています。
子どもたちと、ご活用いただければとお思います。

中村の獅子・春祭りに向けて練習

512日(日)は、玉川では、春祭りです。
祭りは春と秋の2回あり、どちらかが賑やかです。
春祭りがにぎやかという村はたくさんあります。ここ鴨部中村もそうです。中村の獅子は、町内でも有名です。
祭りまであと4日となり、練習もだんだん熱がこもってきました。

練習は、まつりの1ヶ月前から週5日夜の19時半から始まります。
継ぎ獅子の子役、その家族など、獅子舞をする保存会の人たちの熱気が溢れ、集会場の外までリズミカルな太鼓の音が鳴り響いています。
継ぎ獅子が3本立つので、鴨部小学校1.2年の男の子3人が上に立って何度も何度も練習します。
必死で台を務めるお父さんを周りの人たちが支え、又かたずをのんで見守ります。
カメラを持つ手も震えるくらい緊張しました。
「上に上がってこわくない?」の問いには「ぜんぜん」の答えです。
今日は練習に来ていなかったのですが、三番叟(さんばそう)は2人の女の子舞いますが、これは中村の獅子舞だけだそうです。
継ぎ獅子の後は獅子舞の練習です。
先ほどまでの緊張した重々しい太鼓と違って、陽気なリズムに代わります。
その中に、一段と若い男子がいると思ったら、なんと高校生です。

鴨部小学校も、玉川中学校も伝統芸能を引き継ぐ授業があり、保存会の正岡さんが指導に当たっています。
そうして、小学校、中学校と教わった生徒が高校生になり、参加しているのです。
なんてすばらしい事でしょう。
しっかりと地元の伝統芸能が若者に受け継がれているんですね。
思わず拍手してしまいました。
現在、獅子保存会は24.5人だそうですが、このような若者がいて、又、今の子役の子供たちが受け継いで・・・
そして、何より地元の皆さんの温かい支援があるから続けられますと、自ら太鼓をたたいて参加している会長さんのお言葉でした。
皆さん、12日は是非この練習の成果を見に行ってくださいね。
嶋御門神社と豫中神社が1年交代で宮出しの順番を変えるそうで、今年は嶋御門神社から始まります。

嶋御門神社(中村下)祭典 8時開始。
宮出し 8時30分
御旅所祭典 9時開始
宮入り 18時
豫中神社(中村上) 祭典 10時30分開始
宮出し 11時
御旅所祭典 11時30分開始
宮入り 19時
以上が予定です。
豫中神社に行く前に、瑞鶴荘でもご披露するそうです。
そして豫中神社と廻っていきますのでどうか熱い拍手を送って下さい。