中村の獅子・春祭りに向けて練習 « 玉川ブログ

中村の獅子・春祭りに向けて練習

512日(日)は、玉川では、春祭りです。
祭りは春と秋の2回あり、どちらかが賑やかです。
春祭りがにぎやかという村はたくさんあります。ここ鴨部中村もそうです。中村の獅子は、町内でも有名です。
祭りまであと4日となり、練習もだんだん熱がこもってきました。

練習は、まつりの1ヶ月前から週5日夜の19時半から始まります。
継ぎ獅子の子役、その家族など、獅子舞をする保存会の人たちの熱気が溢れ、集会場の外までリズミカルな太鼓の音が鳴り響いています。
継ぎ獅子が3本立つので、鴨部小学校1.2年の男の子3人が上に立って何度も何度も練習します。
必死で台を務めるお父さんを周りの人たちが支え、又かたずをのんで見守ります。
カメラを持つ手も震えるくらい緊張しました。
「上に上がってこわくない?」の問いには「ぜんぜん」の答えです。
今日は練習に来ていなかったのですが、三番叟(さんばそう)は2人の女の子舞いますが、これは中村の獅子舞だけだそうです。
継ぎ獅子の後は獅子舞の練習です。
先ほどまでの緊張した重々しい太鼓と違って、陽気なリズムに代わります。
その中に、一段と若い男子がいると思ったら、なんと高校生です。

鴨部小学校も、玉川中学校も伝統芸能を引き継ぐ授業があり、保存会の正岡さんが指導に当たっています。
そうして、小学校、中学校と教わった生徒が高校生になり、参加しているのです。
なんてすばらしい事でしょう。
しっかりと地元の伝統芸能が若者に受け継がれているんですね。
思わず拍手してしまいました。
現在、獅子保存会は24.5人だそうですが、このような若者がいて、又、今の子役の子供たちが受け継いで・・・
そして、何より地元の皆さんの温かい支援があるから続けられますと、自ら太鼓をたたいて参加している会長さんのお言葉でした。
皆さん、12日は是非この練習の成果を見に行ってくださいね。
嶋御門神社と豫中神社が1年交代で宮出しの順番を変えるそうで、今年は嶋御門神社から始まります。

嶋御門神社(中村下)祭典 8時開始。
宮出し 8時30分
御旅所祭典 9時開始
宮入り 18時
豫中神社(中村上) 祭典 10時30分開始
宮出し 11時
御旅所祭典 11時30分開始
宮入り 19時
以上が予定です。
豫中神社に行く前に、瑞鶴荘でもご披露するそうです。
そして豫中神社と廻っていきますのでどうか熱い拍手を送って下さい。