
 
      池内さんのお宅を訪問した日、川沿いの庭には、蝋梅の花がきれいに咲いていました。池内さんは、春の陽ざしのようなこぼれるような笑顔で迎えてくださいました。
池内さんのお宅を訪問した日、川沿いの庭には、蝋梅の花がきれいに咲いていました。池内さんは、春の陽ざしのようなこぼれるような笑顔で迎えてくださいました。
池内さんには地域コミュニティづくりの指導者としてお世話になりました。そのほか、さまざまな活動をされて、町内外でご活躍されていますね。今日は、若いころから現在までの活動を教えてください。
 
  
 会の名前を「コミュニティすみれ会」にしたのは、すみれは、花びらと花びらが合わさっている、その姿がコミュニティに重なって、よいと思ってつけました。
 
会の名前を「コミュニティすみれ会」にしたのは、すみれは、花びらと花びらが合わさっている、その姿がコミュニティに重なって、よいと思ってつけました。
 もう15年も前、活動のまっ只中、仙遊寺さんからもらった蝋梅の苗を庭に植えていたのを道の横に植え替えたのが、きれいに咲いています。暖かい光や雨や風にあたり、大きな花になって「がんばりよ。」と私を励ましてくれています。
もう15年も前、活動のまっ只中、仙遊寺さんからもらった蝋梅の苗を庭に植えていたのを道の横に植え替えたのが、きれいに咲いています。暖かい光や雨や風にあたり、大きな花になって「がんばりよ。」と私を励ましてくれています。
 


 また、2月8日には、集会所で医王寺の住職さんをお招きして針供養をしましたが、その時、手作りの袋に住職さんからいただいた「叶う数珠」とお菓子を入れてお接待しました。それから、毎年ではありませんが、大晦日に地区のお寺やお宮にお参りに来た人にも袋を縫ってお菓子を入れ、年頭のあいさつの言葉も入れてあげました。たったこれだけの袋だけど、幸せがいっぱい詰まっていると思います。
また、2月8日には、集会所で医王寺の住職さんをお招きして針供養をしましたが、その時、手作りの袋に住職さんからいただいた「叶う数珠」とお菓子を入れてお接待しました。それから、毎年ではありませんが、大晦日に地区のお寺やお宮にお参りに来た人にも袋を縫ってお菓子を入れ、年頭のあいさつの言葉も入れてあげました。たったこれだけの袋だけど、幸せがいっぱい詰まっていると思います。

お話をうかがったお部屋は、会の皆さんが気軽に集まって作業をする場所ということで、愛用のミシンとともに、様々な素材の布やはぎれがたくさん積んでありました。今でも「何かに使って。」といろいろな布が持ち込まれるそうです。ご夫婦の記念写真も飾られ、ご自身の小さいころの写真も大切に保存されていました。好きな物に囲まれて、おだやかに微笑まれる池内さんはとても幸せそうです。
 
 
 
新しい時代のコミュニティづくりは困難なことも多かったと思いますが、池内さんは、そのたびに自分を磨き、愛情と信念でまっすぐに立ち向かってこられました。池内さんが地域に蒔いた種は、会員の皆さんに引き継がれ、りっぱに芽を出し育っています。
人が集うこの家には、池内さんの魅力があってこそと思いました。これからもお元気で地区の皆さんの活動を支えていただきたいと思います。