
松の内も取れた1月17日、玉川町龍岡の湖畔の里を訪ねました。年中多くのお客さんで賑わっているこの場所で、一際元気良く声をかけてくださるのが「さくらクラブ」の代表で名物おじさんの長野和幸さん65才です。この日も満面の笑顔で「いらっしゃい」と迎えてくださいました。
以下、店舗の隣の和室で和やかにインタビューをさせていただいた様子です。
職業と聞かれたら林業です。湖畔の里ができた時、地域興しの為の何かをと思いお手伝いさせてもらったのがはじまりで、だんだん仲間も増え現在は100名あまりのボランティアグループ「さくらクラブ」となっています。
① 2月はじめの猪鍋。1月15日号の広報でもお知らせしていますが、今年は2日の日曜日に開催します。1000食用意しますが無料にしていますから毎年好評で、午後からのお客様にお侘びをしなければいけない状態です。
② 春の桜まつり。桜の開花状況によって日時を決めるので何時とはいえませんが、花の咲くころ1週間から10日を通して開催いたします。定番のお餅や赤飯、野菜のほか、うどん、タコ焼き、トウモロコシ、アマゴの塩焼き等々沢山の店が並び、遠く松山方面からのお客様も増えてきました。ダム湖周辺が1年を通して一番美しい季節のイベントです。
おばさんもおじさんも、誰でもみんな笑顔でお客さんの顔を見ながら「暑いね。寒いね。今日の大根はようできとるよ」などの会話を交わせる対面販売が要因かもわかりません。最近は旧市内の農家さんも出荷したいとの問い合わせがあり、品揃えは豊富になっています。が、地元で採れたものを提供する地産地消は、変わることはありません。
