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10月2013

地域活性化伝道師後援会

10月17日(木曜日)玉川支所大ホールで「地域活性化伝道師講演会」が開かれました。
がんばる地域活性化協議会連合体(旧越智郡の5町村・朝倉・玉川・波方・大西・菊間)が各地域を元気づける方法を探る目的で「未利用資源の使い方」と題しての講演で、約60人が参加しました。
講師は一般社団法人つむぎや代表の友廣雄一先生です。


友廣先生は早稲田大学卒業後「ムラアカリをゆく」と題し全国70カ所以上の農山漁村を訪ね、都会暮らしでは得ることのできない地産地消のくらしのとりこになりました。

このような地域に関わる仕事がしたいと思っていた矢先、東日本大震災に遭い、避難所でボランティアのお世話をしたのが宮城県の牡鹿(おしか)半島の人たちと関わるきっかけでした。

中でも牡鹿漁協女性部の方の「今まで頼りにしてきた漁師の主人達に代わって、何かお金儲けをしたい」の強い想いに応えるべく相談に乗り、出来上がったのがミサンガでした。

漁網に使われていた色とりどりの糸はとても丈夫でカラフルできれいなミサンガが沢山でき、それを売りました。

1本1000円で売り半分は作った人に、半分はチームの貯金としたのです。そして貯まった貯金を元手にわずか1年で念願の「ぼっぽら食堂」をオープンさせ現在に至っています。

ぼっぽらとは、急にとか計画なしにの意味があり浜に上がった魚のことで、市場に出せない規格外の物を使って作るお弁当だけの店で、中身はぼっぽらなところが人気で500円で2500食を売るそうです。
半島のほかの地域の女性も年間1000頭は駆除する鹿の角からアクセサリーを作って販売しており、販路は日本と言わず外国まで伸びていて40か所もあるそうです。

この様なことから、友廣先生が思うのは女性の行動力は男性の比ではなく、何事も先ず思いありき。
一歩踏み出し、失敗したらその時に考えればいいと言うことだそうです。
講演の後は前後左右の人たちと意見交などをして散会となりましたが「本当にやりたいことをすることで物語が生まれ現実となってくる」の先生の最後のお言葉は参加者のハートにしっかり留まったったことでしょう。
さぁ、これからの活動が楽しみですよ!!

 

友廣裕一氏と語ってみませんか

本日10月17日、午後7時から、玉川支所にて、地域活性化伝道師の友廣裕一さんをお迎えして講演会を開催します。

アナウンスが遅くなりましたが、未利用地域資源の使い方についていろいろとお話をお聞きしたいと思います。

どなたでもご参加いただけますので、是非ご参加ください。

友廣裕一さんについての参考WEB

四国経済産業局 「四国びと」のコーナーへ 縁をつむぐ物語 つむぎや 友廣裕一さん

生涯学習講座「玉川の自然再発見パートⅡ」

10月10日(木曜日)生涯学習講座「玉川の自然再発見パートⅡ」が玉川総合公園内の「万葉の森」で開催されました。


西条自然学校代表で、玉川町出身の山本貴仁先生のもと、自然が大好きな学級生30人あまりが2時間ほどで、森の散策をしながら自然にふれ合いました。

普段あまり気にしていない万葉の森ですが・・・気を付けて見るとあるある!

カブトムシの幼虫はゴロゴロと大きくまだ成長するそうです。

草むらの中にはあらら・・・(^_^)/ ノウサギのフンです!!まだ水分を含んでいるのは、今朝のものらしいです。

ドングリも観察すれば大きさも木によっていろいろです。

右手の大きいのはマテバシイ、コナラ、左手の可愛いのはスダシイでいわゆる椎の実です。

他にはアラカシ、クヌギなどがあり、受講生たちも思わず夢中になってドングリを拾っていましたよ。

更に進んで見つけたのは、萱の根元にさいているナンバンギセルです。

紫がとてもきれいで萱が邪魔そうに見えますがこの草の根元でしか育たないそうです。

隣のうけらの花には蝶々や虫が沢山集まっていました。

鮮やかな蝶はツマグロヒョウモン、少しくすんだのは秋のアサギマダラ、ブイブイの子供のようなハナムグリ、小さなイチモンジセセリ、日本ミツバチなど・・・。

雑木の中にはリンドウも咲いて森は秋本番でした。


10月でも汗ばむ陽気でしたが、植物が季節を感知して花を咲かせたり実がなるのは、気温ではなく日照時間で季節の移り変わりを感じるという説明を聞き「なるほど!」と納得でした。

玉川町の中心に位置しながら、一歩入ればこのような自然が一杯の森があり、再発見パートⅡにふさわしい講座でした。

ふるさとを知れば知るほど玉川が好きになります。地域にこういう学びの機会があること、うれしいですね。
生涯学習講座、あなたも参加してみませんか?詳しいお問合せは、玉川地域教育課までお問合せください。

「海と山をつなぐ」

10月9日付けの愛媛新聞の「取材最前線」に我が玉川町のことが書かれていました。

こういうふうに、捉えてくださる方がいらっしゃることが、我々の活動の励みになります。

しまのわ、やまのわ、瀬戸内の和。大きなわを育てましょう。

たまがわグリーンピック2013

いきいき健康わくわくふれあい たまがわグリーンピック2013!!

10月6日(日曜日)玉川そうごう運動公園で通称グリーンピックが開催されました。

前日遅くまで降っていた雨も上がり、グランドコンディションも良く、菅今治市長、安井支所長、越智豊市会議員、越智要体協玉川支部長の皆さんにご祝辞をいただき、予定通り9時スタートです。

オープニングは鴨部、九和両小学校の鼓笛隊の登場です。

元気いっぱいの玉川っ子のリズムに乗った演奏に、客席から大きな拍手です。


元気なのは子供だけではありません。

「ムカデでパンダ」ではムカデ競争をし、ラムネを一気飲み、最後にうまく騎馬の上からパンを食べてゴールです。

演じている人も、見ている人も大笑い!

チビッコに人気の「マンマくんふわふわ」は今年も人気者です。中がトランポリンになっていて歓声が響きます。

終盤もりあがったのは「バーゲンセールバトルロイヤル」です。

実行委員さんが背負っている白い袋の中に入っている景品の争奪戦です。

おじさんも、おばさんも、若い子もそうでない子も、奇声を発しながらグランドを所狭しと走り回る姿は、本日一番のプログラムメニューでした。

最後は恒例の餅まきでもうひと頑張り!!

楽しい運動会はみんなを笑顔にして終わりました。