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バードウォッチング

1月18日、玉川ダム湖周辺でNPO玉川サイコー主催のバードウォッチングを行いました。

講師は、日本野鳥の会愛媛代表・西条自然学校代表の山本貴仁先生で自然の達人です。
玉川ダム湖周辺は野鳥の宝庫。今日はどんな鳥に会えるかな?
山本先生からどんなお話が聞けるかなとわくわくしながら出発しました。

竜岡の天神社にはメジロやシジュウカラがいました。
神社裏で山本先生から「鳥の姿だけを追うのではなく、想像力を働かせることが大切。
このような建物についている爪痕や食べかすを調べて、どんな鳥が来たんだろうと想像すると楽しいですよ」と教わりました。

神社には、実をつけた木がたくさんありました。
「赤い実と黒い実、あなたが鳥ならどちらを食べますか?」

う~ん、やっぱり目立っている赤かなあ、と考えていると、鳥は好みの味や口に入りやすい大きさ、形などで選ぶのだそうです。

鳥が食べた実がフンと一緒に地面に落ちたものが、そのまま蒔いた種より発芽しやすいとか。鳥は自然界に貢献していることを知りました。


玉川湖公園に移動しました。

高校生や大学生の練習しているボートが、スーッとダム湖を走ります。

湖岸に群生しているガマの穂を先生がふうっと吹くと、柔らかい毛がふんわりふんわり飛びました。

因幡の白ウサギがガマの穂で傷をいやしたというのもうなづけます。

水面にカイツブリの姿が見えました。
ぷっくりした姿に思わず「かわいい!」

「木の上の葉っぱに何かくっついとるよ。」と子供の声。

見るとこんな虫が・・・。

山本先生が採取して「自然にできる山繭です。皇后様も育てておられて、高級なシルクができます。」と教えてくれました。子どもの目ってすごい!きれいな薄緑色の繭に見入ってしまいました。

玉川ダム周辺はいろいろな野鳥がいます。この自然を守っていきたいですね。
ご参加いただきました皆様方、ありがとうございました。