地域福祉みらい会議
4月25日(土曜日)松山市総合福祉センターで、「い~よね!愛顔のえひめ暮らし~地域福祉みらい会議」が開催されました。
「ここでずっと暮らしたい!」と思える町づくりを目指し、共に学び様々な活動が県下各地に広がることが目的で、玉川町からは「鈍川ふれ愛茶屋」の青野孝枝さん、越智伸枝さんが第2部のはなしで、「株式会社森のともだち農園」の森智子さんが報告として登場しました。
オープニングの後はにわか劇団の小芝居です。
各方面で活躍している皆さんの、リアルでテンポのいい会話は、見てる人を飽きさせず、「ここでずっと暮らしたい!」のテーマに午後から開催の分科会のテーマへと関心を高めてくれました。
昼休みには、『食堂ゆすかわ』の映画上映もありました。
ロビーでは、ふれ愛茶屋さんたちが、おからかりんとうや、おかきなどを販売していました。
午後からは、3つの分科会に分かれて事例発表です。
森さんは「あなたがそこにいるだけで・・・」がテーマの第1分科会でした。
彼女の20代から50代の今までの地域との関わり方の数々には、驚くばかりでした。
何十年もの長い間、地域づくりにかける想いはぶれることなく継続されており、個人の歴史は仲間の歴史に、更に何かのきっかけで地域の歴史になると締めくくられた言葉にも説得力がありました。
ふれ愛茶屋の越智さんは、ひたすら地域の人たちのお役にたって、隣のじいちゃんばあちゃんが「ここでよかったぞん」と嬉しそうに話してくれることだけを望んでいると謙虚に話されました。
ここはお金を使いに来るところじゃなく、嬉しかったこと、楽しかったことを持って帰って家族で会話を楽しんもらうために来てほしいと常に思っているそうです。
会長の青野さんも、みんなが心を一つにして行動したことで地域の人たちに笑顔が戻ることのお手伝いが出来ることが嬉しいとも話されました。第3分科会のテーマは、「ひとごとではない、自分ごと」でした。
最後には、総括として、各分科会報告が行われ、学びを共有しました。若い人の参加も多く、地域福祉の未来を語るに、とてもいいさわやかな機会でした。
2015年4月25日| Category:玉川のニュース