3月2日 植樹祭
3月2日(土曜日)地域づくり研究「源流」主催の「植樹祭」が、町内龍岡の嵯峨子城跡で開催されました。
この事業は、愛媛の森基金の助成を受け、水源保安、名所づくりのために 行われました。
山の上へ上がってみると、以前荒れていたところも、よみがえらせるために再生中でした。
前日の大雨が嘘のような好天に恵まれ、子どもたちもたくさん参加し、約80人が、しだれ桜と山桜200本を植え爽やかな汗を流しました。
小山田会長さんの挨拶の後、市の水道部長さんが、平成6年の大渇水の時、市制施行以来初めての断水となり、 それをきっかけとして山を見直すようになり、「源流」はじめ「緑の少年団」の皆さんの活動が大きな役割を果たしていると話されました。
そのあと、公務のため出席できなかった市長さんの記念植樹が行われ、いよいよ植樹開始です。
あらかじめ重機で穴は掘っているので、苗を置き周りに土を入れ踏み固めます。
竹のつっかえ棒をシュロの紐でしっかりと縛って出来上がりです。
ゴロゴロと石があったり、笹の根が張っていて鍬が入らなかったりと大変でした。
子ども達もがんばりましたよ。
この子供さんたちが大人になった時「私らが植えた桜なんよ!」と楽しんでくれることが、今日参加した大人たちの喜びとなることでしょう。
以前からある古木は花芽がついて春が来るのを待っていました。
看板もみんなで立てました。
小山田会長の奥さんも「来月は皆さんで桜を見に来てくださいね」と笑顔で労をねぎらってくださいまhした。
ここの地は、今までも別名「玉川の桃源郷」と呼ばれていましたが、これからこの桜が咲く頃には、自然と農をとおして、人の元気を取り戻す場になると思います。
森林を守り、里山を考える、そんないい機会にもなりました。
2013年3月5日| Category:玉川のニュース