ワラシシが運んでくれたもの
先だって、愛媛新聞のトップにも取り上げられていましたワラシシづくり。
10月15日には、地元玉川中学校の生徒たちも手伝いに訪れています。
この仕掛け人は、今治市社会福祉協議会玉川支部のKさん。
玉川の小学生や中学生、また玉川ボランティアネットワークと共に高校生たちまで、いろいろな世代の子どもたちと地域がかかわっていくことを通じて「地域福祉」を身近に感じてほしいと願って、多くのふれあいの機会の種まきをされています。
こうした地道な活動は、なかなか表に出ませんが、幼い頃から地域の人たちや行事などにかかわることを、繰り返し繰り返し積み重ねていくことが、今の玉川を作っているように感じます。
ワラシシの骨組みには、制作にかかわった人たちのメッセージが刻まれています。「多くの人にこのワラシシを見てほしい・・・」そんな思いが、「ふるさと玉川」を子どもたちの中に育てていくのかもしれませんね。
今いろいろなところでイベントが開催されていますが、ひとつのイベントを通して、何を地域に生み出すか、積み重ねていくかが問われる時になってきています。
目に見えないものが積み重なって、私たちの地域を支えていく力に育つよう、私たちも共に育ち合いたいものです。
2015年10月26日| Category:四季の徒然