玉川のニュース
10月21日(日)は鴨部小学校の地域参観日でした。
毎年秋の恒例行事で、両親、祖父母はもとより、地域の方もどなたでもと参加できます。
授業を参観した後は、学年ごとに親子で何かに挑戦します。
4年生はたのもさん作りでした。
最近 は見かけなくなりましたが、秋の豊作を祈念してつくられ神様にお願いをする行事です。
米粉に色を付けて練り上げて、粘土細工をするように作った花を中心にあしらい、その周りに人形や動物などを彩りよく並べるとできあがりです。
「玉川ねっと」の「歳時記」からの資料もそこかしこで参考にされていました。
宇高君のおばあちゃんが先生で、役員さんやほかのおばあちゃん達にも手伝ってくださいました。
お手伝いのお母さんたちも初めての人が殆どですが、お父さん、妹、弟達も参加してワイワイガヤガヤ45分の時間内に何とか出来上がりました。
子供たちのほうが独創性がありますが、結構お父さんたちが一生懸命になっていたのもほほえましかったです。
親子で何かをする機会の少ない昨今ですが、十分に触れ合い思い出に残るたのもさん作りでした
そのあと体育館で開かれたバザーも盛況で、おはぎやトリから揚げも飛ぶように売れていました。
少人数の学校ならではの行事ですね。教室に家族が入ってもまだ余裕があるくらいですが、なんでも協力して取り組んでいる事がとてもほほえましくいいと思いました。
(子どもたちの顔にはわざとぼかしをかけております)
2012年10月21日|
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10月16日(火)に、生涯学習講座が開催されました。
今回は、玉川総合公園にある「万葉の森」を散策しながらの学習です。
30人が参加して、2時間あまり時間を過ごしました。
講師は、「万葉の森を守る会」の品部政夫会長さんと、JAおちいまばりの広報紙の選歌や歩道今治短歌会の指導者をなさっている村上時子さんです。
品部会長は、「万葉の森」を玉川町につくる時からかかわり、長きにわたって、万葉植物の維持管理にあたっていらっしゃいました。
今月10月20日で、ちょうど「万葉の森」の開園式をしてから、10年がきます。開園に至るまでにも2~3年の年月を費やし、玉川に「万葉の森」をという思いで準備なさった当時をふりかえります。その思いは、 「玉川ねっと」の「この人に聞く」のところにも一部掲載されています。
村上さんは、万葉集をはじめ、短歌にとてもお詳しく、いろいろな説明をしてくださいました。
朝、学級生が、総合公園に集合し、開会式です。
今日は万葉集の植物のうち、13種を見て歌の説明がありました。
まず稲の歌です。
次はあかねです。
あかねは希少植物に指定されている大切な品種です。
次々と説明を聞きながら長い階段を上ると万葉花壇があります。
穏やかでゆったりとした時間で私たちに万葉の世界に浸ることができました。
日常では聞くことのない詳しい説明に参加者全員満足した散策でした。
地元にこんな素晴らしい「万葉の森」があるということを、まずは住民が知るということで、意味のある学習会になったと思います。
「万葉の森」ができた当時の関係者の方々の中には、もうお亡くなりになった方もいらっしゃいますが、その方々や維持されてきた10年にも思いを寄せます。
「万葉の森を守る会」の方のお話では、 今はその管理を別の団体が担ってくれているそうですが、なかなか財政も厳しい中、枯れた植物を補植できなかったり、一年草の管理など何かと大変なことが多く、いい状態での管理が年々難しくなってきているのが残念ながら実情のようです。
「玉川ねっと」では、この玉川町にある「万葉の森」の価値を多くの方々に知っていただきたいという思いから、コーナーを設置しています。
「玉川ねっと」「万葉の森」
足元の文化を知り、その価値を知り、守り育てようとする気持ちを少しでも持っていただければ・・・そんな密かな願いも草花に込めて・・・・。
そんな思いを知ってか知らずか、草花が気持ちのいい秋風に揺れていました。
なお、次回の生涯学習講座は、11月13日に「花心」の越智麻乃さんを講師にお迎えしてのひと足早めのクリスマスと題しての寄せ植え講座が開催される予定です。詳しいお問い合わせは、玉川地域教育課「生涯学習」まで。
2012年10月16日|
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今日は秋晴れのもと、玉川総合公園で、恒例のグリーンピック2012が開催されました。
九和小の鼓笛隊の旗が青空に踊っています。
幼児もがんばって走りました!!
そして、町の達人たちも、笑い声とともに、ハッスル!ハッスル!!
フリースローは一番人気のプログラムですが、今年もたくさんの参加がありました。
「みんなでジャンプ」は、グリーンピックの名物種目です。
出場者はトレーニングをかさねています。
現在50代の人たちも、小学校や中学校で一生懸命練習した思い出があることでしょう。
チーム力が大事。みんなで息を合わせないと続けて飛ぶことができません。
さて、周りではバザーが盛り上げてくれました。
これは、名物の「ヒラメ釣り」です。
なかなか挑戦するとむずかしい!
でも、終了する頃になると、ヒラメくんたちもだいぶん弱ってます(苦笑)
お昼ごろが、一番忙しそうで、賑わっていました。
焼き鳥も炭火ですから、いい香りを漂わせていました~。
今日は、市内各所でいろいろなイベントがありましたが、こうした玉川の住民の絆をたしかめあえるようなイベントは、これからもずっと大切にしていきたいものです。
町内の老若男女が手を叩き、大きな声で声援を送り、笑い声が緑の山間にこだました1日でした。
お世話された実行委員会の皆様も、ご苦労様でした。
2012年10月7日|
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9月23日(日)朝まで降っていた雨が止んで、鴨部小学校では、運動会が開催されました。(九和小学校は春に開催さrました)
足元が悪いため、1時間遅れの開会式となりました
しかしそれが幸いして、スタートする頃には、グランドコンディションは、砂埃もなくテントの中の観客席は、涼しい風が行き交い絶好の運動会日和です。
ここ鴨部小学校では、今年の運動会のテーマは「かけぬけろ勝利という名のゴールまで」を校舎に掲げ、校長先生から激励の言葉で開会式です。
白組応援がっせんの1コマです。
プログラム「変身!」では、5年生が、来年入学する年長組の園児を背中に負って競技しました。ほほえましい姿でした。
地元の獅子保存会おじさん達から教わった郷土芸能のしし舞を一生懸命披露しました。
小学生に混じって、日の出保育所の子どもたちもがんばっていました。
かわいいですね!
秋空のもと、子どもたちの歓声と家族や地域の人たちの応援が校庭に響いたいい運動会でした。
詳しい情報は、また各学校のホームページにも掲載されると思います。
http://www.tamagawa-net.jp/school/school.html
町内の児童・生徒は、地域の子どもとしてすこやかに育ってほしいですね。
2012年9月23日|
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9月22日(土)に今治市立玉川近代美術館の蔵品展Ⅱにちなんで、特別企画 MAYA MAXXさんの美術トーク「絵画は難しくない!」が開催されました。
MAYA MAXX さんは今治市波方町出身の画家です。
MAYAさんのお話によると、27歳の時に京都の「やよい画廊」で出会った有本俊夫の絵に感化され独学で絵を描き始め、 自分だけに見えたこと、聞こえたことをひたすら描き続けているのだそうです。
今回、そんなMAYAさんが、難しくない絵画鑑賞のポイントもとてもわかりやすくお話してくださいました。
MAYAさんのお話で、印象的だったことをご紹介します。
各フロアーに入って一番先に目に留まった絵からのオーラと言うかエネルギーを感じること。 その絵に近づいて見ると、それは確かにいい絵のはずです。
絵画鑑賞は絵を見ながら自分自身を見るもので、その絵を今から後に、1年後、5年後、10年後に見てください。 初めて見た時と、感じ方は違うはずです。
美術館もフロアーも絵が置かれている環境はなんら変わっていないのに、感じ方が違うのは、あなたが変わったからなんです。
この自分自身が変わっていることに気づかせてくれるのが 絵画鑑賞なんですよ!!
なんて分りやすいんでしょう!!
そして好き嫌いはあっても美術年鑑に載ってるような画家はやっぱり超一流な画家で、 絵画にも流行があり進化していくが、そういう絵は現に何年たっても残っている。
又、天才と言われる人たちの絵は、必ずと言っていいくらい画面の下部に余白がある。
天才の精神は不安定で、少しでも神に近づきたい思いがあるので、上部が詰まっているとおっしゃる。
現にサルバトール・ダリの「トランプ賭博気質」も松山出身の小茂田守介の「カレイ」も絵が上部に寄っている。これまたわかりやすい。
美術館を出るときには、この中で1枚あげると言われたらどれにしようか?
なんて想像するのも楽しいでしょう。思うのは自由ですからね~!のジョークに会場は和やかな雰囲気に。
このような解説を時々今治弁を交えながら、とても親しみの湧く口調で話してくださいました。
最後にMAYAさんは、この世で一番好きなのは、絵!!
絵を描くことで生活ができている・・・今はとてもHAPPYと笑顔で締めくくられました。
終わってみれば、あっと言う間の1時間でした。 天才の絵を確かめたい方は玉川近代美術館へ是非お出かけ下さい。
(今回は特別にフラッシュ禁止で写真撮影が認められています。通常は写真撮影は禁止ですのでご注意ください。)
2012年9月22日|
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