マコモタケの収穫始まる
玉川ダムの周辺・龍岡地区を中心として、玉川には「マコモタケ」が多く植えられています。
この時期、畦道に咲く曼珠沙華と共に、山里の風景となっています。
その「マコモタケ」が、収穫の時期を迎えました。
「マコモタケ」は地元の農産物の直販所「玉川湖畔の里」がオープンするにあたって、何か地域に特産品をと取り入れた野菜です。
13年前には、西日本では初めて取り組みを始めたと言われていました。
現在では、龍岡地区を中心に町内に植えられています。
「マコモタケ」はイネ科で休耕田を利用するのに適しています。ちょうど玉川の気候が栽培にも適しています。
栽培を始めて10年ほど、愛媛県の地域資源にも認められています。
収穫期になると2メートルを越えるほどの高さとなり、茎の部分が肥大します。
このふくらんだ白い部分が可食部で、「マコモタケ」と呼ばれます。
玉川の「マコモタケ」は全国的にも品質がよく高く評価されています。
今治、松山を中心に、東京や大阪にも出荷されています。
市内の学校給食のメニューにも使われています。
他の町では、マコモタケを使って地域活性化に取り組んでいるところが全国的に増えてきて、玉川でも取り組みが広まることが期待されます。
2012年9月30日| Category:四季の徒然