今治地方水と緑の懇談会 森林体験教室
11月28日(水)に、「平成24年度 今治地方水と緑の懇話会 森林体験教室~今治地域住民と次代を担う青少年等による水源の森整備事業~」が玉川町畑寺の市有林で開催されました。
今治地域水と緑の懇話会の方、市の水道部、農林振興課の職員の皆さん、玉川支所の担当の方など28名の参加でした。
これは、全国47都道府県のローソン各店舗を通して寄付された「公益社団法人国土緑化推進機構の緑の募金」を活用しています。
植栽面積は0.39ha 。
そして、植栽樹種は、なんとトチノキ、ホウノキ、ケヤキ、クヌギ、エノキなど13種類で植栽本数は700本という規模でした。
穴を掘り落ち葉を取り除いてから、小動物から苗木を守るための黄色いネットをかぶせて土をかけ、その上に乾燥防止のために落ち葉を置いてやっと1本植え終わります。
とても大変な作業ですが、植え終わった後は、美味しい空気とともに爽快感が!!
今年、下朝小学校、上朝小学校の児童の皆さんがこの事業に参加するはずでしたが、雨天のため竜岡体育館での行事のみになりました。
来年もこの季節に開催されるそうです。緑豊かな森は、地球上のすべての生命の基盤であると言われています。
森林をはじめ自然の営みは、一朝一夕にはいきません。長い年月をかけていい循環が生まれ続いていきます。
子どもたちには、植栽を体験することによって、いろいろなことに関心を持ってほしいと思います。
今日おおぜいの人の手で植えられた苗木がどうか元気で大きく育ち、エノキの木に国蝶のオオムラサキが飛来してくるようになってくれるのが関係者の夢です。
2012年12月7日| Category:玉川のニュース