歳神様をお迎えする準備
奈良原神社で、歳神さん(としがみさん)をお迎えする行事があるというので、スタッフも同行させていただきました。
神社総代さんと鈍川木地に住む氏子の門田さん(門田さんについては「この人に聞く」で紹介予定です。お楽しみに!)、宮司さんご夫妻と私たち飛び入り3名で楢原山の山頂(1042m)にある奈良原神社をめざしました。
毎年注連飾りを作ってくださるという91歳の氏子の門田さんが最高齢で、かなりの平均年齢の高さです(笑)
年の瀬に山に登り、神事を守り続けておられることに、大変感銘を受けました。同行させていただいて、とても身の引き締まる思いがしました。
寒さの厳しい日でしたが、山へ向かう途中でも雪景色。神聖さが一段と増しました。
今年初めての雪景色に感動して、「わぁっ、雪の花!」とか、「ダイヤモンドをちりばめたみたい!」とか喜んでいたのは、つかの間。
新雪を踏みしめて登っていくと、だんだん手はかじかむし、足元からはさすような冷え込みがおそってきて、とても大変でした。
寒さの中、「おしめあげ」と「大祓」の行事を執り行い、お正月を迎える準備ができました。
清々しい気持ちで、今年一年のお礼と、来年もどうかお守りくださいと手を合わせました。
本当に貴重な経験をさせていただきました。
歴史と自然がいっぱいの楢原山にひとりでも多くの人が訪れてくれるといいなぁと思います。感謝の気持ちで山を下りました。
2012年12月19日| Category:四季の徒然