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6月2013

「夏のおはなし玉手箱」のご案内

来る7月6日(土)午前10時から(開場 9時30分)から11時45分まで、毎年恒例になりました「夏のおはなし玉手箱」を開催します。


一部チラシの演目が変更になっています。大型絵本は「ふしぎなキャンディやさん」から「999ひきのきょうだい」になりました。
玉川のふるさとカルタとり大会も開催しますので、お誘い合わせの上、多くの方々のご来場をお待ちしています。

「万葉植物について」 講演会のお知らせ

来る6月28日(金)9時から、今治市役所玉川支所第2会議室におきまして、万葉集によまれた植物についての講演会を開催します。

「万葉植物について」と題してのご講演をいただく講師は、千歳 滋(しげる)先生です。


今年度取り組んでいる「万葉の森」再生事業で、私たちももっと万葉植物について知ろうということになりました。
会員の皆様方はもとより、ぜひ多くの方々のご参加をお待ちしています。

入場無料となっております。

詳しいお問い合わせは、NPO法人玉川サイコーまで。

国道を花で

国道317号を通っていると、なにやらいつもと違う感じが・・・。

裏へ廻ってみると、龍岡中村の老人会のみなさんが、休憩中。
「みなさ~ん」「ちょっと こっち 向いてくださ~い!」というと、笑顔で答えてくれました。

最近、玉川町内では各所でお花の苗を植えている風景がみられます。

熱中症が心配なくらい暑い中、みなさんの作業に頭が下がります。

そして、できあがった花壇はご覧のとおり。

道行く方々を楽しませてくれるでしょう。

神子森の田植え

6月15日(土曜日)やっと梅雨らしい雨が降り野山が生き返った中、神子森に移住が決まっている人たちが田植えをしました。

すでに畳表の工房開きを済ませている徳永さんの田にはイ草が植えられていました。

今日は、地元の越智さんの田を借り受けている松山の渡辺さんのたんぼの田植えです。

昨日からクワと手で田の草取り(機械で耕すことはしません)をして準備をしています。

種籾から育てた苗を、ご両親や移住が決まっている北野さん夫婦や従弟が手伝います。

越智さんが探してきた懐かしい田植えの道具を目印にし、鎌などを使ってあけた穴に苗を1本づつ植えていきます。

普通は3~4本植えますが1本でも十分株は増えて収穫はできるそうです。

不耕起農法(ふこうき)といって、土を機械を使って掘り起こさなくても、大地の恵みを十分受けているこの地では、小川にも田んぼの土ににもミネラルは一杯含まれていて、化学肥料などもなくてもそれだけで十分だそうです。

今日は黒米、神仁穂米(かにほ米は赤米)緑米、ハッピーヒルの名で知られる福岡米、松山三井を植えます。

植えた後は少しの水の管理と、大変なのは草取りらしいですが、その雑草も枯らして肥料になるそうです。

これを年々繰り返し、混じりけのない純粋な有機の種を子孫のために残していくことが使命だと言われます。

「土地さえあれば、機械も肥料もなくても農業はでき、安全なものを食べて子育てができるのは、ここ神子森しかない」がここに集まって来る若者たちの共通の思いだと感じました。

明日は徳永さんの田んぼも田植えです。

米やイ草、お茶の栽培も決まっていて、ますます神子森から目が離せません。

地域に根ざした美術館とは?

6月13日19時から、玉川公民館で「地域が盛りたてる玉川近代美術館のあり方検討委員会」という「長~い名前の緩~い委員会」(支所長談)が開催されました。

玉川の美術館を地域住民の誇りとして盛り立てていくにはどうすればよいかを検討し、とりまとめる会です。

地域教育課長が美術館の概要や建設時の思いを紹介した後、ざっくばらんな雰囲気の中で1回目はフリートーク。

なんかおとなしそうに見えた委員さんから次から次へと意見が飛び出す。

「宮窪みたいな組織を作りたい」「子どもを呼んで1日ピカソ体験」「吹奏楽と絵画のコラボ」「ミュージアムショップが必要」「絵画にまつわる料理」「画家の人生」「高尚すぎて雰囲気が堅苦しい」「企画展のポスターがつまらん」「入場料が高い」「看板が目立たない」「宣伝がヘタ」「学芸員を応援する地域の力が必要」「文化交流観を合わせて活用」「郷土のアーティストとジョイント」などなどいつまでも尽きぬ意見の嵐。

皆さんもどんどん意見をお聞かせください。玉川サイコーが検討会にお届けします。