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懐かしの仏ヶ峠

11月26日NPO法人玉川サイコーのメンバー3人で桜の名所と唄われた、鈍川の仏ヶ峠を訪ねました。

好天に恵まれ紅葉狩り気分で出発です。

今日のお先達の門田さんは、60年以上前木地の祓川から鈍川小学校へ通った時の通学路だったと言います。

又信仰の厚かった奈良原山への登山道でもあり、村上さんは鈍川小学校1年の春の遠足は仏ヶ峠だったそうです。

それぞれの思いを胸に、神子の森から林道を走るコースを車で移動です。途中眼下には元鈍川小学校や、遠くにはしまなみ海道まで見渡せる絶景が広がります。

やがて、車も下りてけもの道へ入っていきます。

しばらく歩くと倒れている立派な石柱があり、奈良原山や鈍川村中の字を確認しました。

案内板らしきものは見当たらず、このあたりが仏ヶ峠と思われるので、表に仏が峠、裏に中通千びき峠と書いた立札を立てました。

その後、鈍川木地(祓川)へ旧道を下って行きました。道中門田さんは、鈍川小学校への通学途中大声で歌を唄ったこと、薄暗くなった道を提灯を下げて歩いたこと、木の実もいっぱい食べたこと等懐かしい話をずっと聞かせてくれました。

♪さくら千びき 仏ヶ峠♪とうたわれた地をはっきりと確認することはできませんでしたが、子供のころを思い出させてくれた山歩きでした。