13 « 4月 « 2013 « 玉川ブログ

山里の工房開き

13日(土)、玉川町神子ノ森の旧集会所を改修して、工房がオープンしました。
その名も「徳さんの手織り畳表工房」。

「徳さん」ことAA STUDIOの徳永英治さんと、橋詰飛香さんの工房です。
彼らをこの山里の小さな村に迎えるために、いろいろと準備をしてきた神子ノ森の越智さんをはじめとするみなさんや玉川の人たち、そして徳永さんたちのお友達・・・みんなが集まって門出を祝いました。

朝、10頃前からお餅つきが始まっていました。
こんな感じでもち米を蒸しています。

この建物は、玉川ダムに沈んだ龍岡小学校の建物の一部を持ち帰り作ったものだそうです。
それが今またよみがえって、とてもうれしそうでした。

徳さんの畳表を織る織り機です。
いぐさを丁寧に織っていきます。

どうして畳表の職人になろうと思ったのか。
どうして玉川へ住みたいと思ったのか。
こういう自然がいっぱいのところで、手仕事を大切に守りたいと思われたそうなのですが・・・話せば話すほど、惹きこまれていきます。

そうこうしているうちに、お餅はぺったんぺったんつきあがります。

よもぎ餅、赤米のお餅、黒米のお餅・・・・・。

それを地元の人と若い人たちが一緒にもんでいきます。

のんびりと、腕時計をはずした時間が流れていきます。
桜は終わってしまいましたが、どこからか鳥の鳴き声が聞こえてきて、吹く風も心地よい・・・・・。

徳さんの門出を祝って、みんなが手仕事でついた餅。

子ども達も野を走り回っています。

こんな風景、私たちが子どもの頃にはあたりまえにありました。

地元の人たちが、お祝いのお料理を作って運んできてくれました。

心づくし。

山の幸ふんだん。

それを囲む人たち。

時にワイルドだぞ~!みたいなものも出て、笑いがいっぱい。

今までここで暮らしてきた人、そしてこれからここで暮らす人。両者の垣根を取り除く、ゆったりとした時間と、風景。

そしてそこへこの方登場!!
なんとびっくり自転車でやって来た!!(笑)

「支所長さ~ん!!よう来てくれたのぉ~。
まあ、あんた~チャリかいな~」

どうですか?みなさん。私たちの町・玉川。
やっぱりサイコーやと思いませんか?

いっぺん来てみとん。
気に入ったら、住んでみとん。