豫中神社(玉川町中村)の春祭り
玉川は、5月10日11日12日と町内各地で、春祭りです。
中でも鴨部中村の嶋御門神社、豫中神社は獅子舞や継獅子が出て大変賑やかでした。
写真は、豫中神社の様子です。
12日(日曜)10時から神事が始まり祝詞(のりと)の後は可愛いお稚児さんによるお神楽の奉納です。
次に獅子舞が神前で奉納され、その間にも継獅子に出る子役たちは本殿前で出番を待ちます。
軽快な太鼓の音が鎮守の森にこだまし、観客も自然に体が動きます。
やがて緊張の瞬間、継獅子です。
先ず、本殿前で3継ぎのご披露ですが、1か月の練習の成果を大いに発揮し、大きな拍手をいただきます。
太鼓の先導で獅子舞が石段を下りて下の広場へ行きます。
そして、再度継ぎ獅子。
ほんとうに、練習のたまものです。
最後は三番叟のリズムで漬き上がったお餅やお菓子が投げられて、宮出しは無事終了。
年々参加する人が大人も子供も少なくなっているのが現状ですが、保存会の人たちは、「なんとしても次の世代に引き継いでもらわなければの思いでがんばっています」とおっしゃいました。
観客の中には、遠くは松山からのアマチュアカメラマンもいて、盛んにシャッターチャンスを狙っている人が多くいました。
玉川の伝統文化。ずっと続いてほしいと強く思いました。
2013年5月12日| Category:玉川のニュース