17 « 5月 « 2013 « 玉川ブログ

「万葉の森」の整備に向けて

5月17日(金曜日)万葉の森の調査に行きました。

ここは玉川の「万葉の森」という公園です。
万葉集に詠まれた草花が、もともと自生しているものを活かして作られています。
平成14年10月に開園しました。この「万葉の森」は、県下で2か所しかない公園のひとつです。(もうひとつは松山の護国神社にあります)

管理は玉川町から今治市に引き継がれていますが、開園時から時間が経っているため、多くの花木が枯れたり雑草と共に抜かれたりしてしまっているのが現状です。

そこでこの「万葉の森」づくりの最初から関わってこられた品部政夫さんの熱い思いを汲むべく、NPO法人「玉川サイコー」としてもう一度公園の整備をして町民の宝物を取り返そうと本日の調査になりました。

幸い、行政と住民が共に取り組むことになり、支所からは担当部署の課長さんらも同行してくださいました。

どこをどうすればいいのか、行政のしてくださること、また住民ボランティアの私たちができることは何なのか・・・品部さんの解説で調査の開始です。

品部さんは月に一度は公園を見回っているそうで、気になるところを次々と報告してくれます。

アジサイが育ちすぎて、300本もあるのに花がきれいに咲かないので剪定しなくては・・・。

万葉の池の中の水生植物が枯れてしまい、おまけに誰かのいたずらで立札がことごとく倒されている・・・。

肥料を施すと草が良く生えるので、年4.5回は草を刈る必要がある・・・。

サナカズラが添え木と共に倒れてしまっているのを起してやらないと育たない・・・。

虫がついている木は消毒をする必要あり・・・等・・・・

また、染色家の山本真知子さんも藍の苗持参で参加していただき、みんなで苗を植えました。

「ムラサキとあかねと藍は、責任もって枯らさないようにします。」と約束もしてくださいました。

2時間ほどの調査で本当に多くの宿題が見つかり、又私たちの多忙な日々が続く予感がしました(笑)

今後1つずつ取り組みます。少しずつ協力者も増やし、子どもたちからシニアまで、植物や歌に楽しむ公園になるよう、ハードもソフトも充実させていきたいと思います。
また、このブログでも作業の協力を呼びかけることになると思います。その時には多くの方々のご協力をお願いします。

愛媛新聞に紹介される

5月17日(金)付けの愛媛新聞に、町のマップ「たまがわ」のことが掲載されました。

ちょっと、みんな・・・表情かたい?!怖い感じがするのは気のせいでしょうか? 写真は・・・それなりですからね・・・(笑)
写真の写りより、冊子の中味にご注目ください。

後ろにはさり気なく写っている「玉川ねっと」です。
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