玉川総合公園の石槨についての説明会
玉川総合公園の中に、万葉の森があります。
その一角に「横口式石槨の由来」(よこぐちしきせっかくのゆらい)の立て札あ有り、発掘された大きな石槨が置かれています。
これは、昭和51年の台風の後始末をしていて法界寺で発見されたものです。
当初は石棺と表記されていたのが、老朽化に伴い、作り変えた時に、石槨となったいきさつの説明会がありました。
当時の関係者、に加えて今年万葉の森の整備を行うことになっているNPO法人玉川サイコーからも4人が出席し、市の教育委員会からの説明を聞きました。
石槨は石棺を入れる為のものであり、180cm×94cm×74cmの花崗岩の一枚板のこれは、ご遺体を直接安置するには大きすぎるのではないかとの見識から、石槨に書き替えたとの説明でした。
当時、これだけ立派なものが発掘されたにも関わらず、正確な記録が残っていないことが、いまさらながら惜しまれる今日の説明会でした。